NTTが2022年7月から原則テレワーク。〜転勤や単身赴任不要、出社は出張。新たな働き方の布石へ?〜 

NTT テレワーク

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

2022年6月に、大手企業NTTが2022年7月1日より、原則テレワーク、転勤や単身赴任も不要、出社は出張とみなし、交通費も全額支給と、これまでのテレワークの概念を覆す様な大改革を発表しました。テレワークはYahoo!やメルカリなども実施していますが、ほぼ全ての社員にテレワークというのは画期的な働き方です。

今回はNTTの全面のテレワークの話や実際にNTTで働いている人の現場の声などをお届けします。

2022年7月、NTT全面テレワーク推奨へ

社員の働き方を原則、テレワークへと移行する方針を発表して来たNTTは、2022年7月1日からテレワーク制度を見直し、新たなルールが導入されます。社員がより自由に勤務出来る環境を用意し、優秀な人材の確保に結び付けたい狙いです。働き方を抜本的に変化させたNTTの動きは、ほかの企業にも大きな影響を与えそうです。

テレワークの新制度は、大元の会社のNTTやNTTドコモ、NTTデータ、NTT東日本・西日本などでテレワークを導入し、まず初めはテレワークに適している部署の社員が対象です。NTTでは2021年9月、社員の働き方について、コロナ禍で定着したテレワークをNTTグループの基本的な働き方に定着させ、原則転勤や単身赴任も廃止する方針を打ち出していましたが、2022年7月からその制度を更に見直します。

これまでは出社での勤務がベースで、テレワークは事前申請が必要でしたが、今後の新制度では、勤務場所は自宅を原則とし、居住地に関する制限も撤廃し、国内であればどこに住んでも可能にするほか、会社に出社する場合は「出張扱い」にするというルールが導入されます。交通費は一律の上限を設置せず全額支給し、従来は認められてこなかった航空機を活用した出社も出来ます。出社の際に利用したホテルなどの宿泊費もNTTが一律負担します。テレワークが可能な地域の拠点「サテライトオフィス」も拡大しています。

NTTグループ全体では日本国内では18万人の社員が働いており、今後、NNTやNTTドコモなどのメイン会社以外にも原則テレワークを浸透させたい意向です。テレワークでの勤務が困難な保守管理部門などに関しても、ITによる省力化などを加速させます。

参考:「勤務場所は自宅」「飛行機で出社OK」NTTが来月から新ルール NHK  NEWS WEB(2022年)

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NTT “勤務場所=自宅” 覆る働き方の常識 NHK NEWS WEB(2022年)

地方の出身で東京で単身赴任をしている社員の場合は、地元で勤務しながら家族と一緒に生活することも出来るといいます。NTTはグループの主要会社の中でテレワークが可能な部署を選別し、まずは3万人程度を対象に原則テレワークの新制度を適用して順次、拡げていく考えで、自由な働き方で社員の満足度をあげる狙いです。

NTT社員の声

NTTコミュニケーションズではロボットや等身大に映る電子看板などを完備し、離れた場所にいる人同士が同じ職場にいるかのような空間を創造しています。オンライン会議での上司と部下の会話や社員同士の対話など、状況に合わせたコミュニケーションのスペースを設置しています。

NTTコミュニケーションズ・コミュニケーション&アプリケーションサービス部に勤務する女性は夫の転勤で家族4人で関西に引っ越し、2021年8月からテレワークでした。「子どもがいるので朝の時間ゆったりとご飯を食べさせたりとか、いつもより数時間早くお迎えにも行くことが出来て、家庭とのバランスが調整しやすくなりました」。それでも気になるのは職場でのコミュニケーションだといい、「職場にいる時は、上司や同僚が会議に入ってしまうと対話が出来ないなどありましたが、テレワークだとお互い自分のタイミングで雑談が出来ます」ということでした。

参考:“原則テレワーク”出社は出張扱い 「NTT」新しい働き方のカタチを独占取材 テレ朝news(2022年)

NTT執行役員・総務部門長の女性は「仕事はきちんと確保された状態で地方に住む人も増えるので、地方の活性化につながると思う」と期待を寄せます。

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「勤務場所は自宅」「出社は出張扱い」リモート基本の“新たな働き方”をNTTが導入…住む場所は海外も可能なのか聞いた FNNプライムオンライン(2022年)

ネットでは羨望の声も

SNS上では様々な感想が上がっている。うらやましがる声として「私や旦那の会社は、『コロナ収まったから、在宅勤務無しor減らす』って方針だから羨ましいし、流石NTTだなと思う」「出社時はすべて出張扱いにするって。優秀な人材の確保のためだってさ。すげぇぇ!ここまではさすがにできねぇ」といった投稿がツイッター上にされている。

他には「在宅も出社もそれぞれにメリットがあるから、選べるようになるといいよねと思う。転勤や単身赴任がないのはうれしいかな」「在宅って最初は良いよ。新鮮。ただ、モチベーションの維持がだんだん難しくなる。あと、古い考えかもしれないけど仕事を家に持ち込みたくないっていう思考だから、基本在宅勤務っていうのはだんだんしんどくなる。無理やり田舎とか行きそう」といった指摘もあった。

引用:NTTの「社員は原則在宅勤務」方針報道に様々な声…「羨ましい」「休憩室でしゃべったりするのも貴重」 スポーツ報知(2022年)

本当に様々な会社があると実感しました。

私はこれまでYahoo!や日立製作所の記事を書いて来ました。テレワークに関しては既にメルカリや、2022年8月からはコンサルティング会社のアクセンチュアも導入します。このニュースを観た数週間後に入って来た、ホンダの週5出社に戻すというニュース。働く企業で、働き方がこんなにも違うんだなと実感した2つのニュースでした。

私の会社では出社メインと、完全にテレワーク、テレワークだけど月に1回出社など、様々に働く形態が分かれています。以前「テレワークして下さいね」と言われていた方が、出社メインに戻って来た方も徐々に増えて来ました。働くというのは会社だけではなく、自分も納得しないと仕事は続かないからですね。私も基礎疾患がありますが、出勤して仕事を会社ですることで心と身体が元気になっていると思います。前「在宅勤務になるかも」と言われましたが、出勤を続けられて嬉しいです。私の仕事はライターの支援員さんが近くにいることで、記事で悩んだ時すぐ相談もでき、成立していると思うので。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。