『中高生ホッとステーション』。小中高生や大人などが集う、ユニバーサルステーション。

中高生ホッとステーション

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

私には後悔していることがあります。それは、自分が引きこもりや基礎疾患などを理由にし、仲の良かった高校の同級生との関係を一切絶ったことです。

仕事を始める位元気になって、「仕事を始めたよ」と連絡しても、引きこもりになり出した頃、気にかけてくれた友達を無下にして、関わろうともせず、一方的に突き放して、それでいて、連絡した。

同級生からすれば、身勝手で、「あんな子、もうどうでもいいよね」という存在だったと思います。

元々中学の同級生とは高校に上がると関わりがなくなり、あんなに心配してくれた高校の同級生に何も対応しなかったことで、今自分は友達が一人もいない。それを自分自身が生み出したことだと悔いても、どうしようもありません。

自分が招いたことだから。誰も悪くない。

自分自身が思い込みで人のことを突き放すことで、多くのものを今でも一気に失うこともありますが、そんな時に読んだこの話を届けたいと思います。

みんなが気軽に立ち寄れて、安心して過ごせる-。東京都荒川区にあるマンションの一室は、週3回、居場所になります。

不登校の小学生、囲碁仲間を探すお年寄り。世代も抱える問題も色んな人が集まる、一般社団法人【子ども村ホッとステーション】に携わる大村みさ子さんが、『中高生ホッとステーション』などを運営しています。

今回は、『中高生ホッとステーション』はどんな人たちが対象で、どんな居場所になっている?かなどを発信します。

『中高生ホッとステーション』って、どんな人が対象の居場所?

中高生ホッとステーションの紹介画像

小学生、中学生、高校生から様々な年齢層のスタッフ達で大きな家族を作り、その中で、大人達が子ども達を取り囲み、子どもの目線になり、寄り添いながら、食事・学習・生活のサポートをしています。

子ども達が新しい生活体験、自然体験、社会体験などを通じて将来の選択肢を増やし、自分の力で歩むことを目指しています。

中高生ホッとステーションの紹介画像

画像引用元:子ども村:中高生ホッとステーション あらかわ子ども応援ネットワーク

もっと人を大事にできていたら…

高校に進学する時、地元ではないところで、電車通学をして行きました。私はこれまで電車にろくに乗ったこともない、切符の買い方も知らない人でした。

同じ中学からその高校に進学した人も少なく、私は特進クラス、同級生は普通科クラスだったことで、校舎も違い、かといって仲が良かったわけでもない。とりあえず学校に行く道を覚えないとと思い、他の同じ制服の人が歩いている後ろを歩きながら、学校までの行く道を覚えました。

高校1年生の時、夏休み前まで仲の良い人がいなくて、ある日のお昼ご飯の時間帯に勇気を振り絞って、二人組に声をかけて、そこから七人組になって、どこに行く時もみんな仲良しでした。

ただ、高校3年生、周りの友達が志望校に進学が決まる中、私は受験に失敗して志望校に受からず、滑り止めに1校受かっただけで、両親に「私もあの友達みたいに、浪人する!」と言っても、「貴方は絶対に無理!」と言われて、滑り止めの大学に行きました。

そこで嫌がらせを受けて、1年で中退。自分自身がとても惨めでした。

それでも私のことを気にかけてくれる人もいました。自宅に、「⚪︎ちゃん、いますか?」と、何度も電話をくれたり、「同窓会で会おう!」と言ってくれました。

ただ、この頃引きこもりだったり、基礎疾患を発症したり、今以上に人間不信でした。

仲の良かった高校の友達にさえ、「他の子は、充実したキャンパスライフを送っていて、キラキラしているはず。高校の時とは違う、今の私の情けない姿を見たら、呆れて失望するんでしょう」と思うと、母が「電話に出たら?」と言っても、電話には出なかった。

それから約10年後、「仕事、始めたよ」と言って、高校の同級生に連絡しても、多くの人が1回限りの付き合いで、二度と関わることはありませんでした。

今でも友達が居ないのは、「あの時、電話に出ていたら。『今は元気がないけど、会える様になるまで待って欲しい』と一言でも返していたら」、こんな状況にはならなかったと思います。

それでも自分で断ち切ってしまった縁。再び、結ばれることはないと思います。

友達が居ない時間が長く経過して、前よりその孤独に耐えられないことも減りました。

それはそれを心が消す位、仕事が充実しているからだと思います。

『中高生ホッとステーション』も同じ様な悩みを持っている子ども達が集まるからこそ、穏やかな時間が流れていると思います。

別に必ずしも学校の同級生だけがずっと関係性が続くものではないし、この子ども達が社会に出る時、仕事をすることで、仲の良かった人がいても、例えば結婚、妊娠、出産など、ライフワークが変わって来ることで、関係性が希薄になることはよくある話です。

『中高生ホッとステーション』も一時的に仲の良いだけかもしれませんが、人は縁がないと、どんなに望んでも、会うことはできない。子ども達にはここでの出逢いと縁を大事にして欲しいなって思います。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、高眼圧症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。