『potential』主催の【ぶんかいまつり】イベントレポート!パソコンを子どもが分解。 

potential ぶんかいまつり

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

電子基板以外にも、発光LEDやプラスチック、抵抗器、配線を切り抜き、廃棄された電子ごみをリサイクルし、可愛いアクセサリーへと生まれ変わらせるアップサイクルの取り組みを行う『potential』(ポテンシャル)という団体をご存知でしょうか?

『potential』は、立命館大学OICキャンパスに通う速水瑠奈さんが立ち上げた団体です。

ウラカタ(裏方)の晴れ舞台」を基本理念に提げ、「身近にあるものから目を逸らさず、大事に扱うことでSDGsを取り組める環境へと転換させる一助になれる様に」と、精力的な活動を続けています。

私は2023年10月26日に、『potential』に関する記事をnoteに書きました。

詳しくは、その時に書いた下記のnoteを観て頂きたいと思います。↓

https://note.com/akariwriter3/n/n8792039edec2

今回は2024年1月13日と20日に開催された、『potential』様が主催の【ぶんかいまつり】について、綴りたいと思います。

▽【ぶんかいまつり】概要

『potential』コンセプトである「ウラカタの晴れ舞台」の理念のもとに、「分解」を通して、子ども達同士が交流し、協力をしていくコミュニティーイベントとなります。

小学1年生〜中学3年生までの子ども達が対象となり、参加者が4人1組で、お互いに連携し合いながら1つのパソコンの電子廃材を分解していきます。

子ども達がお互いに積極的にコミュニケーションを取り合うことを期待し、そのための一助として、円滑な自己紹介や交流を深めるアイスブレーキングイベントも同時に行います。

パソコンを分解する作業において、分解のやり方が分からない時や手助けが必要な場合は分解経験を持つ『potential』のメンバーが力を貸します。

また、大人による分解作業の介入も過度になければできることとし、子ども達同士のコミュニケーションの補助などを行っていただきます。

個人主義的で家にこもりがちな現代の子ども達にも、分解を通して他者との交流や身体を動かして何かを行うということを体験して欲しいイベントとなります。

こちらの女性が、『potential』を立ち上げた、代表の速水瑠奈さんです。

▽日時や場所、参加人数など

1日目 
日時:2024年1月13日(土)13:00-16:00
場所:キラリエ草津 5F共同スペース
参加人数:子ども20名、親御さん14名

2日目
日時:2023年1月20日(土)13:00-16:00
場所:UDCBK
参加人数:子ども38名、親御さん20名

▽景品

・分解部門:図書カード500円分

・仲良し部門:お菓子詰め合わせ500円分

▽私が印象に残ったシーン

子ども達が全員仲良く、年齢というものを超えて交流していました。

→工具を一人が手に持ったら独占的にせず、「ドライバー貸して」と誰かが発言したら「いいよ」と貸してあげていました。

【ぶんかいまつり】では低学年の子が困っていると、上級生がその子に協力して分解を手伝ったり、積極的にその子のために、「こうしたらいいんだよ」とアドバイスしていたのも印象的でした。

親御さんがパソコンを分解する我が子に興味を示していたところも印象に残りました。

→時々お子さんが困っていると手を貸したり、お子さんの写真を積極的に撮ったりする様子などが、この【ぶんかいまつり】ではよく見られました。

みんなが全員で分解を楽しめる様に、協力し合って、頑張ってくれていました。

→分解が上手くいかず泣き出してしまう子もいましたが、他の子が分解についてその子にアドバイスをしたり、優しく「どうしたの?」と質問する等、最後には泣いていた子も笑って「楽しかった」と言っていました。『potential』のメンバーが分解に力を貸すことをしなくても、子ども達だけでここまでやれたのは本当に凄いことだと感じました。

『potential』のメンバーとも会話が弾んでいました。

→分解について分からない点への質問以外にも、【ぶんかいまつり】の初めに、自己紹介で『potential』のメンバーが説明した「自分の趣味や好きなこと」等に、積極的に子ども達が興味を持って、話しかけてくれて、その話でワイワイ盛り上がったりしているのも印象的なシーンでした。

▽【ぶんかいまつり】に参加した親子のコメント

・「楽しかった?」と子どもに聞くと、分解するという興味のあることに満足そうにしていました。

みんなで解体できる様に声かけをし、ドライバーを触ったりすることができて、子どもも楽しそうにしていました。

・『potential』のメンバーの皆さんが親切でした。子どもも集中して分解に励んでいて、すっごく大変満足のいくイベントでしたよ。

・分解作業は1回目だけではなく、2回目の今日も参加して楽しかったです。電子廃材を有効的に使用するという観点とは反対に、簡単なパソコンを組み立てる体験会というのも今後開催があるといいなぁ。

・CPUやHDD、ファン、メモリを分解したパソコンの中身を見れたのでワクワクしました。次はパソコンの組み立てをしてみたいなぁ。

・普段ならできないことをパソコンを経験して、今日初めて会った他学年の子たちと連携しながら分解という、娘にとっても楽しいやドキドキという感情だけではなく、様々な学びの場所になったのかなと感じました。ありがとうございました。

・息子にとって、パソコンの分解作業という貴重な体験に参加できて有意義な時間でした!

私は元々前職の影響で、ハンドメイドなど、もの作りが好きです。

昔から「これを作って」と指定されたものではなく、型にはまらず、手を使って、独自のものを作ることが得意だったみたいです。

そういう私でも、パソコンの分解などはしたことがありません。

まず工業関係のものにチャレンジしたことはありません。パソコンもお子さんお一人の力で分解するのは、力もいるでしょうし、かなり難しいと思います。

それを知らない子同士でも協力して、1つのものを分解するというのは、達成感というか、満足感も、「みんなでしたんだ!」とあって、喜びもひとしお、嬉しいものではないでしょうか。

▽運営側『potential』のコメント

安藤さん
「このイベント成功は大人たちの協力なしではなし得ないものでした。関わってくださった全ての方々に感謝を述べたいです。また、継続的な【ぶんかいまつり】の開催実現に向けて『potential』一同、みんなで一つになって、頑張っていきたいと思っています!」

田辺さん
「【ぶんかいまつり】の1回目、2回目共に、足を運んでくれた小中学生が楽しんでイベントに参加してくれていて本当に嬉しかったです!「ウラカタ」の存在を感じて頂ける様な『potential』の活動をしていきますので、今後も宜しくお願いします。」

森田さん
「【ぶんかいまつり】の2回目では、泣いていたお子さんもいましたが、最後には笑顔で「楽しかった!」と帰っていきました。私にとって、とても有意義な経験を得ることができました。小学生に科学の魅力や楽しさを発信することができました。」

私がこのイベントレポートに参加した理由

私はこの様なイベントレポートを書くことは初めてでした。

2023年12月下旬に、お話をいただいた当初は、不安な気持ちの方が大きく、「できるかな?できないかもしれないな」と自分にこんな大役はできないと感じておりました。

ですが、コメントを下さった安藤様のこの【ぶんかいまつり】に対する熱を、文面からもヒシヒシと感じ、「ぜひお受けしよう」という気持ちに変わりました。

メールでどういう感じにするかディスカッションを重ね、2024年1月9日にライターの支援員さんと一緒に、代表の速水様と安藤様とZoomで4人で打ち合わせを行い、「イベントが成功します様に」と願いを込めて、イベントが無事終わることを心待ちにしていました。

イベント終了後、大盛況だったことは文面からも感じられました。また、後日送られて来るイベントの詳細と写真を共有してもらうことが楽しみでした。

どの写真も参加した皆さん、活き活きしていて、楽しそうで、充実した表情。

【ぶんかいまつり】開催前の『potential』様のミーティングの表情からも、このイベントに賭ける想いが、グッと感じられます。

「本当に充実した、素晴らしいイベントになったんだな」と、元々はnoteがきっかけでしたが、イベントレポートを執筆というカタチで参加させて貰って良かったと思っています。

【ぶんかいまつり】に関しては、今後も続けていきたいイベントだと、打ち合わせの時にお聞きしております。

ますますの『potential』様の成功と発展を、陰ながら応援していきたいです。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。