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皆さんこんにちは。Pinkです。私は人と話すことは好きなのに、実は「あがり症」で、人前に立ったり、初対面の人に会うと、思うように話せなかった経験が何度もあります。
しかし、周囲の人からはなぜか「あがり症」だとは見えないと言われます。そこで今回は「あがり症」について書きたいと思います。
あがり症とは
「あがり症」は、心療内科や精神科で「社交不安障害(SAD)」と診断されることが多く、アメリカのデータによると、その生涯有病率は12.1%とのことです。また日本ではその国民性から、ずっと多いと考えられています。
代表的な症状としては、人からどう見られているかを心配するあまり、過度な不安・緊張・恐怖感等に苦しめられることです。
また、「あがり症」には次の3つが挙げられ、それぞれ異なる症状で知られています。
① 「スピーチ恐怖」 …人前で話すことに極度の不安・恐怖を感じる
② 「赤面恐怖」 …すぐに顔が真っ赤になってしまう
③ 「書痙(しょけい) …人前で字を書いたり楽器演奏をすると手が震えてしまう
「あがり症」の人達は、あまりにも強い不安・緊張・恐怖感により、人から注目を浴びる場面を避けてしまう傾向がある為、自信が低下したり、消極的になることが生活全般・人生全般まで及び、実力以下の人生を仕方なく受け入れている人が多くいます。
また、人前で話す場が多い種類の職業においては、経営者や会社役員・士業・専門職など、「あがり症」で悩んでいる人が多数います。本来の実力を使うことが出来ず、社会的な損失も大きいと言われています。
主な治療法としては、「薬物療法」と「認知行動療法」ですが、日本では「薬物療法」のみ行われることが大多数とのことです。
「薬物療法」については、SSRI(抗うつ薬の一種)の「社交不安障害」に対する大規模ランダム化比較試験が行われていて、長期投与試験からは、約30〜40%に効果がないと推測されています。
その結果、断薬・減薬がなかなか出来ず、副作用に苦しんでいる方も多い遠いわれています。
あがり症専門の話し方教室とは
東京都にある株式会社Flowverse、公認心理師と「あがり症」専門の心理カウンセラー®が運営する「あがり症専門の話し方教室®」を開催し、今年で10年目を迎えます。
受講生は2,000人を突破し2023年5月9日には、受講生が2,103人とさらに増えています。
*「あがり症改善プログラム」を含み「あがり症改善1Dayセミナー」は除いた人数になります。
受講生には、経営者、会社役員、会社員、自営業者など、マネジメント層の人達が多くいる他、医師、弁護士、大学教授、、会計士、技術士、行政書士、建築士、管理栄養士、キャリアコンサルタント、ヨガインストラクター等、士業など専門的な人の受講生が多いのも特徴となっています。
「あがり症専門の話し方教室®」では、「認知行動療法」「ヒプノセラピー(催眠療法)」を併用しながらスピーチ・プレゼンテーション指導を行う、3ヶ月間の話し方教室になります。
「あがり症」で悩んでいる人が一人でも減り、自分らしい人生を生きられるように、今後も支援していくとの事です。
ここで、「認知行動療法」と「ヒプノセラピー(催眠療法)」について説明したいと思います。
⒈認知行動療法とは?
認知と行動に働きかけることで、思考の調和を整えストレスを減らし、柔軟に考えたり、行動出来るように問題解決を目指す心理療法です。
「うつ病」「不安障害」「強迫性障害」等、幅広い「精神疾患」に対して効果が報告されています。
⒉ ヒプノセラピーとは?
意図的に催眠状態を作り出し、その状態の特性を活かして、暗示やイメージで意識の変更や確立を行う心理療法になります。
最後に
「株式会社Flowverse」の代表取締役は、「『あがり症』の人達が、自由に自己表現出来るようになる事で、より良い社会になると信じている」と言われています。
「あがり症」は、あらゆる人々の多くが悩む症状ですが、適切な方法でトレーニングを行えば改善が可能だとの事です。
また、「株式会社Flowverse」では、「あがり症専門の話し方教室®」の1日お試しセミナー「あがり症改善1Dayセミナー」を定期的に開催しています。
もし、この記事を読んで頂いている人の中に「あがり症」の人がいたら、改善する為の一歩を踏み出してみてはどうでしょうか。
参考サイト:あがり症の受講生が2000人を突破!公認心理師が運営 … – PR TIMES
noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!
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