ジャスティン・ビーバー、「ラムゼイ・ハント病」を公表~顔面麻痺の症状も告白~

スタンドマイクとギターを持つ青年

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ジャスティン・ビーバーが「顔面麻痺」を公表

世界的に有名な歌手のジャスティン・ビーバーが、顔面麻痺といった症状が出る「ラムゼイ・ハント症候群」に疾患したと公表しました。

「ジャスティス」ワールドツアーの公演休止を発表していたジャスティンは、先月10日に自身のインスタグラムに、病気の症状や、その詳細を説明しました。

「やあ皆、ジャスティンだけど、事態を報告したいと思ってね。僕の顔を見れば明らかさ。ラムゼイハント症候群っていうもので、耳や顔面の神経をウィルスが攻撃して、僕の顔が麻痺してしまっているんだ」

と、顔面麻痺の症状を説明、動画でも顔の半分が麻痺して動かない事を伝えました。

 

 

「顔面麻痺」とは?

顔面神経麻痺は「顔がまがってきた」、「眼が閉じにくい」、「水が口からこぼれる」、「口の動きが悪くなる」など、顔の筋肉が動きづらくなる病気です。

年間、人口10万人あたり50人ほどが発症するといわれ、2割以上に後遺症が残ります。

ですので、毎年ほぼ1万人づつ、顔面神経麻痺後遺症の患者数が増えています。

引用:顔面神経麻痺-意外と知らない

顔面麻痺の例

ジャスティンの病、「ラムゼイ・ハント症候群」とは?誰でもかかる??

「ラムゼイ・ハント症候群」とは、「耳性帯状疱疹」とも呼ばれ、水痘帯状疱疹ウイルスによる症状が耳に現れる状態を指します。水痘帯状疱疹ウイルスは、いわゆる「水ぼうそう」を引き起こすウイルスのことです。

ラムゼイ・ハント症候群(耳性帯状疱疹)を発症すると、水ぼうそうと同様に耳介(じかい)や耳の後ろの皮膚や、外耳道に発赤を伴う小水疱(水ぶくれ)ができます。

小水疱は耳だけでなく口の中にできることもあり、症状は激しい痛みを伴います。

この病気の発症する原因は、幼少時期に感染した、耳の周囲の神経に潜んでいたウイルスが、ストレスや疲れ、寝不足、ステロイドの使用、化学療法、がんの発症などで免疫力が低下すると、潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することから発症します。

通常であれば症状を引き起こすことはありませんが、日頃から、ウイルスを再活性化させないよう注意することが大切です。

参考:耳性帯状疱疹について | メディカルノート

2020年には「ライム病」を公表

ジャスティン・ビーバーといえば、2020年に「ライム病」であることを公表したのも新しい記憶だ。

ライム病とは (2019年03月20日改訂) ライム病(Lyme disease またはLyme borreliosis)は、野鼠や小鳥などを保菌動物とし、野生のマダニ科マダニ属(Ixodes)のダニによって媒介される人獣共通の細菌(スピロヘータ)による感染症である。引用:ライム病

同じライム病を公表したのは、ジャスティンだけではありません。

歌手のアヴリル・ラヴィーンも自身がライム病であることを2014年に公表した。

公表したアヴリルは、2015年には5ヵ月もの間、寝たきりの生活となり壮絶な闘病生活を告白しました。

現在は、回復に向かっているそう

6月に、妻のヘイリー・ビーバーがTV番組で、ジャスティンの病状についてインタビューに答えている。

「彼はとても頑張っている。よくなってきている。怖いことだし、普通ではない状況が起きているけれど」

と語り、続けて

「彼は完全に回復すると思う。ジャスティンが元気なことにただ感謝している」「みんながお見舞いの言葉やアドバイスを送り、提案してくれる。それは本当に素晴らしいこと」

と話していた。

現在は、少しは回復に向かっているようで安心である。

ちなみにラムゼイ・ハント症候群(耳性帯状疱疹)は、成人における水痘ワクチンの定期接種化することが有効な予防法とされています。

 

参考サイト

ジャスティン・ビーバーが顔面麻痺を公表、「ラムゼイ・ハント症候群」どんな病気?【脳科学者が解説】 (msn.com)

ジャスティン・ビーバーさん発症 顔面神経麻痺って? | NHK | News Up | 医療

ジャスティン・ビーバーが告白したライム病とは? 同じ病気に苦しんだアヴリル・ラヴィーンの歌詞には… | ハフポスト アートとカルチャー (huffingtonpost.jp)

アヴリル・ラヴィーン。ライム病との闘いと、復活への道のり。 | Vogue Japan

 

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TANOSHIKAライター。うつ病、AC(アダルトチルドレン)、機能不全家族育ち。現代詩を勉強中です。セクシャルマイノリティ当事者。読みやすい、わかりやすいをモットーに様々な記事を書いていきます。