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こんにちは、翼祈(たすき)です。
トランスジェンダーである飯塚花笑監督自身の実経験をベースに、8年の構想期間をかけ、家族・進路・恋愛など思春期特有の不安定な感情を見事に描き出した映画『世界は僕らに気づかない』の公開が2023年1月13日(金)に決定しました!
フィリピンと日本のダブルルーツのあるゲイの高校⽣・純悟が、⺟や恋人との関係を見つめて、⼼の底から渇望していた愛を見つけ出すまでの物語です。
新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開されます。
今回はこの映画についてと、2021年マーケティングデザインTRINKがスタートさせた、LGBTQカップルの記念写真撮影サービス《パートナーシップフォト》についてご紹介致します。
あらすじ
群馬県太田市に住む高校生の純悟は、フィリピンパブに勤めるフィリピン人の母親を持つ。父親のことは母親から何も聞かされておらず、ただ毎月振り込まれる養育費だけが父親との繋がりである。純悟には恋人の優助がいるが、優助からパートナーシップを結ぶことを望まれても、自分の生い立ちが引け目となり、なかなか決断に踏み込めずにいた。
そんなある日、母親のレイナが再婚したいと、恋人を家に連れて来る。見知らぬ男と一緒に暮らすことを嫌がった純悟は、実の父親を探すことにするのだが…。
画像・引用:飯塚花笑×堀家一希『世界は僕らに気づかない』今冬公開決定!トランスジェンダーである監督自身の経験もとに制作 映画ロゴプラス(2022年)
予告編も公開中
2022年の大阪アジアン映画祭で初上映を迎え、コンペティション部門「来るべき才能賞」を獲得しました。飯塚監督の本作を、「人種差別とジェンダーの価値や存在意義の両側面から描き上げることは容易なことではありませんでした。ですが、フィリピン人の母親と日本人の父親と2つのルーツを持つ主人公が、自身のLGBTQと価値や存在意義の危機に向き合う姿を、飯塚監督は巧みに炙り出しました。自身の手で未来を切り拓こうとする彼の旅には、今でも人種差別と不正義に分断された世界で生きる私たちに、異なることを分かち合う重要性に発見させてくれます」との選んだ理由も明かされました。
その後も外国での上映も続々と決定し、国際的にも高い評価を獲得し注目されている本作です。
ここからはマーケティングデザインTRINKが2021年12月にスタートさせた、LGBTQカップルの記念写真撮影サービス《パートナーシップフォト》についてお知らせします。
LGBTQカップルの記念写真撮影サービス《パートナーシップフォト》
東京都渋谷区にある「マーケティングデザインTRINK」はLGBTQカップルの婚約、恋愛、パートナーシップに関連する事業【PRIDE DESIGN】を立ち上げ、2021年12月28日からLGBTQカップルの記念写真を撮影するサービス《パートナーシップフォト》をスタートしました。
パートナーシップ宣誓制度でのLGBTQカップルの価値観が様変わりする中で、【PRIDE DESIGN】においては「パートナーシップ」を「パートナーシップ宣誓制度が有っても無くても、また2人のジェンダーも関係せず、お互いを想い合っている2人のカタチ」と定義としています。
そしてパートナーシップ関係であるお2人には、結婚式とはまた違う形式で、フラットな記念写真を残す文化をご提示したいと、《パートナーシップフォト》サービスをスタートさせました。
パートナーシップ宣誓制度をした記念でのご利用は勿論のこと、パートナーシップ宣誓制度に関係なくお2人にとって特別な記念日に記念写真を残すなど幅広い需要にも対応しています。
《パートナーシップフォト》の特徴
①LGBTQに親しみを感じる打ち合わせで安心感を
LGBTQ当事者であるプランナーが打ち合わせに対応し、ZOOM上でお2人への聞き取りをし、撮影内容をご案内。周囲の目を気にせず、安心してご相談出来る環境を整えています。
②フラッとしたスタイルでお手頃な価格でパートナーとの記念写真を行います
結婚式とは違う形式で、フラットに記念撮影がしたい需要に対応し、私服での記念撮影となります。さらに、結婚式衣装と異なり衣装直しの担当者や一部の撮影機材も要らないので、お手頃な価格で記念撮影できます。
フォトウェディングの平均費用は通常約21万円となっていますが、《パートナーシップフォト》では約3万5千円からとお手頃な価格を実現しました。
③お2人らしさを尊重した記念撮影
お2人らしい記念写真が撮影したいと、【PRIDE DESIGN】ではお客様のご希望に柔軟に対応致します。
撮影場所も首都圏をメーンに撮影スタッフが出張出来る範囲で自由度高く選べます。またパートナーシップ証明証や、そのほか小物を記念撮影時に持参することも出来ます。お2人の思い出の土地や、共通の趣味を話題に色んなシチュエーションで記念撮影を残せます。
画像引用・参考:LGBTQカップルの記念写真撮影を開始『PRIDE DESIGN』 PR TIMES(2021年)
『世界は僕らに気づかない』の飯塚監督は、
2022年1月にトランスジェンダーの2人の恋を描く、[フタリノセカイ]という映画が大きな話題を集めました。今回の『世界は僕らに気づかない』という映画も、LGBTQ当事者である飯塚監督だからこそ、撮影出来た、LGBTQに寄り添った作品になっているかと思います。
《パートナーシップフォト》に関しても、1時間程度の撮影で70枚以上撮影してくださるらしいので、撮って頂いた方にとって良い思い出となるのではないでしょうか?
日本でLGBTQ当事者の支援含め、こういうサービスもまだ数がそんなにないので、これからどんどん増えるといいなと思います。
関連サイト
noteでも書いています。よければ読んでください。
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