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皆さんこんにちは。Pinkです。Women’s Healthの記事に気になるものがありました。
私自身、まさに今この心境だからです。今回はそのことについて書きたいと思います。
「時間不安障害」とは
「時間不安障害」とは、時間が過ぎていくことに対する過剰な心配、長期間に渡り続いている、時間が足りないことへの憂鬱とも言えるそうです。
典型的な例としては、以下の2点が挙げられます。
① 友人が待ち合わせの時間に遅れると、あとですることに取っておく時間がなくなることが不安で仕方なくなる
② 用事があって行っている場所が思いのほか混んでいると、焦りから足踏みが始まり、手のひらに汗をかく
誰でも、一度はこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか。
臨床心理士によると、この問題は、時間に限りがあることではないとのことです。
それは、時間を自分で調整出来ないという感覚に捉われると不安でいっぱいになり、時間を無駄にしていることばかり考えて、最後には普通の習慣さえやり切ることが出来なくなるといったように、悪くなる一方だそうです。
子供の頃は限りなくある時間も、大人になると時間が経つのが早くなるというのは単なる気のせいだけれど、時間以外の物事は間違いなく変化するとのことです。
大人になるまでに私達は失うことを経験し、赤ちゃんの急激な成長に至る過程を目にし、学校の時間割や学年の区切りにある長期休暇から自由の身になるそうです。
そして、長生きするほど時間の儚さと貴重さが身に染みて分かるようになる一方で、大人としてのやるべきことや目的は増えて行くからこそ、その1分1秒が日に日に必要になるとのことです。
また、博士によると、子供や親、パートナーや兄弟姉妹の不安を受け止めるのは、一般的に女性であることから、普段から時間の重圧を感じているだけでなく、周囲の人の精神的な負担を全て受け入れるところがあると言います。
メンタルヘルスに与える影響について
いつも危機感を抱いているというのは、生活の質だけでなく健康にも非常に悪く、自分の人生を上手く調整出来ないという焦りが仕事にも拡がり、自分には十分な能力があると思えなくなってしまうそうです。
時間が気になって仕方ない時に生じる体が麻痺するような感覚と、不眠が悪影響を与えることが分かっていても、残っている作業のことばかり考えてしまうといった、要するに、価値のある時間を無駄にしていることになるとのことです。
また、時間を無駄にすることに対する不快感は人間関係にも悪影響を与えていて、予定外の出来事を喜べなくなってしまったりするそうです。理由は簡単で、自分で決めた予定に遅れが出るからとのことです。
博士の話では、どんな種類の「不安障害」も「コルチゾール反応」を早くさせ、身中の多くの過程に悪く影響する可能性があると言われています。
少量の「コルチゾール」は集中力の維持に役立ちますが、「コルチゾール」の分泌が長期化して、心中の「コルチゾール値」が高すぎる状況が長く続くと、「ドーパミン」や「セロトニン」という神経伝達物質の働きが抑えられてしまうとのことです。
「ドーパミン」が不足すると、やる気がなくなり、楽観的でいることが出来なくなると言います。一方の「セロトニン」は気分・睡眠・食欲・感情の調節に必要なため、不足すると、気分のむらが激しくなり熟睡できず、苛々するようになるとのことです。
これまでの研究により、「コルチゾール値」が長期的に高くなると、「うつ病」「高血圧」「心疾患」の危険が高くなることも証明されているそうです。
「時間不安症」の対処法について
「時間不安障害」で、時間が気になって休めない人へ向けて「時間の上手な使い方」が下記の通り4つ記事にあったので、紹介したいと思います。
② 思い切ってタスクを減らす
③ 定期的に休憩をとる
④ 問題はひと晩寝かせる
参照:時間が気になって休めない「時間不安障害」の現実と対処法
以上となります。この後は、①〜④について簡単に説明したいと思います。
⒈不安な気持ちはアファメーションで置き換える
時間や日数が足りないという過剰な心配を手放すためにも、破滅的な思考は、現実的で、前向きなアファメーションで置き換える
⒉思い切ってタスクを減らす
やらなければならないことを全部書き出すよりも、その中から2個〜3個を選び、その日中に終わらせることに専念する方が効率的で、それ以外は明日でいい
⒊定期的に休憩をとる
1日30分でもいいので、何もしない時間を予定に入れておく
解決すべき問題が確定できたら、その間全く違うことをして、問題に関することを考えないようにすることで、自身が無意識に解決策を見つけるため、ゆとりが生まれる
⒋問題はひと晩寝かせる
時間が気になって眠れない時は、考えていることを紙に書き出し、朝方に対応することが必要である
まだ完全に目覚めてはいないけれど、眠っているわけでもないという時は、脳が軽い瞑想状態に入り、アルファ波を発しているので、様々な疑問に対する答えが浮かぶ
散歩中や空想中、窓の外を眺めている時や自分の呼吸を数えている時も、この状態に入りやすい
参考サイト:時間が気になって休めない「時間不安障害」の現実と対処法
最後に
「時間不安障害」までとは言わなくても、時間に余裕がないと不安に感じる人はいると思います。私も、今回学んだ対処法を実践したいと思います。
noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!
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