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こんにちは、翼祈(たすき)です。
この記事をご覧の皆さんは、障害者アートに触れる機会はありますか?
障害者アートは私の中では絵を描くだけではなくTANOSHIKAの広報誌なども、その分類に入るのではないか?と考えています。
私はある日、「なるほどこれも障害者アートか!」と驚いたものが。
それはご当地フォントに選ばれた、3つの『イチカワフォント』でした。
『イチカワフォント』は、アトリエの「あそ美」とNPO法人の「いちぶんネット」が協力した、デザイナーと6名のアーティストの共同プロジェクトです。
・「俺には、できない。難しい〜」と、話していたアーティストの安田さんと遊び感覚で進めてできた「NAOKIFONT」
・一文字一文字クルクルしている字を書く、動物大好き河津さんの「おさるのしっぽふぉんと」
・刺繍や織物表現が得意なアーティストの小杉さんから生まれた「刺し子R」
参照元:ご当地フォント 「イチカワフォント」の魅力を広く届けたい(2025年3月22日公開)
『イチカワフォント』は、どんな想いを背負ったご当地フォント?
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市川市でアート活動をしている障がいのある方と地元デザイナー・障がい者支援事業所、学生などが協力しフォント(文字)とパターン(絵柄)を制作、収益を生みながら社会と繋げ還元する「多様な表現を“わが街いちかわ”の力に変える」ことを目指したプロジェクト
“わが街いちかわ”に集うひとびとの想いや、まちの風景、多様な感性が重なり合って生まれた「イチカワフォント」をぜひ体験しにきてください
画像・文章引用元:いちぶんネット NPO法人 いちかわ市民文化ネットワーク 参加者募集!イチカワフォント&パターン リリースイベント(2025年7月17日公開)
全国には、『イチカワフォント』などご当地フォントが、どんなものがありますか?
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動画・引用元:shibuyafont シブヤフォント 第3回ご当地フォント発表会 produced by SHIBUYA FONT(2025年4月30日公開)
私は入社して間もない頃に、シブヤフォントの記事を書こうとしたことがありました。
シブヤフォントとは、
色んなコトやモノに活用されることで、より沢山の人に渋谷を好きになっていただきたい、障害を抱えている人の活動を知って頂きたい、シティプライドを感じて頂きたいー。
こうした願いがシブヤフォントに託されています。
参照元:シブヤフォント
ただそれを書こうとした時、ライターの支援員さんに、『もう、既に紹介した記事があるから書かなくて大丈夫です』と言われました。
当時は何を書けばいいか、全く理解していなかったので、自分で見つけてきた、シブヤフォントという内容で書こうとしていました。
今と違って、自分の想いを乗せて、以前書かれた方と違う解釈では書けなかった。同じ様な内容を書き続けると、全く違う内容も書けませんでした。
その頃から、ご当地フォントのことを何となく知っていました。
こうやって観ると、『イチカワフォント』だけではなく、色んなご当地フォントがあるのですね。
個性的で独創的なフォントが素敵です。
ご当地フォントに選出されるには、そこにしか出せない強い個性が必要だと思いますが、今後も素敵ご当地フォントが増えていったら嬉しいですね!
TANOSHIKの今はない文化と継承する文化
私が入社して間もない頃、デザイナーさんが『アートの輪』というところで活動し、障害者アートとしてデザインを投稿していたことがありました。実際にそのデザインのクッションを支援員さんが注文して、今も事業所に置いています。
今はSUZURIというところで活動しています。
この間、SUZURIを久しぶりに観たら、あの時よりさらに作品が増えていました。
商品のバリエーションも増え、デザイナーさんの作品に触れることができました。
私が入社した2021年と翌年の2022年に、夏頃からデザイナーさんが、ハロウィンが来る10月の頭から、来客にのためにお菓子と一緒に渡すため、ハロウィンの絵を描いていました。
ここ数年やっていませんでしたが、2025年は久しぶりに復活し、各事業所にて配布があるそうです。
また、私は障害者アートに入るか分かりませんが、TANOSHIKAのデザイナーさんの広報誌で触れることがあります。
AKARIの公式Xとインスタの更新担当などの仕事の関係で、先日からZoomで表紙のコンペのチャットに入れて頂いています。
2025年8月に発行された広報誌があって、私は「表紙の画像は、コンペのチャットから取ればいいかな?」と思っていました。念のため、デザインの職業指導員さんに「使っていいですか?」と聞くと、あることを言われました。
『広報誌のコンペで表紙のデザインが決まりますが、あれで決定ではありません。色々微調整して、手を加えてから、完成するんです。コンペで選ばれたのと、実際に表紙に使われるところが違う部分があるので、見比べると分かりますよ』と言われました。
私はXは2022年から、インスタは2023年から更新担当していて、広報誌もその時からお知らせしていました。
2025年夏に入り、チャットに入ったことで、当たり前にしていたことの裏側を知ることができた。2025年10月でライターになって4年が経過しますが、まだまだ知らないことがあるとワクワクしました。
今回の『イチカワフォント』も、誰かのワクワクに繋がっていくといいなと思います。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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