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熱中症に注意をしなければならない季節ですね。
わたしの住む地域は例年より20日ほど早く梅雨が明けてしまい、今年の夏は長くなるぞとげんなりしております。
ニュースなどで、「不要不急の外出は控えてください。」というのを耳にしますが、よく考えてみると、不要不急じゃないと外出しちゃいけないって、本当に異常事態だと思います。
それでも毎日の散歩・・・もといPokémon GOは欠かさないのですが、今まで仕事が終わってからプレイしていたのを、朝の仕事が始まる前の時間帯にずらしてプレイするようになりました。
今のところ体調に影響したことはなく、朝食もしっかり食べ、頭もスッキリした状態で仕事に取り組めているのかな、と思っています。
そして、この季節の散歩に欠かせないのが日傘です。
正直片手にスマホ、もう片手に傘を差すのはなんとも不便で仕方がないのですが、やはり直射日光を遮れるかどうかだけで体感温度って変わるんだなと実感しています。
そんなわけで、わたしが日傘を使いだしたのは1年前なのですが、その頃から疑問に思っていることがありました。
「あれ・・・?なんかどんどん日焼けしてない・・・??」
購入する時はUVカット効果99.9%と書かれていたはずなのに、確実に焼けている・・・散歩していて、現在進行形で焼けていってるのを感じる!
日焼けしたくないから日傘を差しているのに、これでは意味がないじゃないか!!
日傘を差しているのに肌が焼ける理由
①構造上の問題
UVカット効果99.9%の素材を使用している商品であっても、構造上隙間ができていることがあり、万全ではありません。
②反射光
上から降り注ぐ直射日光は防げても、物に反射する光も存在します。
横から反射してくる建物の光、地面から反射してくるアスファルトの照り返しなど、紫外線は360度から襲ってくるのです。
③散乱光
空気中には目に見えない細かなちりや埃が存在しており、それらも日光を反射しています。
散乱光は紫外線全体の約6割を占めており、直射日光よりも多いのです。
なので、日陰に避難していても焼けてしまう可能性があるので、注意が必要です。
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引用元:地表面の反射と紫外線 | 気象庁
以上のことを踏まえると、やはり一番の対策は、日傘と日焼け止めを併用することですね。
近所のスーパーにお買い物くらいだったら日傘でもいいかもしれませんが、30分以上の散歩や通勤の場合は、日焼け止めを使用したほうがオススメです。
さらに、目から強い紫外線が入ると、脳が反応し、シミやそばかすができやすくなります。
紫外線による肌トラブル対策を徹底したい時は、サングラスの着用も忘れないようにしましょう。
日傘の選び方
日傘を選ぶ際に、商品タグをチェックする人は多いでしょう。
そこには遮光率やUVカット率が記載されているかもしれません。
遮光率は光を通さない割合のことで、強烈な日差しを和らげることは可能かもしれません。
しかし、日焼けしなくないのであれば、UVカット率が高いものがオススメです。
そして、近年の気候変動の影響からか、男性でも日傘を使用する方が増えているようです。
『メンズ 日傘』で検索すると、黒い日傘が多くヒットしました。
しかし、黒い色は紫外線を吸収してくれる効果がありますが、同時に赤外線も吸収してしまいます。
熱の吸収を抑えるためにも、日傘を選ぶ時は、表は白に近いもの、裏地が黒のものを選ぶのがオススメです。
日傘にも寿命があった!?
皆さんが使っている日傘は、購入してからどのくらいの期間使用していますか?
日傘を差していても、以前より肌が焼けるようになったなと感じることがあれば、その日傘はそろそろ寿命なのかもしれません。
日傘には、紫外線を反射させたり、吸収したりする薬剤が塗布されているのですが、月日が経てば薬剤も徐々に落ちていき、効果が薄れていってしまいます。
一般的に日傘の寿命は2~3年と言われているので、もし長期間使用している日傘を持っている方は買い替え時かもしれません。
また、雨に濡れると薬剤が落ちやすくなってしまいます。
晴天でも雨天でも両方使えるものもありますが、できるだけ長持ちさせたい場合は用途を分けたほうがよいかもしれませんね。
日傘を差す時と差さない時の違い
実際に日傘で直射日光を遮っていると、やはり体感温度は下がると実感しています。
わたしはPokémon GOをプレイしていますが、日傘を差さなかった時はスマホがかなりの高温になってしまいます。
バッテリーの消費も激しくなるし、充電速度も遅くなる、画面がカクカクになってしまう、いわゆる熱暴走というやつです。
日傘を差せば比較的抑えられるので、やはり熱を遮断する効果はすごいなと思います。
条件によっては、体感温度を-5℃以上下げる効果もあるようです。
しかし、近年の夏の暑さは異常ですね。
暑さ対策グッズも様々進化していて、28℃以下で凍結する首に装着するリングや、冷却装置が付いたハンディファンもありますが、屋外で一度上がった体温を下げるのは容易ではありません。
日傘で日光を遮断して体温が上がるのを予防するのは、原始的な方法ではありますが、とても効果的だと思います。
雨ではないのに片手が塞がってしまう不便さはありますが、普段日焼けなんて気にしないよという方も、この命に関わるような暑さの外出には日傘を持ち歩くことをオススメします。
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