休職経験者の転職活動は難しい? -そんなことは有りません、自分の特技やしてきた仕事内容をアピールできれば大丈夫です-

両腕で後ろ首を押さえて瞑想する男性

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こんにちは、金次郎です。

 学生や社会人の区別無く、病気や怪我はいつなるか分かりません。
 病気や怪我の重さによっては、入院して治療しなければならない事も出てくるでしょう。
 その様な時、
  ・学生なら 休学」
  ・社会人なら「休職」
してから治療に専念します。

 学生の場合は、短期であればそのまま戻れますが、休学の期間が長くなると「留年」と言って、復学しても同じ学年をもう一年することになります。
 社会人の場合は、復職に際して総務部門(人事担当者)や所属していた部署の上司と面談をして、同じ部署に戻るか?部署を移動するか?それともそのまま会社を辞めるか?を決めます。

 今回は、休職経験がある人の転職活動は難しいのか?について書いてみます。

欠勤・休職・休業の違い

 会社を休む状態に関しては、以下の3つのパターンが有ります。

1・欠勤
  勤務予定の日に、何らかの事情で休む事です(当日に突発的に休む事が多いです)。

2・休職
  労働者側の理由(病気治療など)で、雇用契約を残したまま長期間会社を休む事です。
  (欠勤に対して計画的に休みを取るのが普通です)

3・休業
  会社側の理由(業績不振など)、もしくは「法令の定め」で会社を休む事です。

3番目の「休業」の「法令の定め」で休むものには、以下の様なものが有ります。
 ・会社側によるもの
  ・使用者の責に帰すべき事由による休業(労働基準法26条)
  ・業務上の負傷または疾病による休業 (労働基準法75条)
    (労働災害として、怪我や病気の治療費は全額労災保険から払われます)

 ・労働者側によるもの
  ・産前産後休業(労働基準法65条)
  ・育児休業  (育児介護休業法5条)
  ・介護休業  (育児介護休業法11条)

参照元:(KEIYAKU-WATCH)休職とは?主な休職理由・欠勤や休業との違い・給与・手当・手続き・注意点などを分かりやすく解説!(2024年10月28日)

私の休職体験や転職経験

 私は、大学卒業後に社会に出てから40年になります。
 新卒で入社した会社を含めて、今勤務しているA型事業所で7ヵ所目の職場です。

 最初の会社で、入社3年目に通勤電車に乗っている時にパニック発作を起こし、入院3ヵ月と自宅療養4ヶ月の合計7ヵ月休職しました。
 復職に際しては、総務部長との面談で「新しく出来た教育課への配置転換」を願い出て、以後は教育課で新入社員教育やユーザー教育に携わりました。
 しかし、バブル経済崩壊後は新入社員の募集も無くなり教育課も解体され、私を含め課員は色々な部署をたらい回しにされました。
 ほとんどの課員は会社を辞めていきましたが、私は縁故入社と言う事も有り会社にしがみついていましたが、またしても体調を崩したので、その時はもう「休職期間満了解雇」の道を選びました。

 実家に戻ったあとは2年ほど無職でしたが、貯金も残り少なくなったので「なんとか仕事を探さなければ」と思い、アルバイトをしながら教育の仕事経験が活かせる「産業カウンセラー養成講座」に通い資格を取りました。
 (在職中に情報処理技術者試験「システムアドミニストレータ」と言う資格も取りましたが、こ
  の資格だけじゃ転職活動では弱いと思ったからです)

 この2つの資格と私の職務経歴から、どちらも契約職員ですが「若者の就職を支援する公共団体」や「ハローワークの職業相談員」に応募して採用され、2ヶ所で合計10年働きました。

 契約期間満了後は、隣県に新しく出来た外資系の物流センターに応募して働いていましたが、私の難聴が身体障害者手帳が交付されるまで悪くなりましたので「業務上の指揮命令の聞き間違いが起こる」と思い、居住地内のA型事業所に転職しました。
 ここは、勤務しだして2年目に業績悪化から閉鎖されてしまいまして、現在の事業所に転職した次第です。

終わりに

 この様に、私も転職回数が多い人間です
 大学時代に希望した仕事では不採用でしたので、新卒で入社した会社は親のコネクションで入社しました。
 しかし、長時間労働から身体を壊してパニック障害や不眠症になり休職しましたが、コンピューターの知識や人に教える事で感謝されたり喜ばれる楽しさを得ました。
 故に、その後の転職活動では取得した資格や業務経験をアピール出来る職種に絞って応募しましたので、全て採用され、現在にいたっています。

 下記参考元の記事に「休職あけすぐの社内異動は厳しい」と有りますが、私には無かったです。
 共感できるのは「1年も経てば休職したことはみんな忘れてる」ですね。
 最初の会社では、復職に際して異動を認めてくれましたし、休職する前と同じ様に仲間の輪に入れました。

 その会社を退職後も、休職経験が有るからと言って「転職が難しかった」と言う感じも私は無かったです。
 要は
・自分はこんな資格を所持していて、こんな業務経験が有るから、この仕事なら出来る
 と言う会社の求人を見つけ出す事です。
 後は面接試験で、どこまで自分の特技や個性をアピールできるかです。

 「転職したいけど、どこも不採用だよ」と言う方は、一度立ち止まって「自分のアピールポイントは何か?」を考えてみましょう。

参考元:(PRESIDENTonline) 「休職すると転職活動で不利になるのか」産業医だから知っている精神疾患で休んだ社員の”その後”   (2025年02月07日)

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