視覚障害者でも料理を楽しみたい方に特化した『音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE』の特徴とは?

キッチンに立つ、黄色のエプロンをした女性

この記事は約 5 分で読むことができます。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

皆さんは普段料理をされますか?

私は気分に乗らないと滅多に料理はしませんが、料理はどんな人だって楽しみたいものだと思います。たとえ、それが視覚に障害があった方だとしても。今回は、視覚障害を持つ方でも、料理を気軽に楽しめるように特化した

レシピサイトを発見したので、そちらを紹介します!

味の素株式会社が、『音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE』を、ホームページに公開

『音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE』は、視覚障害を抱えている人たちがスマホなどを使って、音声読み上げ機能を活かして料理する、特化したレシピ。「きつね色」など目が見えないと理解できない表現を翻訳したり、読み間違いが起きやすい単語は、平仮名に変更。

それ以外にも、天ぷらが揚がった時の音の変化など、正しく気持ち良く、読み上げられる工夫を凝らしました。

参照元:味の素株式会社 音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE

『音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE』は、いつから公開されましたか?どんなことに特化していますか?

『音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE』の文字と赤い服を着た女性

味の素株式会社は、料理のインクルーシビティ向上を目指し、「音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE」を2月19日(水)に公開します。

見えない人も見える人も、より料理を楽しめるように、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティの協力のもと、全盲の視覚障がい者とともに新しいレシピサイトの在り方を構築。スマートフォンなどの音声読み上げ機能に最適化されたUIUX設計のほか、音で料理を楽しむコツをご紹介します。

『音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE』のロゴ

画像・文章引用元:味の素株式会社 PR TIMES 「きつね色」ってどんな状態?視覚障がい者が料理の音声ガイド役に 味の素㈱から、「音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE」公開(2025年2月19日公開)

私がテレビで見て凄いなと感じたのは、視覚障害を抱えていても、包丁を使ってものを切ったり、火を使って焼いたり、はたまた油で揚げたりする方がいたことです。

包丁も視覚障害を抱えているとも思えない位の手捌きで、例えば学生のお子さんをお持ちなら、朝起きて弁当を作って持たせています。

私は「包丁が怖い」と言って、大人用ではなく子供用を使っているにも関わらず、使うことが苦手です。

手を間違えて切ってしまうのではないか?と、いつも不安になってしまいます。

豆腐の味噌汁を作る時にも、具材は豆腐だけで豆腐は手に持って切らず、スプーンで取ってといた味噌汁の中に入れます。

ある時朝起きて、「ホットケーキが食べたいな」と思って作り始めましたが、自分の中でどれ位の量が的確か分からず、入っていた小袋を全部入れた食べ切れない量を作り、母に怒られました。

またある時は、パスタを作りました。

大袋で分けている分も全部調理した結果、ミートソースが全く足りず、母が『全然、美味しくないよ』と言いました。あれ以来、パスタなど麺類が嫌いだそうです。

以前大学で一人暮らしをしていた時、母が持ってきた調理機器は全く使わず、今は母が使っています。

それでも食べていく上では、料理を作れないとダメです。

また、最近興味のあるレシピサイトを見つけました。今度、しっかり観てみます。

失敗ばかりの私ですが、少しでも料理が作れる様に、この『音でみるレシピ SOUNDFUL RECIPE』を観るなどして、意識を自分の中で変えていける様にしたいなって感じました。

私と違って、研究熱心な母

私の母は研究熱心で、テレビで観たレシピに挑戦したり、ちょっとした豆知識を料理の中に使ったりしています。

入院中暇だった母は同じ部屋の中から、「いつも何書いているの?」と言われる位、紙に文字を書いていました。

それはスマホに表示された、作ってみたいレシピを書き写すこと。

スマホというのはアルゴリズムがあって、ずっとそれを観始めたら表示される仕組みです。それで母が、10冊近いレシピをノートにしたためました。

時々独創的すぎるのもあって、それは美味しくなかったりするのですが、最近は当たりが多くあります。

母の中でヒットだったのは、ホットケーキミックスを使ったもの。

最初はバナナケーキを主に作っていました。

その後、さつまいもやコーンを使う時もありました。

家の中で1番ヒットしたのが、りんごのケーキと同じくりんごのタルトタタンでした。

タルトタタンは砂糖が多いので焦げていましたが、焦げたのも含めて美味しかったです。

今は作る予定はないそうですが、以前私はそんな母を「またレシピ、熱心に書き込んでいるな」と見ている程度でした。

今は美味しいものも多いので、母には今後も継続してレシピを書き続けて貰いたいです。

noteでも書いています。よければ読んでください。

キッチンに立って、料理をする女性

→HOME

キッチンに立つ、黄色のエプロンをした女性

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、薬害で糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、高眼圧症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。