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⒈話せる人はいますか?
皆さんは落ち込んだり、悩んだりした時はどうしてますか?誰かに相談する、話せる人はいますか?私は今まで相談、話せる人がいませんでした。そのため仕事をしてきて数日間働いていたら、「この仕事は私に向いていないんじゃないか」と不安な気持ちになって、体調が悪くなり「周りから悪口を言われてるのでは」と思うようになって自分を追い詰めてました。今考えたらこの時点で、誰かに話したり相談したりできたら体調も悪くならずに済んだのかもしれません。
自分の気持ちを少しだけ言ったことはあるのですが、その時返ってくることが「何故そんなに考えるの?」「誰もそんなこと思ってもないよ」とよく言われるのですが「この人はそう言ってくれるけど周りの人は違う」と思って否定してまい、言わない方がよかったのかなと思ってしまうのです。
自分の中で仕事というのは止まっていてはダメ、自分でやることを見つけて常に動いとかないといけないと思っているので少しでも動いてない時があれば、マイナスに考えてしまって「私はダメだ」となってしまうのです。
何をしたらいいか分からず動けない時に、職場の人に「何をしたらいいですか?」と一言聞いたらいいのですが、初めのうちは聞くことが出来ても何回も聞いているうちに「自分で考えろ」「まだわからないの!?」と思われそうなので聞けずに一人で悩んでしまいます。悩んで我慢し過ぎて体調を崩してしまい辞めるっていうのを何回も繰り返していました。繰り返してたせいか、人と接するのが苦痛になりキツくなって家に閉じこもってしまいました。
⒉TANOSHIKAに来て変わった事
それから何年も経って今に至るのですが、就労継続支援A型作業所TANOSHIKAに働き初めた頃は、前と同じように「この仕事は自分に合ってない」「自分は必要とされてない」「いらない存在だ」と思って落ち込んでました。いつもだったら誰にも相談せず一人で苦しんで悩んで、落ち込んで体調を崩して辞めるという流れでした。でもTANOSHIKAでは支援員さんや生活支援員さんが、常に気にかけてくれて「今日は大丈夫?」「無理してない?」などと声を掛けてくれたり、他愛もない話やくだらない話をしていくうちに私の中で「この人に相談してみようかな」と思うようになりました。勇気を振り絞って「相談があるんですけどいいですか?」と伝えると、相談しやすい環境をつくってくれました。親身になって聞いてくれてアドバイスをもらって気持ちも楽になりました。
きつい時は横になって休むことができます。体調によって作業ができるので、とても働きやすい環境です。前みたいにいきなり一般で働くのではなく、A型などで体を慣らして働いた方がよかったのかなと思いました。
⒊最後に 考え方が変わった事
最近は多少、体調を崩したりしてましたが、マイナスな考えをしてこなかったので精神的にはキツくはありませんでした。ですがこの前また「必要とされてないのでは」などの不安が出てきました。出てきた理由は「周りは仕事してるのに、私は何もできてない」など、この悩みは前からあったのですがその不安がいきなり強く出てきてしまい、それと同時に一人で勝手に焦って自分を追い込んでるから出てきたのかなと思います。今回も相談して話しを聞いてもらったんですけど気持ちが落ち着きました。
悩みを誰かに相談することって実は大切な事なんだなと思いました。一人で考えても悪い方に考え落ち込んでいくだけでなんの解決にもなりません。でも誰かに相談すればスッキリするし、新たな考え方などが聞けるし、アドバイスがもらえるのでとても勉強になります。この作業所で相談できるのが一人なので相談できる人を増やして他にもいろんな答え、考え方ができるようになっていきたいと思います。
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