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AKARIの記事をご覧になっていただいている読者の皆様、いつもありがとうございます!
2025年1月24日『就労継続支援A型事業所TANOSHIKAの支援員:脇田さんとのトークセッション』が「TANOSHIKA本部」にて開催されました。
今までの『AKARIのイベント』よりも進歩した、支援員さんの「本音」や「考え方」が見えてくるイベントです。
前編においても「支援員:脇田さんの魅力」は感じていただけたと思います。
利用者さんに対して「熱意をもって接していたこと」が感じ取れたのではないかと思います。
「支援員さんになるべくして、支援員さんになったかた」とも言えます!
【前回の記事】
また、脇田さんは利用者さんに対して、しっかりと向き合って「数々の素敵な名言」を熱意をもって伝えていました。脇田さんからの逆質問では「脇田さんからの素敵な名言」についてご紹介します。
これに加えて、「脇田さんと利用者との関わり」という視点で「各利用者のまとめ」として『脇田さんへの感謝の思い』についてもご紹介します。
前編に続き「脇田さんの魅力」を感じ取ることができる、『A型事業所TANOSHIKAの支援員脇田さんとのトークセッション《後編》』の内容について書いていきます。
皆さん、今回の後編は前編よりも「内容が濃い感じ」となっていて、脇田さんの「魅力」がより多く出ていると思います。
『唯一無二の支援員:脇田さん』のあふれる「思い」や「行動」をしっかり感じ取ってください!
AKARIの『新たな船出』を感じ取っていきましょう!
以下の項目に沿ってご紹介します。
⚫︎脇田さんからの逆質問➖心に残る支援員さんの言葉
⚫︎追加の質問
⚫︎最後のあいさつ
⚫︎今回のイベントに参加して➖各利用者のまとめ
⚫︎脇田さんは世界一の支援員さん!
今回のトークセッションに参加していただいたのは、以下のライターたちです。
salad、どんはれ、ゆた、叶夢、mako、piasu、M.J
《なお、今回のイベントの編集は「M.J」が担当させていただきます。よろしくお願い致します。》
脇田さんからの逆質問➖心に残る支援員さんの言葉

何と今回は、脇田さんから「心に残る支援員さんの言葉」という「逆質問」がありました。
各利用者の答えは以下の通りです。
(salad) すごく印象に残っていることは、TANOSHIKAに見学に来た当時は「今のようなシステム」がなくて、ただ1時間支援員さんの話を聞いていました。「どんな仕事をするんだろう」と思った時に脇田さんがひょこっと出てこられて「また来てね!」と言ってくれた。その「また来てね!」という言葉がものすごく嬉しくて、利用を決めました。
(叶夢) 具体的な言葉は思い浮かばないのですけれども、支援員さんの視点で自分を見たときに良いことも悪いことも含めて一般社会に出たらこのように見られるのはすごく参考になりますし、改善していけるところがあれば素直に聞いて改善していきたいと思います。
(ゆた) 脇田さんの言葉で「はっ」とした言葉があって、自分のことは自分でやろうという(笑)
「全部お母さん任せじゃん!」と言われて気が付いて、最近「自分で弁当を作って」「自分で食器を洗って」「自分で洗濯して」ということを少しずつやっていっています。脇田さんから「成長しているじゃん!」と言われて、こんなことを言ってくれる人は初めてだったので、嬉しくてすごくビックリしました。
(mako) 初めてTANOSHIKAを見学させていただいた時、全くの未経験で「私の年齢で大丈夫でしょうか?」と言ったら脇田さんが「大丈夫よ!」と力強く言ってくださいました。そのひと言が嬉しくて「ここで働いてみたい!」と思えるキッカケになりました。
《脇田さん》 →「私がいるから大丈夫よ!」と繰り返す(笑)
(piasu) ある日ものすごく落ち込んで「死にたい」と言った時、脇田さんが「piasuさんが死んだら泣き叫ぶ!」と言ってくださって嬉しくなりました。その時思ったことは「私の命は私だけのものではないんだ」と思って「私が死んだり、私が自分で身体を傷つけたりしたら…」「自分の命は自分で消せると思っていたが、自分の命はお母さんを含めていろんな人のためにあるんだ!」と思って感謝しています。
脇田さん、ありがとうございます。
(M.J)脇田さんについては言葉よりも行動がすごく印象に残っています。
①朝の挨拶を利用者さんよりも先にされることは、すごく徹底しています。
②「自分を抱きしめましょう!」という言葉ですが、脇田さんが仰っているから説得力があります。頑張っている人が言うから説得力があると思っています。
③「多少、具合が悪くても仕事には来てね!」と言われたことが印象に残っています。
脇田さんから「悪い時も含めあなたを知りたい!」と言われてめちゃくちゃ感動しました。
④私がTANOSHIKAのことを考えて仕事をしていた時、脇田さんが「そこまでTANOSHIKAのことを考えてくれたのね、ありがとう!」と言ってくれたことです。
⑤会議の時に脇田さんが「みんなが意見を言う場では、あえて私は意見を言わない」と言われていたことが印象的でした。
理由は「私が意見を言ってしまうとそれで物事が決まってしまうから」と言っていたことが印象的でした。
(叶夢) 支援員さんから先に「おはようございます!」と言われるだけで元気が出ます。
追加の質問

(salad) 脇田さん的に「チャレンジシステム」が始まった時、どのように思われましたか。
(脇田さん)
なんじゃこりゃ(笑)どういう立ち位置!
私の中でもまだ理解できていないところがあります。スタッフさんの中でも理解できていない部分はあるのですが、実際動き出して「一般就労の新しい形」になるのかなと思います。
(手探りの部分があって)不安がある…。
(どんはれ) 利用者さんの中で苦手な人はいましたか。利用者とぶつかっていましたか。
(脇田さん)
毎日ぶつかっています。
①その人が苦手なわけではなくて、ただ、摩擦があることはその人に対して興味があるから。その人に興味がなかったら深く介入しないし…介入していなかったら摩擦は起きていなかったと思います。
利用者さんと摩擦が起こっている時間は無駄ではなかった。
相手のことを考えるためには必要な時間でした。
②ほかの利用者さん(以下、◇さん)と面談に入ることが難しかった。
◇さんから「何も知らないでこの世界に入って来たのか、何だその口の利き方は…」と詰められた後、「これで勉強しとけや」とぶ厚い本を投げつけられました。
「この無知な私に対する言葉」として受け止めて、仕事に向き合いました。
私は「人が嫌いなわけではない」「苦手な人という認識はなかった」と捉えています。
面談が難しい利用者さんに対して好奇心を持っていました。
「この人はこういう一面だけではないよね!」と思い面談に入りました。
場合によっては、利用者さんのご自宅に行って「大丈夫ね!」と声を掛けました。
人間関係を創り上げていくことが楽しい、というよりも私自身が「知りたがり」だと思います。
その利用者さんが「何を根本に考えているのか」「何に困って今の状態になっているのか」を知りたいという意欲が強いです。
常に「困っていることを取っ払ったらここに生きて行ける!」という思いで接してきました。
「人が好き」というキレイごとではなく「その人のことを知りたい」という思いで接してきました。
「私はこう思っている!」ことについて「ブレないように」しています。
(ゆた) 初めて脇田さんのことを見た時、すごく苦手意識を持っていました。
ただ、脇田さんが話を一所懸命に聞いてくださって、一つ一つの質問に丁寧に答えていただいたので「悪い人ではない!」と思うようになりました。それから、脇田さんと話せるようになりました。
(脇田さん)
ありがとうございます!
最初は顔も見てくれなかったので、どうなるかと思って…。話せるようになって、良かったね!
(叶夢) いろんなことが出来る脇田さんでも「無理かも!」と思うことはありましたか。
(脇田さん)
「無理かも!」と思ったのは、自分の子育てです。(笑)自分の子育てかな。
私が育児に困っていたために、NPOを立ち上げました。
自分の娘が精神疾患になって「私がどう支えたらいいか」わからずに自分がそっちに引っ張られそうになって、困ったから「助けてほしい!」という感じで「無理かも!」と思ってしまいました。
しかし、NPOでの支えで何とか過ごしていけるようになりました。
《夫と子どもは思うようにはなりません!(笑)》
(piasu) AKARIの初期のメンバーとして質問をします。今後、AKARIはどのようになっていくといいのでしょうか。
(脇田さん)
初期のメンバーから今までしっかり面談をしてきて「なぜこんな記事を書くに至ったか」についてメンバーと話し合いをしました。
初期のメンバーの「自分自身の困ったことを自分なりの言葉で発信したい!」という、地獄からの「心の叫び」には共感しました。
障がいのある方からしか出ない言葉がすごく響きました。
個人的な意見だけれど「情報はいらない!」「心情が大事!」だと思います。
AKARIを創り出したメンバーの「自分たちのことを発信する」という「志」が大事です。
新しいメンバーも「昔の記事(=初期の頃の記事)」を時々見ると、AKARIの「根っこ」に触れられるのではないかな。と思います。
(M.J) 利用者さんのことを把握する秘訣は何でしょうか。相手の話を聴く秘訣は何でしょうか。
(脇田さん)
NPOの時の「カウンセリング」が土台になっています。
「その人のことを知りたい!」という意識で聴いています。
「その人に興味を持って話を聴く」という意識が大事なことです。
「相手のことをわかろうとする意識」でしっかり聴くことです。
(mako) 脇田さんが今までの人生で大事にしてきたことは何でしょうか。
(脇田さん)
「楽しく生きていこうよ!」「同じことをするなら笑っていこうよ!」「笑って仕事しようよ!」と思います。(特に熱を込めて話しておられました)
「キツイこと」や「やらなければならないこと」は一緒です。
「いかにこれを楽しくこなしていくか」が大事なことです。
最後のあいさつ
TANOSHIKAの支援員脇田さんとのトークセッションの最後に手紙を読みました。
《手紙の内容》
利用者の皆さん、本日は『A型事業所TANOSHIKAの支援員脇田さんとのトークセッション』にお集まりいただき、誠にありがとうございました。
また、この企画を引き受けてくださった『脇田さん』厚く御礼申し上げます。
最後に、島川さんから「ひと言メッセージ」をいただき、一本締めをお願いして『脇田さんとのトークセッション』を終わりたいと思います。
その後、島川さんから素敵なメッセージをいただき、すごく気合のこもった「一本締め」を全員で行ない『トークセッション』を終了しました。
今回のイベントに参加して➖各利用者のまとめ

『A型事業所TANOSHIKAの支援員脇田さんとのトークセッション』の後、参加していただいた利用者さんの感想です。1人1人「熱い思い」で、感激していました!
★『トークセッション』後の利用者さんのまとめ
【どんはれ】
「その人を知りたい」という好奇心から始まって、支援をしている脇田さん。
あるメンバーさんに傷つけることを言ってしまい、2年間口を聞いてくれなかったなどのエピソードを聞いて、脇田さんでも、そういうことがあるのかと思いました。
脇田さんはネガティブな性格とご自身を振り返っていますが、そのメンバーさんとの関係をあいさつから再構築されたお話を伺って、ポジティブな人だと私は思ってしまいます。
脇田さんには苦手な人という意識はなくて、その人を知ることで、何が問題で、何を解決したら、メンバーさんが前を向けるのか、メンバーさんたちと同じ目線で寄り添ってくださいます。
本当に尊敬する支援員さんの一人だなと思います。そこには言い知れぬ人間愛が隠れているようで、母親のような安心感とぬくもりを感じます。
TANOSHIKAの「顔」であり、なくてはならない存在だと思います。脇田さん自身もおばあ様からたくさんの愛情を受けて育ってきたこともそのルーツになっていると思います。
ご自身の子育てで苦労されたこととか、脇田さんもいろいろな困難があったのだと考えます。
しかし、仕事でも、どうせきついことならば楽しくしようと考える発想の転換の仕方はしなやかに強いと思います。
人が好きだという脇田さん。そこには人間の可能性を諦めない強い信念を感じます。
いつまでもお元気でお仕事を続けてほしいと思います。また、何かありましたら相談に乗ってください。
本日は楽しいひと時をありがとうございました。
【piasu】
脇田さんとの付き合いは、かれこれ7年ほどになります。
その間、いろいろなことがありました。
脇田さんを時には「第二の母」のように思ってしまい、傷つけてしまったこともあると思います。
でも、それはどれも、脇田さんのことが大好きで、脇田さんに対して甘えていた自分がいるからです。そう、脇田さんのことがいつも、大好きだったんです。
脇田さん、あの時はほんとうに、、ごめんなさい。
そして、わたしを信じてくれて、ありがとう。
そして、、いつもありがとう。
【ゆた】
脇田さんのこと、最初は苦手意識がありました。
でも、ずっと声をかけてくれたり、真剣に話を聞いてくれて、だんだん好きになりました。
脇田さんと決めた目標に向かって今でも邁進しております!
「過去は変えることはできないけど、未来はこれから作り出せる」、その言葉通り、支援員さんと協力して、就活を進めて行こうと思います。
落ち込んでしまうこともあるかも知れないし、不安なこともあると思いますが、脇田さんのようにどこかで切り替えることができるよう、前を向いていけるよう、立ち直って見せます!
本日は楽しい時間をありがとうございました!体に気をつけて、これからもよろしくお願いします。
【salad】
脇田さんとは長い付き合いでしたが、初めて聞くお話ばかりで、さらに脇田さんについて知ることができたのと、脇田さんの支援に対する考え方などを知ることができました。
今回は、参加させていただいてありがとうございます。
【叶夢】
脇田さんとは今まで1回しか話したことがなく、あまりお話をする機会もありませんでしたが、今回「脇田さんのことが知りたい」と思って思い切って参加させてもらい、本当に良かったなと感じております。
改めて今回は素敵な企画にご参加させていただきありがとうございました!
【M.J】
脇田さん、ものすごく豊富な経験を通して出た「最高のお話」どうもありがとうございました!
改めて、脇田さんが「(M.Jにとって)世界一の支援員さん」「唯一無二の支援員さん」ということを強く感じました。
言葉にはできないほど「手厚い支援」を私は受けました。また、仕事の中での一つひとつの行動は「参考にして取り入れたいこと」ばかりです。
脇田さん、AKARIの『新たな船出』となるイベントに「最高のお話」をしていただき、誠にありがとうございました!
【mako】
メンバーみんなからの質問に、時には戸惑いながらも、ひとつひとつとても丁寧に答えてくださり、脇田さんのあたたかく、みんなを包み込む様なお人柄がとても感じられ、いい時間をいただいたと感謝しています。
支援員とは?との質問にご自身の中で答えが出ていないが、TANOSHIKAのメンバーさんに支えられたし、支えてもらったと、その時その時を一生懸命に生きているメンバーさんの姿に逆に元気をもらったとお話しされましたが、私もまさに、ここ でメンバーさん、支援員さんみなさんから力を頂いています。
ここTANOSHIKA はそういうところで、私のわがままですが、脇田さんにはまだまだ、こちらでご活躍いただければと願っています。
脇田さんは世界一の支援員さん!
皆さん、いかがでしたか。前編に引き続き『A型事業所TANOSHIKAの支援員脇田さんとのトークセッション』の内容を紹介しました。
前編の内容に加えて、さらに一層「脇田さんの魅力」が感じ取れる内容だったと思います。
今回のイベントの現場「TANOSHIKA本部」は、脇田さんの「オーラ」と利用者の皆様の「オーラ」が重なって、良い意味で「白熱した感じ」でした。
前編と後編を通して言えることは、脇田さんは「体当たりで利用者と向き合っている支援員さん」「ものすごく慎み深い(謙虚)な支援員さん」だということです!
後編においては、脇田さんからの「逆質問」がありました。
脇田さんは「印象に残る最高の言葉を出されている!」と強く思いました。
makoさんの不安感をスッキリさせる「大丈夫よ!」、piasuさんの落ち込んだ状態に対する「piasuさんが死んだら泣き叫ぶ」といった「すごく温かい言葉」を出されていて、すごく感激しました!
また、イベント終了後の「各利用者のまとめ」をみていても、「脇田さんの熱意」がものすごく伝わってきました。
『どんよりと晴れているさん』のコメントで「利用者のことを知って、利用者との関係を築くことの強い意識」「人間の可能性をあきらめない」という思いと行動を実践されているので、脇田さんは「最高の支援員」だと思います!
『makoさん』のコメントで「みんなを包み込むお人柄(温かいお人柄)」であることは、脇田さんと出会った人みんなが感じていることです。『makoさん』が仰るように、脇田さんにはこれからもずっとTANOSHIKAに居てほしいと思います!
今回の後編は、編集していて「脇田さん」と「利用者さん」の良い意味で「重いメッセージ」をM.Jは感じてしまいました。
記事では、うまく表現できない部分が多いのですが、実際は「脇田さん」と「利用者さん」の「すごく熱い思い」があり、感激させられるイベントとなりました!
この場をお借りして、『AKARIの新たな船出』にご尽力いただいた脇田さん、トークセッションにご参加いただいた利用者の皆さん、誠にありがとうございました!
この記事をご覧の皆さん『AKARIの新たな船出』を感じて「皆さんの今後の活力」になることを願っています!
【編集のお礼】
今回の記事の編集にあたりご協力いただいた、「piasu」さん、厚く御礼申し上げます。
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以下は、前編と後編にわたり編集にご協力いただいた素敵なライターたちの記事です。
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