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こんにちは、翼祈(たすき)です。
私はかなりおっちょこちょいです。置き忘れなど忘れ物の常習犯です。
かるっているリュックもちゃんとファスナーが閉まっていないまま、自転車を漕いでいたことがあって、慌てて何か落としたんじゃ…と、動揺しながら確認します。
駅の忘れ物で多いのは、傘ですね。
例えばバスに乗っていて、たまたま椅子の取っ手にかけていて、降りる時に、取り忘れていたり、飲食店で食べ物を選んで取っていた時に、どこかに置いて、食べ物を買えたことで満足し、そのまま店を出たり。
「何か持ってない。あっ、傘だ!」とすぐに気づいてバスや店内に戻りますが、時既に遅し。数秒で思い出しても、手元に戻って来たことは、一度もありませんでした。
私は特に忘れ物が多いと思いますが、全国の駅でも大量に出る忘れ物の保管に悩まされているところが多いといいます。
大量の傘にスマホ、車椅子、モバイルバッテリー、水筒、イヤホン。愛知県名古屋市にある私鉄大手、名古屋鉄道の「忘れ物倉庫」に持ち込まれる忘れ物の総数は、コロナ禍で一旦減少傾向でしたが、コロナ明け後再び増加に転じました。
2023年度は名古屋鉄道ではおよそ18万点にまで保管された忘れ物が増え続けています。そんな忘れ物を、現在AIで管理する活動を行なっています。
今回は、名古屋鉄道が始めた、AIで出来る様になった忘れ物の管理の成果についてお知らせします。
名古屋鉄道を悩ます、大量の忘れ物。AI導入後、その成果は?

忘れ物を撮影するだけで、色や特徴などを生成AIが自動で分類してくれるシステムを開発しました。生成AIを利用すれば、約5秒で分類完了。手入力の半分の時間で済みました。
さらに忘れ物の特徴や落とした日時などを入力すると、AIが自動で対応してくれるチャットサービスも。女性は、家族が傘を電車に忘れたようで、チャットサービスで見つけることができました。
引用元:駅の忘れ物は年間18万点 名古屋鉄道が生成AIで管理する取り組みスタート 私鉄のDX化が進む 読むテレビ愛知(2024年6月24日公開)
忘れ物の管理は難しい
忘れ物も見た目で分かるものは、保管しやすいかと思いますが、中には駅員さんを悩ますものも多くあります。
例えば、何が入っているか分からない袋を見つけた時。
正体不明のものは爆発物と判断され、新幹線などの乗り物や駅構内含め、安全が確認されるまで使用禁止になり、爆発物処理班が出動し、慎重に中身を確認します。
ただ単に置き忘れもあるでしょうが、中には2024年にニュースで見た「家で研究したかったから」と劇薬を大学などから持ち帰って、置き忘れ、液が漏れ出し、袋を介して液に触れた人が火傷など怪我を負い、刑事事件になる話もたまに聞きます。
仮に刑事事件に発展してなくても、爆発物処理班が出動することなどで、乗り物や駅の機能を止めた責任は重たく、それに乗ろうとした人に足止めを食らい、乗れないといった運行の乱れなどが生じますし、乗り継ぎの駅ではもしかしたら出発できないかもしれないですし、
直接聞かないだけで、多額の賠償金を取られることも大いにあると思います。
落とし物1つで、色んな人に影響を与え兼ねない不測の事態に陥ることが怖いですよね。
本題にあるAIで管理する忘れ物を管理するという話は、私の身近にもあります。
地元の駅で、恐らくLINEだと思いますが、アカウントと友達登録していたら、忘れ物をした際に、トーク画面に、「どこの駅で忘れましたか?」「色など、どんな特徴がありますか?」と紹介したポスターが貼られていました。
忘れ物ってまずほぼ手元に帰って来るケースの方が少ないと思いますが、AIなどがあることで、無くしたまま返って来ないケースが、少しでも減ると良いですね。

noteでも書いています。よければ読んでください。
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