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皆さんこんにちは。Pinkです。
少し前に「障がい者グループホーム」について調べてみましたという記事を書いたのですが、今回は、「障がい者グループホーム」の現状について、さらに深く掘り下げて調べることにしました。
「障がい者グループホーム」の費用や料金について
令和元年度の実態調査によると、「障害者グループホーム」は日本全国に5,700件以上あるとのことです。グループホームによっては、環境や料金、利用出来る人が違うので、気になったグループホームは前もって連絡をした上で、一度見学してみると良いとのことです。
また、グループホームの利用には、障害者総合支援法が定める「障害福祉サービス利用料」が発生するそうです。
この「障害福祉サービス利用料」は全額負担ではなく、規定として1割負担になっていて、前年の所得(*)にあわせて、自己負担額の最大限度額が設置されているとのことです。
(*)… 18歳以上、利用者とその配偶者の収入
負担上限月額は下記の通りとなります。
負担上限月額 | |
生活保護 … 生活保護受給世帯 | 0円 |
低所得 … 市町村民税非課税世帯 *3人世帯、障害者基礎年金1級需給の場合、収入がおよそ300万以下の世帯が対象となる |
0円 |
一般1… 市町村民税課税世帯 (所得割16万円未満→収入がおよそ670万以下の世帯が対象となる) *20歳以上の入所施設利用者、グループホーム利用者を除く |
9,300円 |
一般2… 上記以外 | 37,200円 |
以上となります。
その他にも条件によって減免があるので、各行政に確認するといいようです。
その他にも、グループホームの利用にあたって、「家賃補助制度」を利用することが出来るとのことです。対象者については、「市町村民税非課税世帯」または「生活保護を受けている人」となり、事前に申請することで、下記のような補助が受けられるそうです。
① 家賃が1万円未満の場合…実費を補助
② 家賃が1万円以上の場合…1万円を上限に補助
参考サイト:障害者グループホームとは? – LITALICOワークス
「障がい者グループホーム」の現状
「障がい者グループホーム」の現状をネットで調べる中で、NHK福岡のサイトを読んでいると、驚くことが書かれていました。「障がい者グループホーム」で「言葉」や「態度」の「虐待」が行われているというのです。
「虐待」が行われているとされた施設は、「精神障害」のある人達が共同生活を送るグループホームで、取材を行った記者はこのホームの業務記録を入手します。
業務記録に、「利用者の昼食の準備がされていなかった。いつの日からか不明」という記述を見つけた記者は、取材を進め、当時の状況を知る元職員から話を聞くことが出来たそうです。
元職員の話によると、利用者は「精神障害」があり、心身の調子がすぐれず作業所の仕事を休むこともあるのですが、そういう人達に対して、代表は「わざと休んでいるだろうからごはんを食べるな」と言うこともあったそうです。
それを聞いた利用者は不安になり、夜になって思い出して眠れなくなったりと、さらに具合が悪くなってしまうこともよくあったと言います。
スタッフ達は、こうした行動を改正するよう、何度も代表に申し入れたそうなのですが、聞き入れられなかったそうです。
NHKの記者は、「障がい者グループホーム」の所在地で、開設を認めた久留米市を取材しているとのことです。
勿論、私は「障がい者グループホーム」全てで、このようなことが起こっていると思いませんが、入居を希望する場合は、希望している「障がい者グループホーム」について事前に調べたり、見学に行くなど、慎重になる必要はあると思います。
参考サイト:障害者”虐待” 届かぬ声 – NHK
「障がい者グループホーム」のメリットとデメリット
「障がい者グループホーム」のメリット・デメリットには下記のことが挙げられています。
② 家庭的で多くの意思疎通が出来
③ 自立を目指し自分でしようという気持ちを培うことが出来る
④ 必要な支援を受けることが出来る
② 施設や人数が少ないので入れないことがある
③ 保険制度が使用されないので入居費用の負担が大きくなる
④ 障害の度合いによっては入居出来ないことがある
⑤ 障害や性格によっては溶け込めない場合もある
参照・参考サイト:障害者グループホームのメリットデメリットを解説!
「障がい者グループホーム」に入居することだけでなく、何をするにしても必ず、メリット・デメリットはあると思います。だからこそ、どうするか決めるには難しい部分もあると思いますが、「自立」ということに焦点を当ててみてはどうでしょうか。
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