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こんにちは、金次郎です。
今年の流行語大賞は、高市早苗総理大臣が就任会見で発言した
・働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります
が選ばれました。
しかし、この発言の前に言った言葉があります。
それは
・「ワークライフバランス」を捨てます
と言う一言です。
バブル景気と言う好景気の時代は、長時間労働の末に過労死する人が多くいた時代でもあります。
その反省から、「仕事時間と私生活時間のバランスを上手く取りましょう」と言う事で「ワークライフバランス」と言う生き方が提唱されました。
それを捨てて仕事にまい進すると言うのですから、野党はもちろん過労死で親や子供を亡くした遺族会からも反発されました。
私も実際に長時間労働で、体調を崩してしまった一人です。
今は就労継続支援A型事業所でこうして働いています。
予定外の休みを取ることもありますが、そこで罪悪感を思わず感じることがあります。
どうでしょう?
皆さんは、私の様に仕事を休む事に対して「悪い事をした」みたいに感じるタイプですか?
それとも「労働者の権利だよ」と堂々と休みを申請できるタイプですか?
今回は、「働き方(ワークスタイル)」と【休むことへの罪悪感】について書いてみます。
会社を休む事に罪悪感?
この記事を読んでいる皆さんも「今日は仕事を休みたいなぁ」と感じる日は有りますよね。
そのような時
・自由に休みはとれていますか?
・また、会社に休みの連絡を入れる時に「罪悪感」を感じたりしますか?
私は個人的に
・年齢が上がるにつれて、会社に休みの申請をする時に罪悪感を感じる人が多いのじゃないかな?
と思っていました。
Job総研が日本経済新聞社と共同で調査した「2023年日本人の休み方実態調査」と言う調査結果があります。
調査結果の冒頭に【休暇取得の自由度】と言う項目がありまして、これを見ると自由に休みが取れていると回答している人は84.5%もいまして、特に休みを申請するのに難儀している人はいない様です。
ところが、ページを下にスクロールすると【休むことへの罪悪感】と言う項目が有ります。
内容を見てみると、休みを取る事に罪悪感を感じている人は、やはり50代で38.6%と4割近い人が罪悪感を感じているが分かります。
しかし驚く事に、20代はもっと多くて44.3%と4割を超える方が罪悪感を感じながら休日申請をしているそうです。
参照元:(job総研)日本経済新聞との連携で「2023年 日本人の休み方実態調査」を実施しました 2023年10月30日
ワークライフバランスという言葉が浸透しているはずの若者でも、会社を休む事に罪悪感を感じる方が多いのが日本と言う国で働く労働者の姿です。
現在私が勤務している「A型事業所」。
ここは、色々な障がいを持っている人が一般企業への就職をする前に、職業に対するスキル(技術)を身に着けたり規則正しい生活に慣れる為に、1日4時間勤務と言う短時間ながら働ける場所です。
働いている人の障がい特性によって、「体調が悪い」とか「装具が壊れた」など多々起こります。
その時は、事情を電話連絡して正当な理由であれば休めます。
でも、事前に申請していた休み以外に休みの連絡を入れるのは、なんか私は抵抗が有ります。
・体調が悪いのだから、無理して出勤する事は無いよ
と自分に言い聞かせるのですが、申し訳ないと言う気持ちで電話しています。
やはり私も、仕事を休む事に罪悪感を持っているタイプの人間なのかも知れません。
終わりに
昔は、長時間労働をこなす社員を「モーレツ社員」と呼んで賞賛したり、栄養ドリンクのCMで「24時間戦えますか!」などと言うキャッチコピーがもてはやされた時代もありました。
私が新入社員として社会に出たのが1986年(昭和61年)。
あの当時のメーカー系企業は、どの会社も月100時間超えの残業は当たり前。
納期前は、会社に泊まり込みで仕事をしていました。
そんな無茶な生活をしていて身体を壊さない方がおかしいです。
私も入社3年目で、通勤電車の車内でパニック発作を起こしてしまい、3ヶ月の入院と4ヶ月の自宅療養をしました。
今時こんな働き方をさせていたら、家族から訴えられるというか労働基準監督署も黙っていないでしょうね。
現代は少子高齢化で、どの業界も人手不足ですが、今この様な働き方をさせると応募者が来ないと言う事は企業も分かっています。
ですから、最近の求人広告などは「勤務時間・お休みの希望は出来る限り配慮いたします」などと書いているものも多数見うけられます。
なので、皆さんもほどほどに働いて良いのです。
最後に、私が「ほどほどに働いて良いんですよ」と言いながらも、上では「私自身が休む事に罪悪感を感じるタイプなのかも?」と書いている、この気持ちの矛盾。
多分、新入社員として入社した会社での働き方が、自己矛盾を生んでしまったと思っています。
同期入社の仲間を含め、先輩社員も休まず働いている職場。
その様な職場で「休みます」と、堂々と言いづらかった社内の雰囲気で仕事を続けて行くうちに、仕事を休む事に対して罪悪感を持つようになってしまったのじゃないかな?と考えています。
あの時代は、仕事をしたらしただけ多くのお給料をもらえた時代ですが、中には「仕事がキツイ」と言って辞めて行く仲間も多かったです(私も14年でサヨナラしました)。
その後は、企業も働き方改革を色々と試して社員が直ぐに辞めない様に対策を打っていますが、上手くいかない様です。
「働き方」と「休み方」については、企業とそこで働く社員の永遠の課題かも知れません。
私が今までしてきた仕事については、今の事業所に入社した2019年に記事を書いています。
是非こちらもご覧ください。
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