不登校の親子へシリーズ①「不登校の時にやっていて良かった事」

不登校

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AKARIの中で働くようになってから約1年が経ちました。
すごくやりがいのあるお仕事で、毎日が幸せでした。

私がAKARIを書きたい!と決心した理由は、1番に「文章を書く事が小さい頃から大好きだから」というのもあるんですが、もうひとつ、大きな夢があったからなんです。

それは、「文章を通じて、不登校の当事者、親御さんを助けたい」というもの。

私は思春期を病気が原因で、ほとんどを不登校として過ごしました。

あの頃、私と母は孤独な中で闘っていて、とても辛かったんです。
というのも、当時、ネット上にも本にも、あまり「不登校の当事者の声」「不登校の経験者の声」は見受けられなかったから。
だから、過去の私たちのように、情報がなくて孤独な日々を送っている親子に、何か不登校児だった自分ができないか、そう思っていたのでした。

しかし、その夢は、AKARIに入ってもあまり叶えれませんでした。

いくつか理由はありますが、1番はあのトラウマで一杯の暗い過去を振り返る事がとても怖かったんです。
そしてもう1つの理由は、「不登校」という事に対する様々な降り注ぐ視線です。
不登校というのは、偏見を持つ人もいれば、学校なんか行かなくていい、という人もいます。
色々な意見がそこにはあって、その世間の風潮の中、自分の見解を述べるのがとても怖かったのです。

でも、最近考え方が変わってきました。
AKARIを書き続けて、私は過去と向き合う事で、それから心の整理をする事で、だいぶ強くなりました。

書くなら今だ!そんな気持ちにやっとなれました。

という事で、前置きがかなり長くなりましたが、何回かに分けてこれから飛ばし飛ばしかもしれませんが、「不登校に関する記事シリーズ」を書いていきたいと思います!
よかったら読んでくださると嬉しいです。

第1回目の今日は、「不登校の私がやっていて良かったこと、後悔していること」について書いてみようと思います。

不登校の方、その親御さん、それから先生、サポートしてくれる方々。
ぜひ、何かの参考になれば!と思います!

不登校の時にしていて良かったこと

まず、不登校の時やっていて良かったな、と思った事について述べていきます。

学校の勉強

不登校は好きな事ばかりして1日を過ごしている、ずるい!と思っている方もいるかもしれません。
ただ、私はほぼ、毎日欠かさず勉強を頑張っていました。
体調があまりにもきつい時は短時間しかできなかったけれども、なるべく頑張っていました。

勉強というのは、あなたの人生をとてもとても深くしてくれる道具だと思います。
何もいい学校に入りなさい、とかそんな事じゃなくて、知識や教養は、人間の視野を大きく広げてくれると信じているんです。

実際、今になって、学校の勉強自体はあまり役には立ってないけれども、あの頃の努力や手に入れた少しの教養は、生きる上での養分になっている気がすごくしています。

そうは言っても、不登校だとどんな風に勉強したらいいの?と思われる方もいらっしゃると思います。

次に私の当時の勉強を続けるアイディアを伝えていきたいと思います!

フリースクールに通って先生に教えてもらう

私が通っていたフリースクールでは、元教師の先生が働いて色々指導してくださいました。
すごく優しい先生たちでした。
その先生たちが、わからないところを丁寧に教えてくれて、わからないから、勉強が進めれない、という事がなくなりました。
ありがたかったな、と今でも思っています。
少し元気のある方は、フリースクールに行くことも検討していいと思います。

人がいるところでする

これは、私の場合かもしれませんが、人がたくさんいる図書館とかそういうところで勉強すると、やる気が湧いていました。
笑える理由ですが「あの人頑張っている!かっこいい!」って思われている気がしたからです。
真昼間だと、同級生にも会わないので、たまに行っていました。
モチベーションを上げるためにも、そういう工夫って、辛い日々を送る中ではすごく大事なんだと思います。
今はコロナで難しいかもしれませんが、コロナがだいぶ落ち着いたら是非取り入れてみてください。^ ^

進研ゼミなどをとる

母が、進研ゼミなどの通信教材をさせてくれていました。
正直、すごく難しかったのですが、そういうのもお金はかかりますが良かったかな、と思っています。

学校の勉強以外の勉強をする

学校の勉強以外の勉強も頑張るとすごくいいと思います。
学校の勉強以外の勉強って何?と思われるかもしれません。

私がしていた学校の勉強以外の勉強はこのようなものです。

  • 読書
  • 服飾の歴史
  • 映画観賞
  • 手芸

などです。
これらの事に挑戦した理由は、ただ単に「嫌な事をいっときでも忘れたかった」というのもありましたが、「社会に出た時に、何か大きな武器になるかもしれない」と思ったというのもありました。

きつい言い方かもしれませんが、不登校という道を選んだからには、何かしらみんなが体験した事を体験できなかった、というデメリットが出てきます。
大人になってからみんなにそんな理由で負けるのは悔しかったので、「逆に学校に行っているみんなが磨けない武器とはなんだろう」と考えて、上記の「学校で学べない学び」を頑張りました!

実際、この「学校の勉強以外の勉強」は私が大人になって、生きていくためのすごい大きな武器になっています。

1日のスケジュールを書く

不登校だとどうしても昼夜逆転しがち。
昼夜逆転になると、体調だけでなく心もブルーになったりします。
そんな状態を避けるために、私はある事をしていました。

それは、1日の時間割を紙に書くというもの。

私の当時の1日の時間割を大体ですが思い出して書いてみます。

8:00 起床
8:00~9:00 準備
10:00~フリースクールで英語の勉強
12:00 フリースクールで昼食、昼休み
13:00~15:00フリースクールで数学を教えてもらう。
16:00 帰宅、スーパーへ
16:30~17:00 手芸
17:00~18:00 夕飯作り手伝い
18:00~19:00 夕飯
19:00~20:00 勉強
20;00~21:00 お風呂、寝る準備
22:00~就寝

この時間割表は、可愛くペンやイラストでデコる事でモチベーションをあげていました。
体調の関係で全てこの通りに過ごす事はできなかったけれど、生活の大きな助けになっていました。
また、可愛くデコっていたので、同じく不登校の友達に「私もやってみたい!」と言ってもらえて嬉しかったです。

参考になると嬉しいです!

少し長くなってしまいそうなので、「不登校の時にしておけば良かった、と後悔している事」は、次回書いてみようと思います!

今回の記事が、不登校で今暗闇にいる方、それからその親御さん、不登校の子どもたちをサポートする人々の心に少しでも届けば嬉しいです。

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発達障害と双極性障害を持っています。20代女。 趣味:おしゃれ全般、資格取得、ネットサーフィン、文章を書くこと。 🤍noteも書いているよっ!