『スポーツウィッグ®︎』。脱毛症で悩んだ【harih】の社長が開発した、スポーツしても取れないウィッグ。

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

私は、変わり映えのしない髪型をしています。

大きな要因は、20代で、甲状腺機能低下症を発症したことです。

私は覚えていなかったのですが、母が「昔、貴方に十円ハゲができていた時があったよ」と言いました。

ただ、あれは治りましたし、自分も気付いていなかったですし、気にも留めていませんでした。

ですが、甲状腺機能低下症を発症して間もない頃は、症状の1つである記憶障害の影響で、どれだけ髪が抜けていても、気が付いていませんでした。

母から「毎日かなり抜けていておかしいから、検査した方がいい」と指摘を受けて、検査して、病気が見つかって、チラーヂンSを飲み始めて、記憶する力が回復し、鮮明になりました。

その時は、多くの髪の毛が失われていた状況で、絶望しました。髪の根元から抜けているので、生えても来ません。増えもしません。ただただ、鏡を観て悲しかった。

10代の頃、「社会人になったら、髪を染めたり、パーマとか、カールも巻きたい」と思っていました。それは、叶うことがなく、いつも自分の変わり映えのしない髪を観て、溜め息をついています。

私は脱毛症ではありませんが、ヘアロスという状態です。ヘアロスは誰でも悩む問題ですが、当事者の方が1つのヘアロスの方にとって、希望となるウィッグを開発しました。

それが、『スポーツウィッグ®︎』でした。

今回は、『スポーツウィッグ®︎』とは、どんなウィッグ?、開発した【harih】はどんな理念を抱いて、当事者に思いを馳せている?などを特集します。

2025年5月25日(日)より、2018年に汎発性脱毛症を発症した池野順子社長が代表を務める、株式会社ハリイが開発した、レジャーやスポーツが思う存分楽しめる『スポーツウィッグ®︎』の販売をスタートさせました。

顔の周囲に特殊な樹脂素材を用いて頭部にきちんと固定したことによって、外れにくさ、ズレにくさが軽減されました。最先端技術のスポーツウェアで、無縫製3Dニットをベースネットを活用し、縫い目がないことで、軽量性、通気性を実現できました。

参照元:株式会社ハリィ PR TIMES スポーツやレジャーを思いっきり楽しめる「スポーツウィッグ®︎」が完成!(2025年4月27日公開)

『スポーツウィッグ®︎』を開発した【harih】の届けたい想いとは?

スポーツウィッグ®︎

病気になったら、「しない、できない」とあきらめる毎日から、もっと、自由で快適な日々を多くの方が過ごせる未来へ。

会社名はハリイ(harih)、サンスクリット語で「苦しみを取り去る者」いう意味があります。

そして、harihのロゴ中には3つのワードがあり、

1つ目はharih、2つ目はhair、3つ目はair

両サイドのh(針)を抜くとair(心が軽くなる)という意味が込められています。

スポーツウィッグ®︎

画像・文章引用元:harih公式サイト | スポーツウィッグ・インナーキャップの通販サイト

『harih』の公式インスタグラム

https://www.instagram.com/harih_wig?igsh=MmVpbXpkemM2cHZh

『harih』の公式Facebook

https://www.facebook.com/harihtoyama/

私の髪は現状維持

甲状腺機能低下症を発症して髪が抜けても、続けているのが、ストパーです。

くせっ毛なので高校生の時からかけていて、今の美容院には20歳の頃から行っています。

私は目元がクリッとしているわけでもないですし、パーツも整っているわけでもなく、普通の顔です。

目は奥二重ではないか、という話もありますが、二重が多い母方のではなく、一重しかいない父方の血を濃く受け継ぎ、二重にはなりませんでした。

メイクしても、映える顔はしていません。

顔が映えないなら、髪型を変えられたら良かったのですが、それもできません。

伸びた分だけ切って、ストパーをかける、本当に現状維持です。

髪を切っても、いつも同じ髪型で、それをずっと繰り返しています。

数ヵ月前から、SNSで観た髪がサラサラになるクシを買いましたが、それで髪のストパーが前より保つだけで、何も変わらない日々です。

今年の8月か10月に、2年前にAKARIで書いた髪にコシが出るシャンプーなどを買おうと思っていますが、それで髪が増えるかも全く分かりません。

会社の同僚の方に昔していたり、今もしている、インナーカラーの人がいます。

インナーカラーにも憧れはありますが、…

美容院の店長から、『⚪︎ちゃん、髪、弱そうだから染めない方がいいよ。染めたら、ヘアカラーアレルギーが出て、つができると思うよ』と、以前言われました。

そのことで、髪を染めることもできません。

本当に女性として生まれただけで、女性としての楽しみは何もない状況です。

この記事の本題の『スポーツウィッグ®︎』は、私はボブに憧れがあるものの、そこまで切ると、ストパーが早く取れて、できない髪型の1つです。

『スポーツウィッグ®︎』は、私の憧れの髪型のボブスタイルですね。

販売されるまで、多くの期待を背負い、販売されると、多くの方の希望となった。

脱毛症などヘアロスになっても、生活にハリが出て、人生をまた楽しめるきっかけにもなった。

現在、売り切れで在庫がない状況に、大きく頷けます。

当事者である社長の女性が開発した『スポーツウィッグ®︎』だからこそ、当事者に刺さって、寄り添えたと思います。

その疾患の当事者が開発したものは、託した想いもより強いものです。

在庫が復活しても、すぐ売り切れると思いますし、『スポーツウィッグ®︎』が多くの方の心をこれからも救っていくと思います。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、高眼圧症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。