スーダンの子ども達の教育を維持したいー、日本国際ボランティアセンターの展望。 

スーダン 日本国際ボランティアセンター

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

毎年1月24日は国連が定義した「教育の国際デー」です。どの国に生まれても、当たり前に教育を受けることのできる世界をしたいという目標から、2018年に定義しました。教育は国連が定義するSDGsのゴール4である大きな世界での課題です。

世界には、紛争の影響で学校に行きたくても通学できない子ども達や、退学しなければならなかった子ども達が多くいます。アフリカの北東部に位置するスーダンもその一つです。

日本国際ボランティアセンター(JVC)は、スーダン・南コルドファン州と南スーダン・イーダ難民キャンプで、紛争で大きな影響を受けた地域の子ども達が教育の場を無くさない様に、学習・就学サポートを行っています。

同JVCは2023年3月31日まで、もう必要ではない本やCD・DVDなど寄付することで、スーダンの教育サポートに繋がる「あなたの本で、スーダンの子どもに教育を!」キャンペーンを行っています。

個人でも、学校や団体、企業で沢山寄付した場合でも、BOOK•OFF『キモチと。』の日本国際ボランティアセンター専用ページを開き、物品を梱包し、集荷依頼をすると、指定の場所まで訪問し、送料込みの無料回収を行います。

今回はそんな日本国際ボランティアセンターの取り組みについて、発信していきます。

日本国際ボランティアセンターとは?

世界には差別や分断、抑圧、資源の奪い合いや武力戦争などの

暴力により周縁に追いやられている人々がいます。

JVCは、世界から中心をなくそうというおもいを合言葉に、

上下や貧富をつくる社会構造をこの世界からなくしていく活動

を続けています。

画像・引用:日本国際ボランティアセンター

公式Twitter

https://twitter.com/ngo_jvc

「あなたの本で、スーダンの子どもたちに教育を!」のキャンペーン詳細

画像引用・参考:1/24は国連の定める「教育の国際デー」SDGsのための行動を始めるチャンス! PR TIMES(2023年)

現在、古本・不要品回収を行うことで、スーダンの子ども達の教育をサポートする取り組みが全国各地に浸透しつつあります。

東京都台東区にある認定NPO法人「日本国際ボランティアセンター(JVC)」が、古本など必要では無くなったものを寄付として集めています。

スーダンの学校に通学できない子ども達をサポートすべく、寄付された不要品をBOOK•OFFに売却して現金化し、全額を子ども達の教材費や給食費などに賄います。

2022年12月20日(火)~ 2023年3月31日(金)まで寄付を募っています。

スーダンでは地域紛争などの大きな影響で学校に通学できない子ども達が多いとされます。1956年の独立以来、紛争が絶えることのないスーダン。JVCがサポートする南コルドファン州では、小学校を卒業できる割合は僅か1割に過ぎません。

紛争の影響で学校に行きたくても通学できない子ども達や、退学しなければならなかった子ども達が多くいます。JVCは現地でそんな子ども達のための補習校を開校しています。今までの現地でのサポート活動を介して、南コルドファン州の避難民居住区では、約900人の子ども達が正規の小学校に就学・復学を果たし、勉強を継続することが可能となり、読み書きなどを学びました。

対象となる不要品はコミック、ビジネス書なども含んだ本、CD・DVD・Blu-ray、ゲーム機本体・ソフト・周辺機器などゲーム全般、小型家電・タブレット・スマホ、ブランド品、貴金属など。JVCの活動に協同するBOOK•OFFが買い取ります。JVCの公式ホームページ経由で集荷日と場所を指定すると、BOOK•OFFが1点からでも無料で回収します。

参考:スーダンに教育支援を NPOが古本など募集 東京新聞(2023年)

JVCは、2022年度に行った「あなたの本で、スーダンの子どもたちに教育を!」では、92万8,621円の寄付を集めました。

JVCの担当者は「ご自宅に眠る、読み終わった本がスーダンの子ども達の教育サポートにを維持できます。子ども達の未来のサポートに寄付をお願いします」と呼びかけています。問い合わせは、03-3834-2388まで。

キャンペーン詳細

https://www.ngo-jvc.net/news/news/jvc_bookoff_2022.html

このキャンペーンは、

別の記事に書きました、[ラオスのこども]の活動と同じ日に知りました。私は日本で、義務教育を終えて、進学もするし、その後就職もする、そんな世界で生きていました。

でもその当たり前が世界では当たり前ではないことに、世界への社会福祉の記事も書いていて、改めて気付かされて来ました。世の中、自分が当たり前だと思っている世界が、当たり前ではないことをー。

恐らくこのキャンペーンは毎年行なっているのではないでしょうか?こちらは大手古本メーカーとの取り組みで、とても規模が大きいものとなっています。教育が当たり前ではない世界を、教育するのが当たり前の世界にしていくために、このキャンペーンから世の中を変えていきませんか?

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いらない本でスーダン支援 東小倉小児童呼びかけで3日で173冊 学校建設などの資金に 東京新聞(2023年)

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。