パニック障害と双極性障害を抱えながら、“大好きだった映画を観ることができなくなった私”が、今だからこそ伝えたいこと

カチンコを持っている女性

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皆さんこんにちは☺海音(みお)です。

今回は、パニック障害、双極性障害を持っている私が「映画を見れなくなったこと」について、お話したいと思います。

映画が大好きだった私が、ある日を境に映画館へ行くことも、家で映画を楽しむことも難しくなってしまった。その背景には、病気との向き合い、そして自分自身の心の変化がありました。

同じように感じている方が少しでも「ひとりじゃない」と思ってくれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただけると幸いです。(^^)

映画が大好きだったあの頃

私はもともと映画が大好きで、映画館にもよく足を運んでいました。
一人でふらっと映画を見に行くのも好きで、非日常の世界に没頭できるあの時間は、私にとって心のリセットでもありました。

笑ったり、泣いたり、感動したり…
映画は私の感情を自由にしてくれる、そんな存在でした。

異変の始まりと「観れない」体験

ある日、映画の上映中に突然「息苦しさ」と「強い不安」に襲われました。
胸がドキドキして、逃げ出したくなる感覚。それが初めてのパニック発作でした。

それ以来、映画館という空間に入るのが怖くなりました。
「また発作が起きたらどうしよう」
そんな不安が頭から離れず、次第に映画を観ること自体を避けるようになってしまいました。

今でも、閉鎖空間や密に人が集まるところは本当に苦手です….。

双極性障害による気分の波と集中力の問題

双極性障害の「うつ状態」のときには、何をしても楽しく感じられず、映画を観る気力すら湧きません。
逆に「軽躁状態」のときは、頭が忙しすぎて、一つの物語をじっと観続けることができなくなります。

気分の波があることで、「観たい気持ち」と「観れない現実」の間にギャップが生まれ、自己否定感に繋がることもありました。

自分を責めないことを学んだ

「なんでこんなことで映画も観れないの?」
以前の私は、そんなふうに自分を責めてばかりでした。

でも今は、「それが今の私の状態なんだ」と受け入れることを少しずつ学んでいます。
無理に観ようとせず、心が落ち着いているときに短編を観たり、好きな声優さんの朗読を聞いたり、自分なりの方法で物語に触れるようにしています。

映画を観ること以上に大切なこと

映画を観ることができない自分を、以前の私は「弱い」と思っていました。
でも今は、「映画を観ることができるかどうか」よりも、自分の心と向き合い、大切にすることの方が大事だと感じています。

またいつか、映画を楽しめる日が来るかもしれない。
でも、今の自分も、そのままでいい。

同じように悩んでいる方がいたら、「あなたはひとりじゃない」と伝えたいです。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました!

これからも色々な情報発信をしていきたいと思いますので、今後とも海音(みお)をよろしくお願いいたします🐬

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