「強迫観念」の兆候と対処法について

強迫観念

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皆さんこんにちは。Pinkです。私は「適応障害」と「双極性障害」があるのですが、それとは別に、「強迫観念」が以前よりひどくなっている気がします。なぜそう思ったかと言うと、7月末から飼い始めた子猫のことです。

色々と心配し過ぎて、自身の体調も悪くなる一方で、仕事に影響しないように気を付けているのですが、体重は減り、睡眠不足も続いています。

このままではいけないと思い、どうしたらいいのか考えている時に、Yahoo!ニュースに掲載された、Forbes JAPANの記事を読みました。ここでは、同じ「強迫観念」でも男女のことを例に挙げて書かれています。

情熱は個性

私達は、「情熱」を持って取り組む人に影響され、何かを達成するための取り組みに情熱を注ごうと最大限努力し、恋愛について言えば、情熱的な関係を築くことが最高の恋愛体験と例えられることが多いそうです。

ある研究で、「熱意」は日々の困難に取り組む時に役立つ、性格的強みであることが明確になり、また他の研究では、「情熱」は人生の満足度と強く繋がりがあることがわかっているとのことです。

しかし、心理学者は情熱」と「強迫観念」は紙一重だと言っています。1つには、どちらも情熱的な状態であり、のんびりした感じや冷静さ、穏やかさといった落ち着いた感情とは逆の警戒や興奮、高揚した気分といった激しい感情が特徴になります。

自分が大切にしていることに全力で取り組む、周りを刺激するような人が持つ特徴が、場合によっては「執心」や「反すう思考」「不安」「衝動性」に向かうこともあるとのことです。

男性の右肩に、目を閉じて顎を乗せる女性

「強迫観念」を示す3つの兆候

強迫観念」的な行動をとるようになっているかもしれない兆候としては、下記の3つが挙げられます。

3つの兆候とは

① 関心や趣味が減り1つのことに執着する

② 相手の言動に「こだわる」ようになる

③ 自己管理の習慣がなくなる

以上です。

それでは3つの兆候についてどういうことなのか、説明したいと思います。

⒈関心や趣味が減り1つのことに執着する

多くのことに関心を持っていたものが、狭い範囲に執着するようになると、それは不健康な段階の「強迫観念」の可能性があり、このような強いこだわりは、人生の他の重要な部分を怠ることに繋がるかもしれない。

⒉相手の言動に「こだわる」ようになる

強迫観念」の強い人は、特定の行動や言葉に「執着」し、それを頭の中や声に出して絶えず繰り返すことがあり、この「執着」は、前向きなものから、軽蔑や誤解と思われるものまで多岐なものになる可能性がある。

また、人間関係の特別な一面に「こだわる」傾向があるため、しつこく問い詰めたり、安心させる言葉を求めたり、もしかしたら恨みを持つこともある。

⒊自己管理の習慣がなくなる

何かに過剰に注意を向けるようになると、自身の健康や幸せを後回しにすること があり、「自己管理」の習慣が失われ始めると、自身の健康などに無関心になっている証拠である。

強迫的な思考や行動が時間と活動力を消耗し、自身の健康維持がなおざりになってしまうこともある。

参照:情熱と紙一重、「強迫観念」に囚われてしまう兆候とその対処法

手を繋ぎ、それぞれ反対の方向を見ている男女

対処法について

それでは、「強迫観念」的な行動をとるようになっているかもしれない場合どうしたらいいのでしょうか。下記の通りまとめてみました。

3つの兆候の対処法

① 活動や興味の幅を広げるよう促し、かつての趣味に再度目を向けたり、新しい趣味を一緒に見つけたりする。また、関心の変化について包み隠さずに話し合うことが大切で、視野が狭くなっている理由を理解することで、健康な心の調和を見つける見通しが立つ。

② 相手の感情について、包み隠さずに話をするようにし、たとえ相手が不満的であったとしても、強迫的な思考の中心にあるものに動じないように心掛ける。執着が続く場合は、療法士の専門的な指導を受けることが、自分とパートナーの両方にとって助けになるかもしれない。

③ 「自己管理」と幸福について話をし、調和のとれた健康的な生活習慣を続けることの重要性を認めてもらう。また、パートナーが「自己管理」の習慣を優先し、全体的な幸福に繋がる活動のための時間を見つけるのを支援する。

必要に応じて、自身に対する無頓着に繋がっている、基本的な問題に対処するために、専門家の助けを求めることを考える。

以上です。

山の頂に並んで座る男女

最後に

情熱」はどのような関係においても力強く、大事なものですが、不健康な「強迫観念」に傾くときを認識することはとても大切なのだそうです。

オープンな会話や理解、そして専門家の助けを求めようとする姿勢は、こうした状況をうまく切り抜けるのに役立ち、健全で調和の取れた関係を育むには、お互いを尊重し、感情面での幸福をともに追求することが必要だとのことです。

参考サイト:情熱と紙一重、「強迫観念」に囚われてしまう兆候とその対処法

 

noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!

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