病気を理由に諦めたくない。統合失調症と向き合いながら一般就労を目指す、私の話。

えいえいおーするイラスト

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こんにちは、どうも、ゆたです。

私の記事を日ごろから読んで下さっている皆様、本当にありがとうございます!

最近ではインターネット上で話題になったテーマについて自分なりの意見やインターネットの意見をまとめて紹介する記事が多くなりましたね。

自分の考えを発信できるし、世間がそのことについてどんな思いがあるのか、知ることができるこの仕事が私は本当に大好きです!

私はTANOSHIKACREATIVE諏訪野でライターとして働いています。

ここは本当に居心地が良くていつまでもここで働いていたいなって思うこともあります。

ただ、それと同時にここに入る前に一般就労を目指してここに来た自分のことを思い出します。

今回はいつもの記事とは違って、自分語りの記事になってしまうかも知れません。

ですが、私と同じように障害を抱えながらも、一般就労を目指す皆様や今、障がいで苦しんで、将来が不安になっている皆様と一緒に考えることができたら嬉しいなと思います。

障がいを認められない。

私は大学を卒業した後、一般就労をしていました。

しかし、その仕事は長く続けることはできませんでした。人間関係がうまくいかず、自分の障がいについて話しても理解されることがなかったので、私は仕事を辞めることにしました。

仕事をしている間は本当に苦しくて、楽しい瞬間も全くなかったわけではありませんでしたが、毎日、仕事に行くのが辛かったです。

私は中学生の時から精神疾患である統合失調症を患っています。それでも一般就労を目指していたのは、心のどこかで自分の障害を認めてあげることができなかったからでしょう。

そんな不安定な状態では仕事が続くわけもなく、仕事を辞めた後も三ヶ月ぐらいは憂うつに日々を過ごしていました。

しかし、このままでは良くない、そう思い、私は就活をしました。

その際、心に誓ったことがあります。

それは自分の障がいをしっかり説明してから、面接してもらおうということです。

前職では入社する際、障がいについてはクローズ(会社には何も言わない状態)で働いていました。しかし、仕事を辞めてからその考えは捨てました。

自分の障がいを知ってもらった状態でも働けるのではないか、そう考えるようになったのです。

上手くいかない10ヶ月。

青ざめて横たわる男性

ここから私は約10ヶ月ほど就活に励みます。

私の中で、やりたい仕事が明確になく、自分の障がいを差別せず、認めてくれる会社であればどんな仕事でも頑張るつもりでした。

しかし、現実は甘くありません。

書類で落とされることなんて日常茶飯事でしたし、私が障がいの話をすると皆揃って嫌そうな顔をしました。

正直、精神的にも体力的にもかなりしんどい気持ちでいっぱいでした。

そんな中、日々はどんどん過ぎていき、いつの間にか、10ヶ月が過ぎていました。

いつものようにハローワークや就活サイトを探していると「障がい者 雇用」について良く就労支援A型というものを目にするようになりました。

ここでは支援員さんのサポートを受けながら働くことができる、そういった施設のようなのです。

私は気になり家の近くにあるA型作業所を探しました。

そして運命の出会いをします。

『TANOSHIKA CREATIVE諏訪野町』との出会い。

私はインターネットで「TANOSHIKA CREATIVE」という作業所があることを知りました。

そこではなんとライターを募集していたのです。

私は昔から小説を書くのが好きでした。自分の想像した人物たちが冒険したり、青春する姿を妄想しては小説を書いてました。

なので、ライターという仕事は本当に魅力的に見えました。

直ぐに電話し、話を聞いてもらえることになりました。

そこで出会った支援員さんは私を優しく迎えてくれました。

感覚的に雰囲気いいなと感じたのを今でも覚えています。

がちがちに緊張していた私にやさしく話しかけてくれる二人の支援員さん。

話が進む中で、私が障がいを隠さない状態で一般就労をしたいこと、今までどんな人生を送ってきたかなど、今思えば独りよがりの酷い話を一時間近く話しました。

それでも私の目を見て親身に話を聞いてもらって、心が軽くなりました。

ここで働きたいな

そして、私はTANOSHIKA CREATIVE諏訪野町の一員として働くようになりました。

それから色んなことを学びましたし、経験させてもらいました。

初めてのAKARIへの記事掲載。インタビュー記事の制作。

チームで動くことの難しさ。新人ライターに仕事を教えること。

その他にも数えきれないほど体験させてもらえて、本当にあっという間の10ヶ月でした。

今、正直な感想として、このままTANOSHIKACREATIVEに居たい気持ちが半分、一般就労を目指した自分が半分、そんな気持ちです。

ですが、私はここに来る前のあの気持ちを今でも思い出すのです。

「もし、私の障がいを認めてくれる企業があるならそこで頑張りたい」

確かに、TANOSHIKA CREATIVEは障がいも私自身も受け止めてくれました。

ですが、ここは就労支援A型。私は次のステップに向かう必要があります。

いつまでも甘えているわけにはいかないのです。

私はここで受けた恩を仇で返したいわけではありません。

それに前と違ってここでは失敗しても、相談できる相手がたくさんいます。

今こそ、チャレンジし続ける必要があるのです。

一人で就活をしていたあの10ヶ月間に比べたら、今はより就活がしやすい環境にいます。

今、頑張らないと、私は一生後悔する、そう思わずにはいられないのです。

就活に向けて。

ガッツポーズをするスーツの男性

最近では、職場体験や見学をさせてもらえないか、頼んでもらっています。

もし、どこかのタイミングで職場体験ができれば嬉しく思います。

それと、福岡県「障がい者雇用開拓事業」就職相談会に参加したりもしました。

あとは自分の感情や体調をコントロールするための勉強会にも参加しました。

もちろん、就活は長期戦です。

今後、私の就活がどう転ぶかは、私も支援員さんたちも分かりません。

ですが、自分の病気と向き合いながら仕事ができる、そんな職場と出会うため、私は今後も動き続けようと思います。

ここに来たときの自分を思い出して。頑張ります!

noteもしていますので、良ければ遊びに来てくださいね♨

まとめ記事もあります、お時間がある方は是非!

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