パクスなき時代 〜挑む子どもたち〜

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こんにちは。Mrs.Rでございます。

 

息子は生まれて、3歩あるいて、「生まれた時代を間違えた」

…と言ったかどうかは分かりませんが、悩める哲学者のように

不服そうな顔をしていて、私とパートナーは驚きましたよ。

 

地元のスサノオ(牛頭天王)神社でひっそりお宮参りをするつもりが、

650年に一度の大祭で、氏子の皆さんが宴を催されていて、

祭囃子がピーヒャラピーヒャラどどんどどん♪

この大祭の日に、男の子のお宮参りは、誠にめでたい!

神主(校長先生)お越しくださり、詔の最中、恐縮しまくりです。

素戔嗚(スサノオ)さま、イキナリこの子は将来軍人になるのでしょうか?

 

大きくなったら何になるの?

やさしい平和主義者だった小学生時代。

ネットの闇と向かいあった中学生時代。

ウクライナ戦争のプレゼンをする高校生になったね。

 

息子を取り巻く環境は私の時代と比べて過酷である。

数年続くコロナ。ウクライナ戦争によって国際秩序の混乱が始まり、

物価は上昇、エネルギー価格は高騰、

世界のパワーバランスも揺らぎ、グローバルな

サプライチェーンの見直しに迫られている。

 

古代ローマ、平和と秩序の女神パクス。

20世紀は「パクス・アメリカーナ」(米国による平和)

ウクライナ戦争で果たして、その存在を感じるか?

子どもたちが育つ日本はどんな舵取りが必要か。

その手に天秤を渡して、こぼれ落とさないよう歩めと祈るだけか。

 

ねっとりとした、黒いタールのように混沌とした世界。

日本の子どもたちに、私たち世代は、一条の光を届けられるだろうか。

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