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こんにちは、どうも、ゆたです。
私は幼稚園から大学を卒業するまで、一匹の犬を飼っていました。
今は亡くなってしまいましたが、大切な思い出にはいつでも愛犬がいて、今でも鮮明に思い出せるほど、沢山の楽しい時間を共有しました。
とはいえ、世話のほとんどは母親がやっていたのもあって、私には全く懐くことはなく、いつもご飯を食べていると横取りしてきたり、寝ていたら踏まれたりして、かなり格下と思われていたと思います笑
しかし、そんな愛犬でも、私がインフルエンザで寝込んでいると、毎回私の側に寄り添い、汗をかいたらペロペロ舐めてくれます。
お陰様で、起きたら涎でベトベトで風呂に入ることになりますが、それでもあの時は心強く思い、大変嬉しく思いました。
実は、犬には飼い主の体調不良を察知できる力があるようなのです。
今回はそんな犬が持っている能力について話そうかなと思います。
私のように体調不良の飼い主がいる場合、犬はそれを察知する力があると言われています。
普段、元気いっぱいで走り回っているような犬でも、飼い主さんが体調不良で寝込んでると、ご飯や散歩の催促をしないで飼い主のそばに寄り添うこともあるようで、私の愛犬も私のことを見下してた態度ではあったものの、家族の一員として認めてはくれていたのですね。なんだか、嬉しいです。
とはいえ、犬によって、飼い主の体調不良を察知できる犬と、そうではない犬がいるみたいです。
そんなこと言い出したら、人間もそうなので、人それぞれ、と同じく犬それぞれ、といったところですかね。
さて、犬がなぜ飼い主さんの体調不良を察知できるのか、その理由で考えられるのは飼い主さんの行動や表情の変化です。
通常の生活リズのと異なった活動をしていると「おや?」と感じ飼い主さんに何か、異変があるということに気がつくらしいです。
後は、犬は耳や鼻がいいので、声のトーンが低くなったり、弱々しくなったり、いつもだったら怒られるタイミングで怒られないと“普段の飼い主さんとは違う”と犬も思うみたいです。
犬の持つ能力とは?
このように犬にはちょっとした変化に気がつく能力がありますが、中には人間にも判断するのが難しいものにすら気づくことができるように特訓した犬たちもいます。
低血糖アラート犬
低血糖アラート犬とは特別な訓令を受けて、糖尿病患者が低血糖になってしまった時にそのことを知らせる働きができるようになった犬のことです。
糖尿病によってインスリン治療や薬物療法を行っていると、薬の作用で血糖値が正常範囲より低下し「低血糖」に陥ってしまうことがあります。
がん探知犬
悪性腫瘍の検出を目的とする使役犬のことを指します。日本では千葉県館山市にあります「がん探知犬育成センター」で育成が行われています。がん患者の尿や汗に含まれる特有物質のにおいを嗅ぎ分けることで悪性腫瘍の発見を行います。
日本には現在5頭のがん探知犬がおり、数週間の基本的な訓練でがん患者と健康な人を区別できるようになり、肺がんは感度・特異性とも99%、乳がんは感度88%・特異性98%に到達しました。
凄い正答率ですよね。普通の人間にはできないと思います、犬の能力に驚くばかりです。
てんかん予知犬
脳内の細胞の異常な神経活動によって痙攣や意識障害などの症状を引き起こすてんかん発作。突然発症することもあり、事故や怪我の原因にもなりかねない危険な疾病でもあります。そんなてんかん発作を数十秒から数時間前に予知することができ、訓練することで本人や周囲の人に知らせて患者の安全を守る手助けをします。
実は、なぜてんかんを事前に予知できるかについては科学的な証明がなされていません。未解明な部分ばかりですが、実際にてんかん予知犬と過ごすことで生活を安全にサポートしてもらっているという人もいるそうです。
このように犬には人間にない能力を活かして、我々人間の生活をサポートする力があります。
本当に犬の能力には感服致します。
終わりに。
このように犬には不思議な能力があります。
そして、私たち人間の生活をサポートする犬たちもいるのです。
ただ、未だ犬の能力について未知の部分が多いのも事実です。
しかしながら、今後も犬たちの人間にはない素晴らしい能力に力を借りることで、私たちの生活が豊かになる可能性は十分にあり得ます。
今後の発展も期待しつつ、今回の記事はここまでとさせて頂きます。
以上、お相手はゆたでした。
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