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こんにちは、翼祈(たすき)です。
厚生労働省は、2025年1月29日に、2024年の自殺率について、説明しました。
全体の人数としては減っていますが、この日のデータには気がかりなデータがありました。それは、児童・生徒の自殺率が過去最多の527人になったということです。
これは2022年の514人を超える数値です。
児童・生徒を年代別に見ると
▽高校生が349人で7割近くを占めたほか
▽中学生が163人
▽小学生が15人となっています。
特に、中学生と高校生の女子の増加が目立ち
▽中学生の女子は前の年より19人増えて99人
▽高校生の女子は前の年より17人増えて183人となりました。
引用元:去年の自殺者数 児童・生徒は過去最多に 子ども支援の模索も NHK NEWS WEB(2025年1月29日公開)
この記事の中にはデータとして出て来ませんが、過激になるいじめ問題も関わっているのではないか?と思っています。
最近のいじめは学校も動いている方ですが、学校が動き出しても、いじめがエスカレートし、自殺して、ニュースなどで流れることが多い。
何がそんなにいじめる子を駆り立てるのか、私も過去被害者でしたし、分かりません。
この記事では、東京都在住、在学、在勤の小学生から18歳までのお子さん、子どもを育てる親御さん、妊婦さんが対象と限定的ではありますが、不安や悩みを匿名で話せる、相談窓口、『ギュッとチャット』を紹介します。
東京都は、子育て中の親御さんやお子さんの日々の不安、悩みをSNSで気軽に相談できるチャット相談窓口『ギュッとチャット』の運用をスタートさせました。スマホなどから匿名・無料で専門家に相談できます。
「どこに相談したらいいか分からないモヤモヤした悩みを、初めに相談できる窓口として活用して頂けたら」と、『ギュッとチャット』の運用担当者は説明しました。
『ギュッとチャット』ってどんなシステム?
動画引用元:子供・子育てメンター“ギュッとチャット”(保護者15秒) 東京都子供政策連携室
さまざまな経験を持つ相談相手「ギュッとも」があなたの不安や悩みをお聞きします。
相談したい内容に応じて「ギュッとも」を自分で選ぶことができます。
また、同じ「ギュッとも」に継続して相談することもできます。
相談時間:15時から22時まで(受付時間:21時30分まで/土日祝日を含む)
※予約は24時間できます。
引用元:ギュッとチャット 東京都
閉塞感が強まる日本だからこそ、必要
コロナ禍があって、息詰まる数年が経過した後、コロナ明けして、何でもできる様になったと言う人もいれば、格差が広がり、声を上げられないだけで、日々生きることに精一杯な困窮している家庭もある。
SNSで「これだけ食べました」「こんなに遊びました」ということばかり投稿する人が一部いることが異常なだけで、より「私なんかとは交われない人たちだ」と思います。
私も、常にストレスを感じているので、仕事をしていると思いますが、「インフルとか怖いけど、遊ぶことは止められないよね」という投稿にはイラッと来ますよ。
ただ、そのことを2024年に生活支援員さんに相談したら、「その人たちは良いこととか、楽しかったこととかしか投稿しないから、踊らされちゃダメだよ」と言われて、「ああ、そうだな」と、ハッとして、前ほど気に留めなくなりました。
日本経済はだいぶ泥舟に乗っている中、何も心配ないよとか言っている人の方が、まず本当に限定的なわけで。
ちょっと冒頭に触れましたけど、いじめをする人もそういう大人を羨ましいと感じる人もいるかもしれませんし、それがタイムラインでSNSで流れて来て、この閉塞感な世の中にイライラしていると思います。
いじめって最初は、「何かこの人嫌いだな」と軽い気持ちから、どんどんエスカレートしていくもの。
私もいじめられ始めた頃は、私の触ったものが汚いとか、席を離される、暴言を言われる、無視をし、視線を合わせない位でした。
中学2年生になる前にどんどんエスカレートし、例えば、今もあるか分かりませんが、ブーブークッションというお尻で踏むと、「ブー」と音が鳴って、「あ、おならした」といういじめを受けそうになりました。
私が周りの視線やクスクス笑いから、「椅子に何か仕掛けられている?」と察知し、事なき得た私に、「チッ」と面白くなさそうに同級生は笑いました。
私がいじめに関して言葉を失ったニュースを数年前に観て。
それは、いじめていた同級生が、被害者が椅子に座ろうとして椅子を引いて、その子が後ろに倒れて、半身麻痺になって、寝たきりになって、もう歩くことができないと書いてありました。
最近のいじめは、「これをこうしたら、こうなるから」という想像が欠如していると思います。
それ位、本当に今のいじめの規模が大きすぎる。
この記事の本題は、匿名なので、『ギュッとチャット』で学校生活の悩みや、そのお子さんを持つ親御さんが抱えている悩みを吐き出していいと思います。
人は辛いことは吐き出してもいい。でも、それでいじめるとは履き違えてはいけない。
東京都の例ではありますが、いじめは東京都だけで起こるわけではありません。全国で、『ギュッとチャット』の様な相談窓口は必要だなと、現代はSNS社会でスマホ内という目には見えないいじめもある以上、いじめを受けていた被害者である私はそう強く感じましたー。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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