にしみのおやさいクレヨン。〜A型事業所が野菜やコーヒーで作った、色鮮やかな10色のクレヨン〜 

この記事は約 5 分で読むことができます。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

お子さんがおられる家庭などでは、家や保育園などで、絵を描かれることが多いのではないでしょうか?クレヨンは通常油性なので、使い切らない時の後の事や、子どもの誤食など心配もあるかと思います。そんな中、岐阜県にあるA型事業所の【シュシュ】が、野菜やコーヒーで作られた地球に優しい『にしみのおやさいクレヨン』を生産し販売しています。

今回はそのSDGsなクレヨンについて、大特集します。

『にしみのおやさいクレヨン』とは?

シュシュでは利用者さんの障がいの特性にあわせてお仕事していただけるよう、様々なお仕事を行っています。

『にしみのおやさいクレヨン』もその内のひとつで、

福祉的就労支援とSDGsとを組み合わせて1から作り上げた新しい取り組みです。

画像・引用:就労継続支援A型事業所 シュシュ

関連サイト

1箱2200円。クレヨンは【シュシュ】と下記のオンラインショップで販売しておられます。

こちらから実際の商品を購入できます!よければ買って応援してくださればと思います!

『にしみのおやさいクレヨン』の成り立ち

地元の野菜やコーヒーが緑色やオレンジ色のカラフルなクレヨンに―。岐阜大垣市中曽根町の就労継続支援A型事業所【シュシュ】が、規格外や廃棄する野菜や葉などを原料にした『にしみのおやさいクレヨン』を製造し、販売をスタートしました。間違えて口に入れても安全と話し、子どもや高齢者に「クレヨンの輪」を拡げようと思っています。持続可能な開発目標(SDGs)の観点から、規格外や廃棄野菜の削減や、軽作業だけでは達成不可能な利用者の賃金アップに結び付けます。

全10色で、ニラやコーヒー、ピーマンなどを使用しています。各クレヨンは原料に使った野菜の名前をラベルにデザインしました。原料は1色あたり30キロほどの野菜やコーヒーが必要で、【シュシュ】が西濃地域の農家や食品加工場などから提供を受けました。青森市のデザイン会社「Mizuiro(ミズイロ)」などの工場でクレヨンに加工してもらい、完成して送り返されたクレヨンの磨きや検品、箱の組み立て、箱詰めを利用者が担当し、販売などは【シュシュ】がしています。

大垣市や海津市といった西濃地域から野菜を提供して頂いており、商品名に「にしみの」と冠しています。子どもや高齢者が誤って口に入れてしまうことを想定し、野菜の色を補足する顔料は食品用と同じ成分を起用しました。

参考:おいしい色いっぱい 野菜をクレヨンに 福祉施設が販売 岐阜新聞Web(2022年)

実際に使った人からの反応など

2022年1月22日に岐阜県大垣市外野のイオンモール大垣で『にしみのおやさいクレヨン』の塗り絵の体験会が開催されました。家族と訪れた女の子は「野菜がきれいな色になってびっくりした。塗りやすくて楽しかった」と笑顔を弾ませました。女の子の母親は「幼い子どもは間違えて口に入れてしまうことがよくあるので、安心感がある」と言いました。

【シュシュ】の代表は「『にしみのおやさいクレヨン』の生産だけではなく、販売を継続しなければA型事業所として意味がない」と話します。今後の展望は新色のクレヨンの開発や西濃地域の障害者施設や保育園への『にしみのおやさいクレヨン』の配布を企画段階です。高齢者が通所するデイサービスでの体験会も視野に掲げ、お孫さんなどへの贈り物としてPRしていく考えです。

また、代表は「利用者と職員が力を合わせた新しい挑戦。『にしみのおやさいクレヨン』を使用して頂き、クレヨンの輪が拡大し、利用者の仕事が増えるようになれば」と期待を寄せています。

参考:地産野菜やコーヒーでクレヨン 大垣のシュシュ販売開始 中日新聞(2022年)

野菜独特の色鮮やかも素敵。

このクレヨンを初めて観た時、発色も綺麗で、凄く素敵だと思いました。SDGs的にも良い取り組みですし、野菜から出来ているので、誤ってお子さんが食べても大丈夫なところが良いです。それ位子どもの誤食って、「何でこれで?」というものでも、起こったりしますし。

クレヨンのお値段もお手頃価格で良かったです。私の祖母は絵を描くので、クレヨンを使ってくれるか分かりませんが、このクレヨンを渡してもいいのではと思いました。もっと沢山の方がこの素敵なクレヨンに出会ってくれます様に。。。

noteでも書いています。よければ読んでください。

→HOME

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。