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こんにちは、翼祈(たすき)です。
今回は私の既往歴ではなく、現在母が罹患している【環状紅斑(かんじょうこうはん)】について、娘の側から掘り下げていきたいと思います。母からは記事を書く事は了解済みです。
環状紅斑とは?
初めは丸い赤い斑点が、次第に輪を描くように拡大していくものを環状紅斑と呼びます。
環状紅斑にはいろいろな種類(原因)があり、内蔵の病気(悪性腫瘍を含む)、リマウチ熱、膠原病(シェーグレン症候群など)、マダニ刺されなどに伴って生じることもあります。
この疾患が疑われたときは、まず原因検索(血液検査など)を行い、原因疾患を明らかにした上で治療方針を決めます。
皮膚症状だけの場合は、ステロイドの外用と痒み止めの内服で治療することもあります。
引用:医療法人清原皮フ科
起こる原因
環状紅斑は皮膚の変化を指す言葉ですが、さまざまな全身疾患に関連して出現することが知られています。たとえば、シェーグレン症候群や亜急性皮膚エリテマトーデスなどの膠原病を背景として発症することがあります。
また、ライム病や連鎖球菌によるリウマチ熱などの感染症の一症状として環状紅斑が出現することや、薬剤により出現することがあります。
さらに、環状紅斑は悪性疾患を原因として発症することがあります。特に匍行性迂回状紅斑や壊死性遊走性紅斑と呼ばれるタイプの環状紅斑は、悪性腫瘍との関連性が強いことが知られています。背景に乳がんや肺がんなどが隠れていることがあるため、注意が必要です。
以上のように多彩な原因が挙げられる環状紅斑ですが、明らかな原因を同定できないこともあります。
引用:メディカルノート
症状
環状紅斑では、特徴的な皮膚症状が出現します。具体的には、丸みを帯び、赤みを呈した皮膚症状が出現します。大きさや出現する部位はさまざまです。
環状紅斑には、木目状の見た目を呈する匍行性迂回状紅斑や、水ぶくれやびらん、かさぶたを伴う壊死性遊走性紅斑と呼ばれるものもあります。これらのタイプの環状紅斑は、背景にがんが隠れていることもあります。
引用:メディカルノート
検査・診断
環状紅斑の治療では、皮膚症状の改善を詳細に観察することで診断されます。皮膚に生じている変化をより詳細に確認することを目的として、皮膚の一部を採取して顕微鏡で確認する病理検査などの治療が行われることがあります。
また、背景に膠原病や悪性腫瘍、感染症などが隠れている場合があります。環状紅斑を引き起こしている背景を検索することも大切です。中には膠原病や感染症、悪性腫瘍を背景にしていることがあるため、血液検査(たとえば抗SS-A抗体や抗SS-B抗体などの自己抗体)や画像検査(超音波検査やCT検査など)などが適宜検討されます。
引用:メディカルノート
治療
環状紅斑では、皮膚症状そのものに対処することを目的にステロイドの外用や抗ヒスタミン薬の内服などを行います。
また、環状紅斑の治療に際して重要なことは、背景に隠れている疾患に対して治療介入を行うことです。背景に膠原病があればステロイドなどの使用が、悪性腫瘍がある場合には手術療法や化学療法、放射線療法が検討されます。感染症がある場合には、抗生物質を投与します。このように背景となる病気を判明し、的確な治療を行うことが重要です。
母が最初になった日
母がなったのは多分今月11月5日の事です。私右足のギプスが取れた日です。骨折で動けなかった私は、包帯を1日に何度も巻き直して貰ったり、私が家でやっていた事を私の代わりに母が担当する事になり、ずっと「自分の自由になる時間がない‼︎」と、私が骨折していた3週間ずっと苛々していました。
その日の夜お風呂から上がって来た母が私に、「何かお腹の両脇に同じ模様があるなんておかしくない?」と聞いて来て、「それかなりヤバくない‼︎?皮膚科行った方がいいんじゃない?」と言いました。
本当にドーナツ状の赤い輪っかが、大小問わずありました。
凄く痒くて、夜中掻いてしまい、、、
母は寝ている時に痒すぎて掻いてしまい、朝になると更に酷くなっていました。痛みはないらしいのですが、とにかく痒くて我慢できず、近くの皮膚科が土曜も開いていると知り、何時間待ってもいいからと、皮膚科に行きました。
発生した原因は分からないけど、環状紅斑だった
とりあえずステロイド剤と飲み薬貰って来て、又1週間後に受診してと言われ、とりあえず飲んだり、塗ったりしていました。ステロイドなので、5gしか出して貰えず、「少ない…」と嘆いていました。
人には移らないらしいですが、やっぱり心配。。。
環状紅斑は人には移らないらしいので、お風呂にも入れますが、私が体を洗う、拭くタオルの共有が心配したので、母はタオルを分けています。
この病気は放置すると全身に広がるし、治ってもふとした時に再発するそうです。
母「痒すぎて、まず放置しようなんて思わないよ‼︎」
お風呂に入ると、温まって更に環状紅斑が広がってしまうそうです。
薬ちゃんと飲んで塗って、収まって来たけど、、、
11月10日頃は環状紅斑の範囲が少なくなり、治ると思っていたそうです。しかし次の日の木曜日「しなきゃいけない事が多くて、出来ない事が多い‼︎」と苛々してしまい、、、
金曜日再診
治ってるとも悪くなっているとも言われず、今回もステロイド剤と飲み薬を貰い、又1週間後に受診します。
「ストレスを感じると、環状紅斑が 酷くなる気がする」と聞くと、「ストレスがあると悪化するよ」と言われたそうです。
その後の経過
本当に色んな所に範囲を広げながら移動する病気で、治って来た場所もあるけど、新たに出来た場所もあり、最近はお腹周りから上の方に範囲が上がって来て困ってました。
もう見事に赤くて、なっていない私も母の環状紅斑観るだけで、体がむずむずして来ます。
母からは「あんたが骨折して、私のする仕事が増えてストレスが溜まったから、環状紅斑になったんだ‼︎」と言われても、当たっているので返す言葉がない。
母は20年以上皮膚科に行ってなかったんですが、私がある悩みで付き添いで自分の悩みも受診しに行ったのですが、今では私より詰めて行っていて、「あんなに行かなかったのに、何で今年に入ってこんなに皮膚科に行かなきゃいけないんだ…」と、心から嘆いてます。
「治っても飲み薬を自己判断で止めたら、悪化する可能性もあるから、先生に相談して」と看護師さんから言われたそうです。
私は見守るしかない
とりあえず私は母が環状紅斑がキレイに治る事を祈る事しか出来ません。
環状紅斑について調べた時に書いてあった、リウマチという単語が引っかかりました。母は去年からずっと手が全体的に痛くて、肩が上がらないと言っています。「もしかしたらリウマチなのかな?」と心配になりますが、私はただ母が良くなる事を願います。
この環状紅斑について、続きの記事は書きません。ここまでお読み頂きありがとうございました。
又次回からは私の既往歴や体験談に戻ります。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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