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こんにちは、金次郎です。
今日はちょっと、Twitterで話題になったことを書いて見ようと思います。
毎週日曜日の朝は、この番組を見ています
TBS系列で毎週日曜日の朝8時から放送している、関口宏さん司会の「サンデーモーニング」と言う情報番組。
その番組の1つのコーナーである、スポーツに関する「張本勲の週刊・御意見番」。
色々なスポーツでの珍プレイや好プレイに対して、張本さんとゲストコメンテーターが「喝!だよ、喝!」とか「あっぱれ!だね」と言って、持論を交えながら評価します。
しかし7月28日放送分での、張本さんの見解が賛否両論で議論されています。
選手生命を考えたと言う監督の考えに張本さんの意見は?
高校野球岩手県大会の決勝戦で、大船渡高校の監督は163kmの速球を投げるエース佐々木朗希選手をベンチスタートにして花巻東高校と対戦。
結局最後まで出場させずに負けてしまいました。
この試合が有った7月25日以降、大船渡高校には「何故、佐々木投手を出さなかった」と言う苦情が多数寄せられる異常事態。
大船渡高校の監督によると「佐々木投手は腕の違和感を訴えていたので、将来の事も考えて出場させませんでした」との事。
これに対して張本さんは、口頭一番「最近のスポーツ界で、私はこれが一番残念だと思いましたよ。若い監督で苦労したと思いますが、絶対に投げさせるべきです」と。
また「佐々木投手は予選で450球くらいしか投げていない、去年の金足農業の吉田君は甲子園では800球くらい投げている、宝とか宝石とか誰が決めるの?」とまくしたてます。
さらに「監督と佐々木君のチームじゃ無いんだから、1年生から3年生まで共に練習して来て甲子園を目指した他のナインの気持ちをどう考えますか?」と。
これに対して、司会の関口さんは「壊れてしまったらどうします?」と尋ねると「ケガを怖がるんじゃ、スポーツ選手は止めた方が良い、ケガなんてスポーツ選手の宿命なんだから」と解答。
関口さん以外のコメンテーターから「ケガをさせて将来の可能性を潰すべきでは無い」と言われると、張本さんは「将来を考えたら投げさせた方が良い、苦しい時の投球を覚えなきゃ、それで大成したピッチャーはたくさんいるよ」と持論を展開。
張本さんに反論するダルビッシュ有投手や他の投手
この旧来の「高校野球の美学」を考えている張本さんに対して、現在アメリカの大リーグで活躍しているダルビッシュ有投手は、日本の高校野球に対して色々と提案しています。
炎天下での入場行進や地方予選を含めた過密日程など改善を求めています。
1991年沖縄水産の投手として甲子園に出場した大野倫投手は決勝戦までの6試合で773球を投げた事で右腕を疲労骨折、野球選手としての夢を絶たれた大野投手は後にこんな事を新聞社の取材時で話しています。
「今の高校球児には『もう少し、自分の身体を大切にしろ』と言いたい。将来を期待された選手が潰れて行くのを何人も見ている」と。
でも、ダルビッシュ有投手をはじめ、田中将大投手や松坂大輔投手の様に後にプロ野球選手として活躍する選手も勿論います。
しかし、それ以上に身体を酷使し過ぎて潰れて行く選手の方が多いです。
終わりに
30日(火)で、今年の夏の甲子園全ての都道府県代表校が決まります。
ここ福岡県は、29日(月)の決勝戦で筑陽学園高校が西日本短大付属高校を破り、16年ぶり2度目の甲子園出場を決めました。
ダルビッシュ有投手はツイッターでこんな事をつぶやいています「シェンロンが1つ願い事を叶えてあげると言って来たら、迷いなくこのコーナー(張本勲の週刊・御意見番)を消して下さいと言う」。
このつぶやきに10万件以上の「いいね!」が付いて、ダルビッシュ自身が驚いていますが、それだけ今回の張本さんの意見に違和感を感じた方が居たと言う事でしょうね。
・シェンロン マンガ「ドラゴンボール」に出てくる願い事を叶えてくれる神龍
参考
・ダルビッシュ有「コーナーを消して」。張本勲の週刊・御意見番「スポーツ選手は楽させちゃダメ」発言に
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6331529
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