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こんにちは、翼祈(たすき)です。
今、2人に1人ががんになる時代です。医師から「がん」だと診断を受けた時、患者さんの脳裏をよぎるのは仕事や家族、そして自分の人生のことではないでしょうか?
「がん」という突き付けられた重い現実に感情が一杯になって、何も考えられなくなる時があると思います。
2024年に入り、私の親族ががんの診断を受けました。2024年5月に手術を終えて、今は抗がん剤治療や放射線治療をしていると聞いています。詳しくは、最後の自分の感想に書きます。
そんな中で、皆さんは、「がん専門相談員」という人がいることを、ご存知ですか?
患者さんやパートナー、家族などの希望を聞き取り、支え合い、人生に寄り添うのが、医療ソーシャルワーカーで、千葉県にある国立がん研究センター東病院の「がん専門相談員」の坂本はと恵さんです。
今回は、「がん専門相談員」の女性がどういう仕事をしているのか?などを紹介したいと思います。
「がん専門相談員」はどんな仕事を患者さんにしている?
坂本さんの職場は、国立がん研究センター東病院内の「がん相談支援センター」です。日本各地のがん診療連携拠点病院などに設置されていて、がんと診断された患者さんやパートナー、そして家族など、どなたでも相談が無料で可能です。
坂本さんなど「がん専門相談員」の8人が、患者さんや家族などの療養生活に関連する、様々な悩みごとや疑問と向き合います。
そして医師や看護師、地域の関係者などと連携しながら、必要な情報を患者さんに提供したり、その人らしい療養生活を実現できる様に支援をしています。
参考:がん専門相談員「あなたのことを教えて下さい」患者の希望を聞き人生をつなぐ テレ朝news(2024年)
坂本さんは、
「患者さんと初めて出会った時には、真っ白な気持ちで、『あなたのことを教えて下さい。あなたが何が大事なのか直接お聞きしたい』をまずお聞きしています」
との、「がん専門相談員」としての理念を明かし、
「それから対話を重ねて医師、看護師、時には同じがんの体験をした患者さん仲間との出会いを繋げていきます。それが私にとって意味のある、かけがえのない時間で、患者さんが自分の生き方を真剣に考え、人生を豊かにしてくれる瞬間です。『がん専門相談員』の仕事の魅力を後進に伝えることが、次の私に課された大きな宿題だと思っています」
と述べました。
私の親族
2024年3月、私の親族は乳がんだと診断されました。今年に入り、職場の健康診断で、要検査に引っかかり、病院で検査をすると、乳がんだと言われました。
乳がんを取る前、色々検査をして、医師から、「乳がんは取るとそこまで悪くない人もいるけど、あなたは悪い方に入っているみたいだね」と言われたそうです。
入院して手術をした時に、がんの部分を取り除いて、転移がないか?とか、生体検査などをしました。
退院後、検査結果でがんの転移はなかったそうですが、医師から「手術で取り除いたがんは、悪くても良い方ではなく、30%の、かなり悪い方に入るがんだった」との説明を受けました。
親族は確か2024年6月頃から、抗がん剤治療や放射線治療を受けていると聞いています。
それらの治療は長く続く過酷なもので、心身的な負担だけではなく、勿論かなりの金がかかる、今後も大変なこと。
私の中で乳がんは父の姉くらいしか知らず、私たち家族が知った時には、手術から治療して数年が経過し、だいぶ元気になっていたので、今から始まって、続けなくてはならない人は、今まで近くにいませんでした。
親族にとって、がんとの長い付き合いが始まります。心が折れそうになる瞬間もあると思います。
そんな時に、「がん専門相談員」がそばにいてくれたら、どれほど心強いだろうと思いました。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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