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こんにちは、翼祈(たすき)です。
子ども達のランドセル、重たくなっていませんか?色々なものが収納出来て機能性に優れている分、ランドセル自体も大きくなり、重みも増し、子ども達がランドセル症候群を発症するケースが増えていると、社会問題となって来ました。
そんな中、アウトドア用品大手のモンベルが、富山県立山町と共同開発をし、ランドセルの代わりに『わんパック』というリュックが完成し、先日その贈呈式が行われました。今回はこの『わんパック』が開発されるまでに至った経緯やその魅力について、発信していきたいと思います。
モンベルが2023年に入学する小学生へ、軽量リュック『わんパック』を贈呈in富山県
大阪府大阪市にあるアウトドア用品大手のモンベルでは、北アルプスのふもとに位置する富山県立山町の要望に応え、同立山町と包括連携協定を締結し、通学用リュックの開発に初めて挑みました。同立山町が2023年春の新入学児童に向けて無償配布する、ランドセルの代わりとなる通学用リュック『わんパック』の初のお披露目式と園児13人への贈呈式が2022年10月11日、同立山町高野小学校で行われました。
ランドセルが年を追うごとに高額化し、保護者の経済負担が倍増しているので、同立山町が子育て支援のプロジェクトとして、2023年春から2025年度と当面3年間の新入学児童全員にランドセル代わりで通学用のリュックサックを無償配布します。2026年度以降は子ども達の反応を受けてから継続するか否かを検討するといいます。
ただし、無償配布した通学用リュックの利用は強制せず、希望する子ども達はランドセルで通学しても大丈夫です。これから、新入生以外も購入が可能となる様に、同立山町内の学用品を販売する専門店で12月中旬から販売もする予定でいます。
同立山町の町長の男性は、ランドセルの購入金額が年々高額化していることが気がかりでした。ランドセル工業会の調査によると、2022年の平均購入額は5万6425円です。2019年と比較しても4千円ほど増加しています。
その一方で、町長の男性は「軽量で、金額的にも高くない通学用リュックを推奨する自治体も現れて来た」というある記事が目に留まりました。
「ランドセルというものはおじいちゃん、おばあちゃんがお孫さんに贈るという楽しみの1つでもありましたが、経済的に余裕もなく、祖父母がいないご家庭もあります。子ども達に悲しい気持ちをさせたくない」。町長の男性は同立山町にも通学用リュックを導入させ、無償配布する方針を決意しました。
同立山町教育委員会教育課長の男性も「子ども達が学校に通いたくなる様なリュックです。ランドセルというアイテムは、非常に高額なアイテムとなっている。その高額になる部分を助けることによって、新入学児童の親御さんを何か支援出来ないものかと」と思い、予算が制限される中で、同立山町は“1万円以内で丈夫な物”という条件でモンベルに製作を依頼しました。
モンベル広報部・係長の女性は、「(金額は)ギリギリ何とか抑えましたね。耐久性を保つと、生地は厚くなり、必然と重くなっていく。パーツ選びから細部まで、軽さを保ちながら耐久性を維持していく点が、一番苦労した箇所かなと思います」と話しています。
通学用リュックは、ランドセルと比較しても軽量かつ丈夫なバッグです。高さ35cm、幅25cm、奥行き15cmで、A4サイズのものがそのまま収納が可能です。教科書やノート以外にも、パソコンやタブレット端末用が入る独立ポケットなどを完備し、クリアファイルなど、通学に必要な物全部がリュック1つに入ります。重さ約900gと軽量で、一般的なランドセルより200g程度軽くなっています。長年培ってきた技術や高機能素材が随所に生かされ、6年間使えることを念頭に、防水性、耐久性にも優れているといいます。
先日行われた贈呈式では、同立山町の町長の男性とモンベルの会長の男性が、同高野小学校に来春入学予定の13人にリュックをプレゼントしました。町長の男性は「このリュックは全国に浸透すると思う。富山県内の小学校でランドセルの代わりにリュックを取り入れたのは、立山町が初のことです」と述べ、モンベルの会長の男性は「登山の知識や経験を詰め込んだリュックがお役に立てたら嬉しい。これを背負って来年、元気に通学して貰えたら。中学生になっても使って頂きたい」と発信しました。
同立山町は町内6校で2022年10月に実施される就学時健診と抱き合わせで、町立小学校に入学を予定する計178人全員に通学用リュックを無償提供します。共同開発したモンベルによれば、立山町との共同開発に対し、全国の各自治体から沢山の問い合わせが寄せられ、2022年12月中旬から「通学用バックパック『わんパック』」という商品名で、日本各地のモンベルストアにて販売されます。価格は1万4850円(税込)で3つのカラーバリエーション展開が検討に入っています。
参考:モンベル「ランドセル」、登山ノウハウつぎ込んだ いずれ大人用も? 朝日新聞デジタル(2022年)
男の子は真新しいリュックを背負って「軽い‼︎」と笑顔が弾けました。男の子のお母さんは「ランドセルを購入しなくて良くなり、経済的にも助かりました」と喜びました。同じく『わんパック』を背負った女の子は「とても軽くて私は青色も好き。学校に行くのが楽しみです」と胸を高鳴らせました。
確かにランドセルは重い‼︎
私には子どもがいないので現在のことは分からないのですが、確かにランドセルは重たかったです。私が小さい頃は置き勉も許されず、ランドセルとその他の荷物と、その他の荷物も体育の授業があれば、使ったので体操着に重みが増し、歩いて帰るのに大変でしたね。
最近「今の子ども達はランドセル以外にも、タブレット端末や水筒なども入れるので、よりランドセルが大きくなり、それらを入れる分重みも以前より増している」との記事を観ました。ランドセル症候群で、腰痛発症というのもありますからね。
私自身はアウトドア派ではないのでアウトドア商品を買ったことはないのですが、アウトドア商品なので、機能性や軽量を加えた動きやすいリュックになっていると思うので、この『わんパック』もきっと良い商品だと思います。この『わんパック』が立山町だけではなく、他の都道府県にも広がると良いなという気持ちを込めて、この記事を書きました。
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