山梨の地から世界中へ…「手話カフェ」にかけるユニバーサルカフェ&レストラン「CORELE(コレル)」スタッフの想い

KEIPE 障害者と健常者が自然に交流できる場所COLERE「コレル」初心者でも気軽に参加でき、楽しみながら基礎を学べる手話カフェイベント コレルスタッフの写真、フレンチトーストプレートの写真、実際の手話カフェの様子の写真

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AKARIの読者の皆様おはこんばんちは。
くまくまパパです(^(エ)^)ノ♪

皆さんは普段、手話に触れる機会はあるでしょうか?
テレビなどで時々見ることもありますが、なかなか気軽に触れる機会はないのではないかと思います。
そんな手話に触れてもらうために、ユニバーサルカフェ&レストラン「CORELE(コレル)」で、聴覚障害をお持ちのスタッフさんの提案により『手話カフェ』が開催されました。

「CORELE(コレル)」さんは、山梨県立美術館内に併設されたカフェ&レストランです。
『手話カフェ』はCORELEの中で働く聴覚障害のあるスタッフの方が、お客さんに手話に触れてもらうイベントとなっていて、大盛況の中、無事に第二回目まで終えています。

今回は、聴覚障害をお持ちの大久保さんと、健聴者のスタッフ田澤さんより手話カフェについてのお話を詳しく伺いました。
我々からの質問を田澤さんから大久保さんへ再度お伝えしていただき、そこから大久保さんに返答いただく形でインタビューを無事に行うことができました。

前編では、「CORELE(コレル)」で行われた『手話カフェ』に訪れたお客さんの反応やおすすめメニュー、普段のコミュニケーションなどについて伺いました。
後編では、お二人の「CORELE(コレル)」との出会いや、手話通訳士が足りていないことについて、また、今後の展望について伺っています。ぜひ前後編併せて最後までご覧ください!

COLERE(コレル)について

レストランコレルの内装(左)と外観(右)

COLERE(コレル)の内装(左)と外観(右)です!

引用元:(山梨県立美術館 )ミュージアムショップ・レストラン | YAMANASHI PREFECTURAL MUSEUM of ART

ゆた:COLEREはどのような特徴がありますか?

大久保:COLEREは、障がい者と健常者が自然に交流できる場所です。
ここでは手話を使ったコミュニケーションを通じてお互いの理解を深め、バリアのない社会づくりを目指しています。

ゆた:COLEREで働いているスタッフは12名中10名が障がい者ですが、その中でも障がい者と健常者のボーダーを引かずに運営していると聞いています。ボーダーがない運営とはどんなことでしょうか?

大久保:私たちは、お互いを対等なパートナーとして尊重する意識を持ち、誰もが自主的に働ける環境を大切にしています。12名中10名が障がい者というスタッフ構成ですが、障がいの有無で役割を分けることなく、それぞれの得意なことを活かして協力しています。

田澤:私たちは障がいを持っている人のことを「利用者」ではなく、「メンバー」と呼んでいます。
「メンバーだからここまでしか出来ない」という考え方は全くなくて、メンバーとサポーターが本当に対等に同じ土俵で話ができるという社内文化ができています。
私も障がいをお持ちの方と触れ合ったからこそ、このレストランに来ると優しい気持ちになれますし、そういう世界観が社会に伝わっていけばいいなって思っています。

手話カフェを企画・開催した経緯と、その反響について

笑顔の男性が女性客に接客をしている

第一回手話カフェの様子

2人の男性が手話を聴衆に向けてやって見せている。

大久保さんがもう一人の聴覚障がいのあるスタッフと講師を勤めました。

画像引用元:(PR TIMES)聴覚障害のあるホールスタッフが「手話カフェ」、山梨県立美術館レストランにて9月21日(日)に開催 2025年8月27日 11時30分


桜鳴:「手話カフェ」を企画・開催するに至った経緯を教えていただけますか?

大久保:今年の11月に聴覚障がい者が集まるオリンピックデフリンピックが東京で開催されるのに合わせて、国が手話を日本語と同じ『言語』として『手話施策推進法』という法律を成立させました。
今までと違って、オープンに『手話を覚えたい』『色んな人と会話もしたい』と興味をもってくれる人が増えたことは良いことだと思います。 
「自分は手話ができるのにもったいない、教える場を作りたい!」と思い、手話カフェを開催しました。

ゆた:8月3日に第1回手話カフェが開催されましたが、開催してみての感想や感じた課題はありますか?
また、初めて手話に触れた人もいると思いますが、どのようなお声がありましたか?

大久保:初めての開催で緊張しましたけれども、参加者の皆さんが積極的に手話でコミュニケーションを取ろうとする姿が印象的でした。
笑顔が溢れ、「楽しかった」「また来たい」という声をいただいたことが、何よりの収穫でした。
改善点としては、もっとスムーズに運営することや、手話初心者へのサポート体制を強化したいなと思っております。

ゆた:実際何名ぐらいの方がいらっしゃったんですか?

田澤:11人ぐらいです。毎回15人を定員で案内を出しているのですが、当日来れなくなったりして、少し減ってしまうこともあります。1回目も、2回目も10人ぐらいの人数でした。

桜鳴:手話カフェを開催するにあたって苦労したこと、工夫したことはありますか。

大久保:手話カフェの企画を宣伝しても、興味を持ってくれる方ばかりではないので、人を集めるのに苦労しました。工夫したことは、相手のペースに合わせてゆっくりと教えていくことです。

ゆた:COLEREで働いている方で手話が実際できる方は、どのぐらいいらっしゃるんですか?

大久保:聴覚障害の2人だけですね(笑)

田澤:2人を講師に付けて教えていて、私達は参加者が聞こえるように、おっきい声で言ったりとか、口元読んでもらったりしていました。大久保さんが会話ができるので、凄く頑張ってくれました(笑)

ゆた: 手話ができる方が2名おられるということでしたが、もう一人の方はどんな方なのでしょうか?

大久保:風間さんという方で、麻痺で脚が不自由なこと以外は普通に手話も出来るし、口頭で話も出来ます。

くまくまパパ:聴覚障がい以外の方では、どんな方がCOLEREで働いているのでしょうか?

田澤:例えば、左半身が動かないとか、高次脳機能障がいの方もいらっしゃいます。
精神障がいの方や知的障がいの方もいます。

ゆた:COLEREでは、1DAYビギナー向け手話教室もありますが、どんな手話教室でしょうか?

大久保:初心者でも気軽に参加できる、楽しみながら基礎を学べる教室です。
この教室では、日常で使える簡単な手話表現や聴覚障がい者とのコミュニケーションのコツを体験することができます。初めての方でも気軽に参加していただけます。

皆さんのお仕事やカフェのメニューについて

くまくまパパ:COLEREさんでは、どのようなメニューを提供していますか?

大久保:メインメニューとかデザートとかいくつも種類があって、その中から選んでご注文いただくスタイルです。

コレルのメニュー

メ イ ン メ ニ ュ ー
レストランコレルのメインメニュー表
デ ザ ー ト メ ニ ュ ー
レストランコレルのデザートメニュー表
ド リ ン ク メ ニ ュ ー
レストランコレルのドリンクメニュー表

画像引用元:(山梨県立美術館 )ミュージアムショップ・レストラン | YAMANASHI PREFECTURAL MUSEUM of ART | グランドメニュー | 20251011 | PDF
画像引用元:(山梨県立美術館 )ミュージアムショップ・レストラン | YAMANASHI PREFECTURAL MUSEUM of ART | ドリンク&デザート | 20251011 | PDF


島川:ちなみに、大久保さんが好きなメニューや、お勧めのメニューなどありますか?

大久保:私はあけぼの大豆のクリームパスタです。

田澤:あけぼの大豆は山梨県産です。レストランのテーマに地産地消も入っています。

おすすめメニュー

あ け ぼ の 大 豆 の ク リ ー ム パ ス タ
あけぼの大豆のクリームパスタの写真
粗 挽 き ソ ー セ ー ジ の ホ ッ ト ド ッ グ プ レ ー ト

甲 州 ワ イ ン ビ ー フ ボ ロ ネ ー ゼ

自 家 製 プ リ ン & ミ ル ク ジ ェ ラ ー ト
自家製プリン&ミルクジェラートの写真

画像引用元:(山梨県立美術館 )ミュージアムショップ・レストラン | YAMANASHI PREFECTURAL MUSEUM of ART


桜鳴:今はバリスタのお仕事をされているそうですが、きっかけはなんだったのでしょうか?

田澤:うちのスタッフに「大久保さんバリスタになったら?」って誘われたんだと思います(笑)

大久保:そうです。誘われました。普段はカフェでコーヒー等を淹れています。
あとは、まだハートしかできないですが、カフェオレのラテアートもやっています。
みんな未経験からラテアートを練習して、4人ぐらいできるようになりました。

島川:大久保さんがハートを作って持ってきてくれたら、めちゃくちゃ可愛いでしょうね(笑)

ハート形のラテアート

大久保さんが実際に作ったラテアートです!

くまくまパパ:COLEREにいらっしゃるお客様はおそらく手話を理解できない方がほとんどだと思いますが、聴覚障がいをお持ちのスタッフの方はどのようにしてコミュニケーションをとっているのでしょうか?

大久保:スタッフとのやり取りは、大きい声でゆっくりと会話しております。
お客様の場合は、聞き取りにくかったら「申し訳ないですけども、もう1回お願いします」と、ゆっくり喋っていただくことをお願いしております。

田澤:私たちは左胸元に、聴覚に障がいのあるスタッフには、COLEREのマークの「耳マーク」を付けています。それで見ていただいたお客様は、分かっていただけるかなと思います。

耳マーク

大久保さんが胸につけているのが耳マークです!

ゆた:キッチンやホールなどお仕事の分担は、どうしているのですか?

田澤:基本的には、ホールやキッチンなど役割分担はしていますが、12人中10人が障がいをお持ちのスタッフなので、ばっさりと役割分担していないです。
忙しい時にはホールの人がキッチンに入るなど、マルチに活躍しています。

くまくまパパ:聴覚障がいの方とのコミュニケーションで一番苦労していることは何ですか?
また、聴覚障がいの方との関わりの中で嬉しかった出来事はありますか?

大久保:自分は唇を読み取るので、マスクをしていると、声だけではちょっと分からないときもあります。そういうときは、「マスクを外してください」ってお願いしています。
嬉しかった出来事は“手話”で「食事が美味しかった」とか、「コーヒーが美味しかった」とか言ってくれることです。

くまくまパパ:それは提供する側からしたら、非常に嬉しい言葉ですね。

お二人のCOLEREとの出会い

島川:大久保さんが、「COLERE(コレル)」に入ろうと思ったきっかけは何ですか?
また、入ってからの、ご自分の変化を感じたことはありますか?

大久保:私は一般就労から少し離れてまして、リハビリの為にKEIPE(COLEREの本社)に入りました。
KEIPEに入るまでは自分からあまり行動することは無かったのですが、入ってからは色々と経験して、自分から発信するようになりました。

田澤:今回の企画も、大久保さんが「やりたい」っていうその一言から始まっているので、昔だったら言ってないかもしれないです(笑)

島川:田澤さんは、このお仕事に携わってみて、価値観が変わったことはありますか?

田澤:めちゃくちゃあります。私は、実は、今年の4月に入社したばかりです。
それまでは、山梨県内の自治体の市役所に12年ぐらいいて、その前は銀行員をやってて、全く障がいを持ってる方と接する仕事はして来ませんでした。
いつからか、「障がいを持ってる方と一緒に働いてみたいな」って思いながら、ずっと他の仕事をしていたんですけど、いい出会いがあって今ここで働いています。
私は本当に「障がいを特別なものにせず、誰もがそこにいていい社会にする」という、KEIPEの理念に惹かれました。KEIPEという会社の中が1つの社会だとしたら、凄くいい社会だなって思っています。

くまくまパパ:田澤さんがこのお仕事に就かれるきっかけ出会いについてお聞かせください。

田澤:私は元々左足に先天性の病気を持っていて、2歳の時に手術をしてるんです。
例えば体育の授業でケンケンができないとか、正座が苦手という程度だったので、生活の中で特に不便なことはほとんどなかったのですが、「自分はちょっと他の人と違う足を持ってる」みたいな感覚が昔からあり、この足を持っていることで、登山などをやるきっかけにもなり、色々なことを考えさせられたりしました。

例えば、障がい者手帳を持っている人が障がい者だとすれば、この足で障がい者手帳が出たら、私はそこから障がい者になります。
そこで、一気に世の中のバイアスがかかるのは凄く嫌な世界だなと思っていて…私も障がい者といえば障がい者だし、障がい者じゃないといえば障がい者じゃない訳で、本当に捉え方で色々な見方ができる経験をしました。
そこから「障がいを持っている方と仕事をしたい、対等に社会を渡っていきたい」という想いが出てきて、ずっと興味がありました。

手話通訳士が足りないことについて

ゆた:聴覚障がい者に対して、手話通訳士がかなり少ないと聞いています。
手話通訳士不足を解決するためにはどんな解決策があると思いますか?

大久保:そのためにはまず、地域の手話サークルや学習者と連携したり、オンラインの通訳の活用も検討していこうと自分は思ってます。
また、COLEREのような場所を通じて手話を学ぶ人を増やしていくことが 、将来的な通訳士の育成にも繋がるのかなと思っております。

ゆた:COLERE来たお客さんが 実際に手話に触れて、その結果「手話通訳士を目指してみようかな」と 考える方が出てくればいいですね。

ゆた:手話を学び、手話で会話ができるようになるまでにどのくらいの期間を有しますか?

大久保:日常会話レベルなら、半年間〜1年程度が目安です。
ただし、実際に使う機会が多いほど上達が早くなると思います。
CORELEでは実践的な環境を提供してるので、楽しみながら自然に身につけられると思っています。

ゆた:手話の魅力とは、何でしょうか?

大久保:手話の魅力っていうのは、英語と同じで、言語として手を動かすので、頭の回転が早くなります。だから、手話で会話する年配の方も結構いますし、まだ60代の人もすこぶる元気ですよ。
あとは内緒話ができるってことですかね(笑)
遠くに離れていても手話で会話ができるというメリットもあります。

ゆた:面白い話ですね!
昔見た映画かドラマで、駅のホームの反対側と反対側で手話で話すシーンが凄く記憶に残ってます。
そのように遠い場所にいる相手とも、手話ができるということですね。


桜鳴:聴覚障害を持つ方の就職も含め将来の可能性をより広げていく為には、今後どのような取り組みが必要だとお考えでしょうか。

大久保:教育や就労の選択肢を増やすために、情報保障の充実が必要かなと思います。
また、手話を日本語と同じ『言語』として認知してもらう活動や、ロールモデルとなる聴覚障がい者の存在を周知する事も大切だと考えております。

CORELEのような交流の場を増やしていき、社会全体の意識を変えていきたいです。

今後の展開について

ゆた:今後「手話カフェ」は、どのように発展させていきたいですか?

大久保:手話をできる人をもっと増やしていきたいなと思います。
手話カフェを毎月一回は計画して、継続的にやろうと思っています。

島川:「COLERE(コレル)」全体としてはどういう未来像を描いてますか?

田澤:「COLERE(コレル)」の元々のコンセプトは、「障がいを持ってる方も持ってない方もここで働けるし、誰でも気軽にここに『来れる』」というもので、名前もそこから来ています。
こんな社会になったらいいな、こんな優しい社会になったらいいなっていうものを、今後も体現していける場所でありたいなと思っています。
県立美術館内にあって、色々なお客様が美術を楽しみに来られるところですが、美術を楽しみながら、このレストランも楽しんでいただければいいなと思っています。
ですので、公的な場所も含めて、そういった「誰もがそこに居て良い社会」を体現していって、それがきっかけで「誰もがそこに居れる」場所や空間が広がっていけばいいな思っています。

CORELEの人気が出て、結果的に「ここにCORELEがあってよかった」と県民の皆さんに言ってもらえるような場所を作っていきたいですし、続ける理由を作っていきたいです。
なので本当にみんなで協力してCORELEの事をもっと知ってもらって、もっとたくさんの人に利用してもらえるようにみんなで頑張っていきたいと思います。

お話を伺った感想

くまくまパパ:私自身も視覚障がいがあって、そして子供も発達障がいなんです。
障がい者、健常者という括り分けじゃなくて、一緒になって成長していけるような世の中になってほしいなと改めて思いました。

ゆた:手話が特別なものではなく、もっと身近に感じられる世界を作っていきたいなっていう気持ちが伝わってきました。
手話教室や手話カフェなどを開催することで、もっと手話を身近に感じられる…そして、知らなかった世界を知ることができるきっかけになるんじゃないかということをお聞きして、面白い取り組みだなと思いましたし、僕も手話とか好きで調べたりしているので、そういうイベントに参加してみたいなって思いました。
ここに来られたお客さんの中でも、実際に手話で会話してみたとか言っていたので、僕も行きたかったなと、そう思えるようなインタビューでした。 ありがとうございました。

桜鳴:今回お話を聞かせていただいて、自分勝手なイメージですが、手話っていうのは凄く難しいものなんじゃないか思っていました。
そして、CORELEさんにインタビューさせていただくにあたって、色々なことを調べたりしました。
自分みたいな手話に対するイメージを持っていた人でも、CORELEさんや手話カフェの様に、手話に触れやすい場があるのは、凄く良いことだなと思いました。
また、お二人がおっしゃっていた「障がいを持ってる方とのボーダーを引かない社会を作りたい」というのは、自分も凄く共感するところがあったので、お話を聞けて良かったなと思います。

島川:私は前職が教師で、特別支援学級の聴覚障がいのクラスを担任をしていたことがありました。
その子の所属している通常学級にも通級で行くんですが、その子が居ないのが当たり前で、その子が居るのが特別という状況だったのです。それはインクルーシブな社会ではないとずっと思っていました。
今回のように障がい者、健常者のどちらでも参加していい手話カフェの取り組みは凄く素晴らしいことだし、大久保さんの願いがこのまま叶ってほしいなと感じながらお話を聞かせていただきました。
今回の記事を通して、ぜひみなさんに知っていただきたい、応援させていただきたいなと思っています。

最後に…

いかがでしたか?
私はかつて聴覚障がいの方と仕事をしたことがありました。
その時はボディランゲージや筆談で何とかコミュニケーションを取ることは出来ていたのですが、『手話』というものに触れることはありませんでした。
しかしながら、もし当時手話が出来ていたなら、もっと色々なコミュニケーションが取れていたかもしれないと今回のインタビューを通して考えさせられました。

もっとたくさんの人に手話に触れてもらいたい…
もっとたくさんの人に手話に興味を持ってもらいたい…
そんな思いで始まったCOLEREさんの手話カフェは、たった1滴の雫に過ぎないかもしれません。
しかし、たった1滴の雫でも、水面に落ちれば波紋となって無限に広がっていきます。
この活動によりKEIPEさんの企業理念にもある「障害を特別なものにせず、誰もがそこにいていい社会」がたった1滴の雫がもたらす波紋のように、山梨の地から日本中、そして世界中に広がり、優しい世の中になっていってほしいものです。

さて、今回の記事はこれでおしまいです。
長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。
執筆担当はくまくまパパでした(^(エ)^)ノ♪

店舗情報

レストランコレルの内装(左)と外観(右)UNIVERSAL CAFE & RESTAURANT COLERE
(ユニバーサルカフェ&レストラン コレル)
 ユニバーサルカフェ&レストラン「 COLERE(コレル)」は、農と食、多様な人の交流で、心を耕す、誰でも “来れる” レストランです。ご来店いただく方も、ここで働く人も、年齢や国籍 、生い立ちや心身のハンデは関係なく、誰でも食事や休憩を楽しめる場になっています。
 名山に囲まれた「山梨」で育まれた多様な農産物の恵みをお楽しみください。

【営業時間】10:00~17:00 (16:30 ラストオーダー)
【電話】055-236-9370(9:00-11:00/15:30-17:00)
ご利用いただける決済方法
■現金

■クレジットカード
VISA/Mastercard/American Express/JCB/Diners Club/Discover

■電子マネー
交通系IC/iD/QUICPay

■コード決済
PayPay/au PAY/d払い/楽天ペイ/Paidy/atone/Apple Pay/Google Pay/PayPal/UnionPay/WeChatPay/Alipay

引用元:(山梨県立美術館 )ミュージアムショップ・レストラン | YAMANASHI PREFECTURAL MUSEUM of ART

気になる言葉たち

あけぼの大豆 本文へ戻る

山梨県南巨摩郡身延町で生産されるブランド大豆です。

参照元:(【公式】あけぼの大豆 ブランドサイト)あけぼの大豆について

デフリンピック 本文へ戻る

デフリンピックとは、デフ+オリンピックのこと。
デフ(Deaf)とは、英語で「耳がきこえない」という意味です。
デフリンピックは国際的な「きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック」なのです。

引用元:(東京2025デフリンピック)デフリンピックとは

手話施策推進法 本文へ戻る

「手話に関する施策の推進に関する法律」が令和7年6月18日に全会一致で成立し、同月25日に公布、施行されました。
 この法律では、手話が、これを使用する方にとって日常生活、社会生活を営む上で、言語その他の重要な意思疎通のための手段であるとしています。
 国や地方公共団体は、手話の習得、使用や手話文化の保存、継承、発展、国民の理解と関心の増進のために取り組むこととされています。

引用元:(内閣府)手話に関する施策の推進

ようするに、簡単に言いますと『手話施策推進法とは、 手話が日本語と同じ大切な「言語」である と国が認め、 国と自治体が中心となって、 誰もが手話を学び、手話でコミュニケーションを取れる環境づくりを進めていくための約束 』なのです。
参考元:手話に関する施策の推進に関する法律(手話施策推進法)概要 (令和7年法律第78号)施行期日:令和7年6月25日.PDF

情報保障 本文へ戻る

障がいを持ってる人でも、健常者と同じように等しく情報を得られるような手段を提供する事により正確な情報の取得を保証すること…
簡単に言えば、『「情報にアクセスできない」という障がいを、提供者側が工夫して解消すること』…それが『情報保障』なのです。

詳しくはこちら…
参考元:(つたわるねっと【株式会社OSBS WP Group】)「情報保障」について【手話通訳/要約筆記】2022.04.28
参考元:(Ayumi)障害がある方への情報保障とは?事例を含めてわかりやすく解説! 2025-05-23

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