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こんにちは、どうも、ゆたです。
最近、家に帰ると直ぐにPCを起動して、友達と通話しながらゲームをプレイしています。
夢中になって、何時間もしていると目がしょばしょばしてきたり、耳が痛くなったりします。
敵の足音を聞くためにヘッドフォンから聞こえる音をかなり上げているので、そのせいもあるかも知れません。
そんな時とある情報を目にしました。
イヤホンを日頃から使用している人の中には、もしかしたら、当てはまる方がいるかも知れません。
若い世代に大流行?「ヘッドホン・イヤホン難聴」とは。
一時期、ニュースなどで目にした人もいるかも知れません、「ヘッドホン・イヤホン難聴」について今回はお話ししたいと思います。
その前に、AKARIの方で何度か取り上げた題材なので、こちらも合わせてお読み頂くと理解が深まると思いますので、是非、ご覧になられてください!
急増している若者の難聴とリスクを低減する方法
それでは本題に参ります。
「ヘッドホン・イヤホン難聴」とは、大音量で音楽を聴き続けることにより起こる難聴です。難聴というと、多くの人が歳をとって聞こえづらくなる加齢による難聴をイメージすると思いますが、ヘッドホン・イヤホン難聴は年齢問わず、使用している誰もが起こるリスクがあります。
音楽というのは、もちろん、ミュージックだけというとではなく、私のようにゲームの音や動画やアニメの音もイヤホン、または、ヘッドホンで聴き続けると難聴になってしまう恐れがあります。
世界保健機構(WHO)は、「12~35歳の若い世代の約50%にあたる世界の約11億人が、難聴のリスクにさらされている」と警鐘を鳴らしています。
これは日本だけの病気ではなく、世界各国で問題になっているようです。
ヘッドホン・イヤホン難聴は、耳の中の内耳にある蝸牛(かぎゅう)という器官の障害が関係していると言われています。
蝸牛は音を感知するために重要な役割を担っていますが、その中でも、重要なのが蝸牛の中にある有毛細胞です。
そこに大きなエネルギー、つまり長時間かつ大音量でヘッドホン・イヤホンから音を流し続けることでこの有毛細胞がダメージを受けヘッドホン・イヤホン難聴になると言われています。
そして、何が厄介かというと、自分ではなかなか気づきにくく、早期発見は難しい病気なのです。
人にもよりますが、指標として80デジベル以上で、1週間に40時間以上聴いている場合はかなり注意が必要です。
デシベルは「dB」と表記され、音の大きさを表す単位です。
80dBは電車の中の騒音と同じぐらいの大きさで、サッカーや野球などのスタジアムは100dBを超えることもあると言われています。
この話を聞いていると「そんな大音量で音楽なんて聞かないよ」と思う方もいるかも知れませんが、電車の中でイヤホンを装着して快適に音楽を聞いていると、80dBは優に超えます。
人との会話は60〜65dBとされています。
なので、人との会話の音量ぐらいが適切だと言えますね。
周りの騒音がうるさいからと音量を上げすぎないように心がけましょう。
これだけでもかなり怖い病状だと思いますが、更にこの病気は現在、治療法がなく予防するしか避ける方法がないのです。
先ほどのいった会話程度の音量にすること以外にも定期的な休憩やノイズキャンセル機能付きのものを使うなども有効なようです。
聴力は一度悪くなると戻すのは難しいです。
そのことを意識しながら少しずつ注意していきましょう。
参考:「一度消失した細胞は再生しません」1週間・40時間以上、大音量で聴き続けると耳の感覚細胞が劣化
終わりに。
今現在、患者数は増えているもののまだ、爆発的に増えているわけではありません。
しかし、小、中学生の頃からイヤホンやヘッドホンに慣れていると知らず知らずのうちにヘッドホン・イヤホン難聴になってしまうかも知れません。
友人や家族に大きな音で聴いている人がいたら、ぜひこの危険性について話してみたらいかがでしょうか?
今回はここまで。以上、お相手はゆたでした。
次回の記事でお会いしましょう!
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