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こんにちは、翼祈(たすき)です。
すっかり秋が深まり、スポーツに適した気候になりました。
ランニングなどを楽しむ人が街に増えると思い出すのが「東京マラソン」です。
毎年国内外から多くの方が集まるこのイベントが、2025年も3月2日に開催されました。
その際に多様性の在り方に対応していくため、一般ランナーの性別選択肢に「女性」「男性」の以外にも、性自認がどちらにも該当しない「ノンバイナリー」が、2025年から追加されたのはご存知でしょうか?
今回は、先述の東京マラソンと、トランスジェンダー選手についての話題について、他のAKARIのライターさんと話した内容をお届けします。
『東京マラソン』には、どれ位、「ノンバイナリー」のランナーが参加しましたか?
東京マラソン財団によりますと、一般ランナーの参加者の記録や名簿は、日本人ランナー18人、海外ランナー28人の合計46人が、「ノンバイナリー」のランナーとして登録され、出場しました。
参照元:ハフポスト 東京マラソン、性別選択肢に「ノンバイナリー」を追加。当事者「誰かの機会を奪うものではなく、レースに“価値”を与えたい」(2025年3月1日公開)
同僚のライターsaladさんの想い
先日LGBTQだと公表している同僚のライターsaladさんに、「ノンバイナリー」に関するイベントに関してや、今のLGBTQの議論について、意見を頂きました。
初めに「ノンバイナリー」の方が東京マラソンに参加できることになった話について、意見を聞いてみました。
saladさん
「凄く良いと思います。こういうのは大都市が多いですよね。私の住んでいた場所で周りにLGBTQの話をしても、『何ですか、それ?』としか言われません。
まずは小さなエリアから、LGBTQの方を取り上げたマラソンなどを始めるべきだと思います。
そうすれば自然と、『こういう人もいるんだ』って認知して貰いやすいと思います」
とのことでした。
次に、アメリカでのトランスジェンダー選手の話題についても聞いてみました。
2025年7月1日、アメリカの名門ペンシルベニア大学が男性として生まれ、女性として生きるトランスジェンダーの選手について議論した結果、スポーツ大会に女性選手として参加することを許可しないと決定。
ペンシルベニア大学が、アメリカの現政権の双方と合意を交わしたことを明らかにしました。
ペンシルベニア大学を巡っては、ある問題が起きました。2022年にトランスジェンダー女性のリア・トーマス選手が、ペンシルベニア大学から全米大学体育協会の大会に女性として出場して優勝を飾っていました。この記録も消滅。
参照元:朝日新聞デジタル 米国の名門大、トランス女性の女性スポーツ参加を禁止 米政権と合意(2025年7月2日公開)
このことに関しては、
「体格差があるから、仕方がない面もあると思います。トランスジェンダーの方も、こうしないと自分の身体と心が一致せず、いけないことがあるという認識がありますよ」と言われました。
またLGBTQに関しても、
「性別を変えることは、健康な身体にメスを入れるということです。ホルモンも最初は身体に入れられる一度の適量が決まっていて大変な方法です。
日本ではホルモンを投与するなど、こうでもしないと性別を変えられないので、難しい問題だと感じています」
という、当事者の方にしか分からないお話も聞けました。
『東京マラソン』の「ノンバイナリー」のランナーが走れたことも、LGBTQの方にとって嬉しいことだと初めて知りました。
saladさん、貴重なお話をありがとうございました。
noteでも書いています。よければ読んでください。











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