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厚生労働省発の職業情報サイト
皆さんは、jobtag(じょぶたぐ)という、「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」をご存知でしょうか?
厚生労働省発の職業情報サイトで、さまざまな職業の仕事内容、労働条件、就業までのルート、求められるスキル・知識などを、わかりやすい解説文や動画、数値データで紹介するWebサイトとなっています。
そして、単なる情報提供だけにとどまらず、利用者が自身の知識・スキルをもとに仕事に対する興味・価値観を分析し、そこから自分に合った職業を選んだり、必要な学びを理解したりできる点が大きな特徴のサイトとなっています。
どんなことができるの?
◇主な機能は5つです。
①「職業検索」…気になる分野やキーワードなどから検索できます。
②「適職探索」…各種ツールにより適職を探索できます。
③「キャリア分析」…自分の能力をデータから分析でき、就きたい職業と比較することができます。
④「人材採用支援」…求めている人材がはっきりわかります。
⑤「人材活用シミュレーション」…人材育成を支援します。
その他にも、マイリスト機能など、役立つ機能を搭載しています。
参考:「job tag」とは|厚生労働省発!適職選びや学びに活かせる職業情報提供サイト
発達障害のある方におすすめの機能
私が注目している機能は、「価値観検査」です。
職業経験が少ない方、自分に合う職業がわからない方が、興味・価値観検査を質問形式で導き出せる「職業興味検査」などがおすすめの機能です。
こちらの機能は、質問に回答すると、自分の仕事に対する興味と価値観の特徴が数値とテキストで表示されます。
この診断結果は今後のキャリアを検討する際に活用できるだけでなく、表示される職業リストから自分に適した職業を探索することも可能ですが、発達障害やグレーゾーンの方などに、興味価値観能力を照らし合わせて、多角的に職業を出してくれてるところが、自己理解の一助になりそうです。
実際に使ってみた
実際に私も使ってみました。私がやってみたのは「職業興味調査」です。42問の問いに答えて、自分の興味のある職業を調査していきます。
その結果がこちら…
「研究や調査のような研究的、探索的な仕事や活動が好き(57.14スコア)」
「定まった方式や規則、習慣を重視したり、それに従って行うような仕事や活動が好き(50スコア)」
「企画・立案したり、組織の運営や経営等の仕事や活動が好き(50スコア)」
確かに納得できる結果でした。以前勤めていた本屋さんでは、季節ごとにフェアを考えたり、飾り付けたりすることがとても好きでしたし、自分にも合っている仕事だと感じていました。
ちょっと意外だったのは、「研究や調査のような研究的、探索的な仕事や活動が好き(57.14スコア)」という結果です。
たしかに、考古学や古い書籍などにはとても興味があります。
そういう仕事も私に合っているということでしょうか。
何か機会があれば、今後の仕事などに活かしたいと思います。
さいごに
ここでご紹介した以外にも、jobtagにはたくさんの機能や情報があり、利用者しだいで活用の仕方は無限大です。
実際に使ってみて、こんなことに興味があったんだ、こんな仕事が自分には合っているんだ。と発見があるかと思います。
ぜひ、無料で使えますので使ってみて下さい。
【公式サイト】
参考サイト
「job tag」とは|厚生労働省発!適職選びや学びに活かせる職業情報提供サイト
職業を見える化!厚生労働省が提供する労働市場のインフラ 職業情報提供サイト(日本版O-NET)が、さらに使いやすく頼れるサイトになりました 「job tag(じょぶたぐ)」
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