公立高校の受験で、PMSなどの生理の症状で追試を認めるべきか?問われる受験の公正・公平性。 

生理 公立高校 入試

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

私の学生時代はかなり前になりましたが、今の女の子たちは生理がかなり重たいと聞きました。

私は貧血は中学時代に1回ありましたが、今は生理中に通院が重なった時でも貧血は採血で1回もないほど、生理が重たく、学生時代にはなかった生理問題に、大人になってから振り回されています。

そんな生理が重たい私は、生理で高校入試の追試を認めるかどうかの議論が、上がっていることを知りました。

生理で「追試」は認められるのでしょうか―。公立高校入試の受験日と生理が重なった女子生徒への対応に関して、全都道府県に実態調査をすると、およそ3割の15道府県が生理での体調不良が追試の「追試の対象になる」と回答をしました。

その反面、およそ2割の11府県が「追試の対象外」とし、約半数の自治体は明確に回答せず、生理を巡って対応の差が発生している実情が浮かび上がりました。

今回は生理と高校入試の追試について、皆さんと考えていきたいと思います。

高校入試の時に生理が来たら、追試を認めるか否か?

2023年9月、全都道府県の教育委員会へ、公立高校入試の「追試」を行う対象に、腹痛や眠気、頭痛など体調が悪い「PMS」や「月経困難症」が含まれるかどうかに関して質問しました。

追試は一般的に事故や病気などで入試を受けられなくなった受験生に、違う日に行う試験を指します。2023年6月、文部科学省は都道府県に発出した通知で、新型コロナウイルスなどに感染した受験生が追試を受けられる様に配慮を要求しましたが、「PMS」や「月経困難症」などは追試の対象に加えませんでした。

受験する機会は公正・公平性が重視されますが、生理からの体調不良は女性特有の問題で、生理が重い女子生徒が受験の不利になりかねないと危惧されてきました。特に10代の女の子は生理の周期がまだまだ不安定と言われています。

実態調査では、北海道▽秋田▽青森▽山形▽茨城▽愛知▽山梨▽新潟▽岐阜▽三重▽和歌山▽京都▽徳島▽長崎▽佐賀の15道府県が、女子生徒の生理からの体調不良が「追試の対象になる」と回答しました。過去5年以内に追試を認めたケースを質問すると、「認めたことがある」と答えたのは京都府だけでした。

その反面で、群馬▽栃木▽千葉▽大阪▽長野▽岡山▽兵庫▽広島▽宮崎▽大分▽沖縄の11府県は「追試の対象には認められない」と回答しました。

残る21都県は、「診断名(病名)を追試の対象にするかの参考にする」(高知)、「個々の状況に合わせて判断する」(熊本)などと答え、明確な基準の設置ではなかったといいます。

参考:「生理で追試」15道府県OK、11府県は対象外 公立高校受験 毎日新聞(2023年)

性教育やジェンダーが専門の東海大学教授の男性は「生理に関連する問題意識が近年の現代社会で醸成されつつある中で、生理で女子生徒に全く追試を認めない自治体も生理に関しての議論を深めていくべきだと考えます。現状では生理が重たい女子生徒のほとんどが、受験当日に体調不良だと学校側に申告すると受験を受けられなくなるかもしれないと心配して、生理が酷いのを我慢して受験していると考えられます。声を上げられない女子生徒がいる可能性を見過ごしてはなりません」と警鐘を鳴らしました。

2023年12月、

文部科学省は、公立高校入試の受験日と生理が重なった生徒への対応に関して、2023年12月19日、「追試はできる」とする通知を日本各地の都道府県などに発出しました。

事故や病気などで入試を受けられなくなった受験生に別途実施される追試の対象に、生理による体調不良が加わることとなりました。現在の中学3年生が受験する2024年入試から随時適用されていきます。

通知は追試を受けられる受験生に関して、「本人に帰責されない健康・身体上の理由などで、やむを得ず指定の試験日程で受験できない生徒」と記載されました。追試対象の理由の例として、新型コロナウイルスなどの感染症だけではなく、「月経随伴症状」などの体調不良が明記されました。生理での体調不良とは、強い下腹部痛や頭痛、腹痛、吐き気などの症状を指します。

生理での体調不良は個人差がありますが、どの程度で追試を認めるべきかなど統一した基準は今回も、示されませんでした。

「追試対象」としていた自治体の一部は「医師の診断書」を条件にしていましたが、そのほとんどの都道府県で基準が曖昧でした。

入試は、男性や他の受験生との公平性が求められますが、受験シーズンまでおよそ2ヵ月に迫る中、判断基準が委ねられる現場の教育委員会は、混乱が予想されます。地域によって追試を認める条件に差が生じる恐れもあって、国が生理が追試の対象だと、統一基準を示すべきではないでしょうか?

参考:公立高校入試「生理で追試OK」 文科省が19日、全国に通知 毎日新聞(2023年)

今の私、

経血量と眠気が酷いです。経血量の話は色々したので、この記事では眠気について話したいと思います。

私はPMDDの中では多分眠気が1番酷いかと思います。

私は生理が始まる早くて2週間前から眠気が酷く、例えば前日少し寝るのが遅くなったり、PMDDの眠気も重なると仕事中ずっと眠くて、コーヒーがないと頭が回らない位です。

この記事を書いた2日前は眠気のピークで、凄く眠くて、仕事の日なのに、前の日に9時間半位寝て、それでも仕事中眠くて、するとその日の夜に生理が来て、「異様に眠かったのは、やはり生理が近かったからか」と思いました。

生理中も眠くて、何回か仕事の休憩時間にナプキンを替えにトイレに行ったら、鍵も閉めず、座ったまま寝ていて、鍵が閉まっていないことで、入って来た人から、「あっ!」と言われた声で起きて、ハッとした時もあって。

私が眠さに支配されていないのは、多分生理後の1~2週間位だけだと思います。

私の場合は主に眠気ですが、生理痛でも、やっぱり大事な受験の日に生理が来たら、お腹が痛くて、痛みが気になって、十分な実力を発揮できないと思います。

生理は女性にはずっとついて回る問題です。追試も設けたりとかして、どうにかその子たちを助けて欲しいなと思います。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。