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こんにちは、どうも、ゆたです。
皆さんは幼稚園や保育園に通った頃の記憶はありますか?
私の通っていた幼稚園はお寺がすぐそばにあり、正座してお経を聞く時間がありました。
その時に正座をして何時間も座る必要があったので正座もじっとしておくことも苦手な私にとってはかなり苦痛でした。
また、礼儀やマナーにも厳しかったので、私にとってはあまり楽しい場所ではありませんでした。
皆さんにとって、幼い頃通った幼稚園、保育園はどんなイメージでしょうか?
もちろん、楽しい思い出もあるとは思いますが、私のような集団で同じことをすることが苦手だったり、じっとできないなどの悩みを抱えていた人にとってはかなり居心地が悪い場所だったのではないでしょうか?
最近、新しいタイプの保育施設が注目を集めています。
そこでは障害の有無や国籍にかかわらず、全ての子どもが同じ環境で過ごす場所です。
インクルーシブ保育
子育て世代の間では「インクルーシブ保育」が注目を集めています。
ここでは障害、国籍、性別、色んな個性や多様性を尊重し、共に生活する、同じ環境で育っていく,
そんな場所です。
インクルーシブ保育での特徴はなんといっても「自由」であること。
集団行動をすることはほとんどなく、何をするのも自由です。
ご飯を食べるタイミングすらも自由に決めることができます。
インクルーシブ保育を取り入れているとある保育園にはオープンキッチンになっていて、そこで給食を取ることもできます。また、園庭にはあずまやもあるため、そこでの食事も可能といいます。
また、その保育園の隣には障害児通所施設があり、18歳までの10人の子どもが、訓練を受けながら、保育園児と共に過ごしています。
教室間では自由に行き来することができます。
なので、園児たちは意のままに過ごすことができるのです。
自由、だからこそ

ここまで自由な保育だと、園児たちの教育に良くないのではないか、そう思う方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、自由、ということは、今日一日をどう過ごすかを全て自分で決める必要があるということです。
何をするか、誰と遊ぶか、いつご飯を食べるか、それを自分で決める必要があります。
それは結果として、子どもの主体性が育つことに繋がります。
その主体性は、結果として、自立した心を育み、社会で生きていく術を身に着けることができるようになるといいます。
ルールを守ることが全てではない
最近、不登校児童が増えていたり、学校での生活が難しい子どもが増えています。
そんなニュースを見ると、「学校もいけないと社会じゃやっていけない」「義務教育だし、学生なのだから学校には行くべきだ」などの意見を目にします。
もちろん、学校での学びは社会で行くための色んな要素が組み込まれています。
勉強という科目では苦手なことでも取り組む力、得意なことを伸ばす力が養われるでしょうし、知識も増えます。
学校全体でいえば、ルールを守り、規則に沿った生活が出来るようになるでしょう。
ただ、そんな様々なルールや学びが誰かの人生を縛り付ける枷になることもあるのです。
学校に行くことはとても素晴らしいことだと思います。
しかし、学校に行くことが辛いのであれば、無理に通う必要もないのではないかと思うのです。
学校に行かないということは、これからの人生の選択を全て自分の力でやっていく必要があるということです。
それこそ主体的に、です。
それはもしかしたら、学校に通うことよりよっぽど酷なように思うでしょう。
しかし、その本人からしてみれば、自由であり、自分の力で道を切り開いて生きていく方が向いている、と感じることもあります。
そのように学校に通うだけじゃなかなか身に着けることができない主体性をインクルーシブ保育では経験することができるのです。
これはある意味、生きていくための術を学び、視野を広げていくことに繋がります。
私自身、幼稚園ではかなり悲しい思いをしました。
もし、このような保育園であれば、もっと、違う人生もあったのではないか、なんて考えてしまいます。
もし、少しでも、興味ある方は是非、インクルーシブ保育について調べてみて下さい。
その一歩があなたの子どもの未来の選択肢を増やすことに繋がるかも知れませんね!
今回はここまでです。
以上、お相手はゆたでした♨
noteもしていますので、良ければ遊びに来てくださいね♨
まとめ記事もあります、お時間がある方は是非!
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