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AKARIの読者の皆様、おはこんばんちは(^^)
くまくまパパです(^(エ)^)ノよろしくお願いします(*^-^*)
6本目となる今回の記事は、掛かり付けの先生が恐れていた網膜剥離『パート2』の続きです。
手術中に何が(゚Д゚;)…入院生活の辛かった出来事とは((+_+))!?
手術中の出来事や時代とともに変わりゆく入院生活の背景、そして、実は手術よりも辛かった入院生活の真相…これらの出来事を三部構成でお伝えしていこうと思います。
ラスト『パート3』となる今回の記事は手術中の辛かった出来事を、手術される側視点で出来る限りリアルにお話していきます。
さらに、この辛かった手術よりも大変だった今回の入院生活の真実もお伝え出来ればと思っております。
最後までお付き合いくださると、テンション上がって次の記事も気合い入ります(`・ω・´)ゞ
※この記事のアイキャッチ画像はGoogleが提供するGeminiというAIに生成してもらいました(´・ω・)ノ
一体何が(;゚Д゚)!?手術中の出来事…
手術室に入るまでは以前記事にした白内障の手術の時と同様に、手術前に何回か点眼をして手術開始1時間ほど前に点滴をします。この時の私は「繋がれた…もう逃げられないヽ(;・∀・)ノ…」なんて考えてました(;^_^A
そして、点滴をしたまま、車いすで手術室まで向かいます。
それから、手術台に横になるのですが、この手術台がリクライニング式(美容院にあるシャンプーする時、後ろに”ウィ~ン”って倒れる椅子です。)だったり、普通の簡易ベッドみたいな処置台だったりします。
私はどちらの手術台も経験があるのですが、今回はリクライニング式の手術台でしたヽ( ・∀・)ノ
ベッドに寝かされた私はまず、穴の開いた布を顔に被せられます。
手術する方の目の位置に穴が開けられているのです。
手術する方の目には瞬きしないように強制的に目を開く金具が取り付けられ、そして、視覚を無くす麻酔の目薬、痛みを無くす麻酔の目薬をさします。
この時は30年前の白内障の手術みたいに注射ではないのです。全て目薬の麻酔で済みました。
正直、注射でブスっとやられる覚悟はしていたのですけどね(;^_^A
顔には布が被せられ、手術する方の目は視覚を無くす麻酔点眼薬をしている…つまり、何も見えない状態です…ただただ、周りの人の話し声が聞こえ…そしてカチャカチャと手術器具の音が響くのみ…妙な静けさを感じました。
手術開始…まず、白目の部分に3つの穴※が開けられるわけですが、その時の手術担当の先生は丁寧に次何をするのか説明してくださいました。
※3か所の穴とは…
1.目の中を照らす為の器具を入れる穴
2.水(灌流液)やガス(医療用の特殊なガス)を出し入れする為の穴
3.手術器具(硝子体の切除や網膜を動かす為の器具など…)を入れる為の穴
です。手術前に説明していただきました (・ω・)ノ
ちなみに、図を用いてもっと詳しく解説してあるサイトがありましたので、もっと詳しく知りたい方はご参照ください(・∀・)ノ
(´・ω・)ノ 【寒川ごとう眼科】硝子体手術 ヽ(・ω・`)
まず、「目に穴を開けますね」と、先生の声…目に針が当たる感覚があります。
私「あ、今刺さった…」…痛みはないのですが、針が刺さる感覚はあるのです。軽く恐怖なのです(;^_^A
次に担当医「レーザーで焼いていきまーす。」…「ガスを入れまーす」と手術がどんどん進んでいきます。所々で「大丈夫ですか?」や「きつくないですか?」などの声を掛けていただきました。
ガス注入の時、手術中の目の中には、白っぽい?…いや透明?…それとも茶褐色?…なんとも表現しづらい色の靄みたいなものが目の中で広がっていくのを感じました。
まるでワープしている間の異空間にいるかのような、不思議な感覚でした(*´ω`*)…
この時の手術は難なく終わりました(;´∀`)…で・す・が…
別の網膜剥離の手術の時(たぶん最初の網膜剥離から数年後の2回目の手術だったと思います)、その当時の手術担当の先生が、手術中に「あっ!!」って叫んだあと、「チっ」っと舌打ちをしたのです( ゚Д゚)
私は心の中で「何があった~~~(;゚Д゚)ノ!!」と叫んでました(; ・`д・´)ノ
その後も、担当医「ん?…あれ無いの?」…「じゃぁこれでいいや…」…
その時も「いいんか~い(; ・`д・´)ノ!!」と心の中で突っ込んでました(;^_^A
そして…次の出来事は 強 烈 に 記憶に残ってます(;´・ω・)…
3回目の網膜剥離の手術の時だったと思います…
何 か が 起 き ま し た (+o+) !!
「これは一体何の修行ですか?助けてくださ~~~いヽ( ;∀;)ノ」
手術中に起きた強制的苦行とは…!?
その時の手術は簡易ベッド式の手術台だったのですが、横になった時の枕の位置が上の方にズレていたのです。たぶん手術担当の先生が手術をしやすいように頭を動かし、枕の位置を調整した結果なのだと思いますけど、後頭部の上の部分だけ枕にちょこんと乗ってる感覚だったのです。首が痛かったのです((+_+))
手術開始直後は「まぁ、ちょっと首が辛いけど、なんとか大丈夫だろう」と思って大丈夫か聞かれた時に「はい、大丈夫です。」と答えてしまったのが運の尽きでした。最初の方は「首がちょっとキツイなぁ」ぐらいでしたが、手術が進行するにつれてだんだん首が痛くなってきたのです。
私の心の声「これ、ちょっときっついぞ(-_-;)…」
私(声がちょっとだけ震えている)「すみません、首が痛いです。」
手術担当医「もうちょっとで終わるから我慢してて。」
私「分かりました…」
それから体感的に10分ぐらい経過したでしょうか…だんだん首がプルプルしてきたのです。
私(声が震えている)「あとどれくらいですか?」
担当医「うん、あとちょっとで終わるからもうちょっと我慢しててね。」
私の心の声「あとちょっとか…それなら我慢出来るかな…」
私(声が震えている)「分かりました。」
それから20分ぐらい経ったでしょうか…
もうここまでくるとプルプルしてるのは首だけではないのです。
体全体がプルプルしだしたのです:(;゙゚”ω゚”):
私(声までプルプル…)「(あと何分ぐらいで終わりますか?)あ゙どな゙ん゙ぷ゙ん゙ぐ゙ら゙い゙で゙お゙わ゙り゙ま゙ずが?」…(「あとどれくらいですか?」とお尋ねしても「あとちょっと…」としか返ってこないので具体的にあと何分か尋ねてみることにしました。)…
あと何分ぐらいだったと思います(゚ω゚)ノ?
私はさすがにあとちょっとが続いていたのであと10分ぐらいなのかなって思ってました。
…… だ が …… し か し ……
手術担当の先生、患者(私)を奈落の底に突き落とす(; ・`д・´)!?…
……………
担当医「う~んとねぇ…あと40分ぐらいかな…」…
私の心の声「…………はい?(一瞬、 思 考 停 止 …)」
私の心の声「あ、あ、あ、あと、よ、よ、よ、40分Σ(・ω・ノ)ノ!!
…全然『あとちょっと』じゃないじゃないですかーーーヽ(# ゚Д゚)ノ
…患者を奈落の底にたたき落としてどうするんですかーーーΣヽ(゚Д゚)ノ
…先生の時間間隔バグってますってーーーヽ(;゚Д゚)ノ」
私(プルプル声)「(分かりました)わ゙がり゙ま゙じだ(((;゙゚”ω゚”)))」
私の心の声「これ、何の鍛錬?…何の修行?…俺、武道家でも修行僧でもないんだけど?ヽ(;゚Д゚)ノ…」
私の心の声「こうなったら意地でも耐えてみせる… 俺 は 負 け ん ( ゚Д゚)ノ!!」←いったい何と戦っているのでしょう(;^_^A
20分経過…
私の心の声「(早くしてくれ~)ば~や゙~ぐ~じ~で~ぐ~れ゙~~~ヽ( ;∀;)ノ」
ついに心の声までプルプルなのです(´;ω;`)
さらに20分経過…
私の心の声「(根性)ご~ん゙~じょ゙ ~~~~!!ヽ((((;゚Д゚))))ノガクガクプルプル」
もう全身汗びっしょりになり、プルプルしながら耐えていました。
すると…
???「あと5分ぐらいで終わるけんねぇ…もうちょっと頑張ってねぇ」…
…と、 まるで天(そら)からの声のように、希望をもたらす救いの響きが……
それは手術担当の先生の声だったのですε-(´∀`*)
担当医「終わったよ~、お疲れ様~」
私(疲れきった声)「ありがとうございましたぁ(;´∀`)」
ようやく…終わったのです。いや~、長かったぁ…ほんっと~~~に長かったのですヽ( ;∀;)ノ
それはまるで、 夜明けを告げる一番星のように、果てなき闇から解放された瞬間なのでした(*´ω`*)♪
手術後の入院生活~あの手術中の出来事よりも辛かった事~
さて読者の皆様、疑問に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか(・ω・)/
この記事のタイトル…そう、手術よりも辛い入院生活です。前回(パート2)お話したあの入院生活の、いったいどこが辛かったのか…今からそれをお話させていただきます(・ω・)/
前々回(パート1)の記事の中で網膜剥離の手術の説明の時に、入院期間は約2週間というお話をさせていただいたのですが、なぜ2週間なのか…目の中に注入したガスが全部抜けてしまうのに2週間ほどかかるというお話でした。
では、その2週間、自由に過ごしていいのか…答えは『NO』です。
常にガスが満タンに入っていればよいのですが、そうはいきません。抜けていきます。
では、抜けた後の目の中に余ったガスはどこへ行くのか…ガスは空気より軽いので、上の方に行きます。
つまりガスが抜けて満タンの状態ではなくなると、目の上の方にしか力が加わらなくなるのです。
網膜は目の奥の方にあります。仰向けに寝てしまったり前を向いている状態だと網膜の方に力が加わらないのです。では、どうすればいいのか…
それは う つ 伏 せ です(; ・`д・´)ノ
網膜剥離は、ガスを注入する手術をした後、ガスが抜けてしまうまでの2週間は『うつ伏せ生活』なのですヽ(; ・`д・´)ノ
ちなみに、手術後2日ぐらいは動きたくても動けません。あまりにも具合が悪すぎて、動けないのです(+o+)
すごく吐き気がするので何回か吐き気止めをもらってました。
あと、手術後麻酔が切れたら『目の内側からめちゃくちゃ小さい小人にハンマーで”ズーン、ズーン”て叩かれてるような』地味~な激痛が走るので、痛み止めも貰ってました(;^_^A
前回(パート2)、入院生活についてお話しましたが、実はあれ、全部 顔 を 下 に 向 け た 状 態 なのです。
食事中も、トイレに行く時も、診察に行く時も、買い物に行く時も、シャワーを浴びる時も、もちろん、ボランティア室に逃亡する時も、さらに 寝 る 時 も です(;・∀・)ノ
うつ伏せで寝たら胸やあばら、お腹などが痛くなるので、面積は大人の上半身がすっぽり収まるサイズの四角形、横から見たら直角三角形の特殊なクッションを敷いて寝てました。
夜中に夜勤の看護婦さんが巡回してこられるのですが、何回か仰向けで寝ていて起こされた事があります。
食事は、下を向いていても食べられるのですが、飲み物が困ったものですね。
上を向けないわけですから…では、どうしていたのか…ストローを使ってました。
お茶やジュースを飲む時はもちろん、みそ汁を飲む時もです。
具を食べた後、ストローで汁を吸ってました。
歩く時は…壁づたいで片方の手を壁に、もう片方の手は前の方にかざした状態でゆっくり歩くという感じです。頭をぶつけると目にもダメージがあるので、それを防ぐためです。
目をぶつけたりでもしたら、それこそ大変ですからねヽ(・ω・)ノ
あと疑問に思われた方もおられるではないでしょうか(´・ω・`)ノ?
上を向けない…前を向けない…下だけを向いてどうやって場所を特定し、目的の場所まで辿り着いて、さらにどうやって病室まで戻っていたのか…
いろいろな方法があります。看護婦さんに連れて行ってもらう…もしくはボランティアの方に連れて行ってもらう※…
※病院にはボランティアの方がおられて、看護婦さんにお願いするとボランティアの方に依頼してくださいました。例えば、買い物代行等です。実際に利用していた方もおられました(・ω・)/
それから、移動図書もありました。本を病室までワゴンで運んできてくださるのです。
そして、気に入った本があったら借りることもできます。
返却は看護婦さんにお願いして、ボランティアの方がナースステーションに取りに来られるという仕組みです。
しかし、私はどちらも違いました。一人で行っていたのです。
そんなことが可能なのヽ(・o・)?
はい、可能です(・ω・)/
床に道しるべがあったのですヽ(・ω・)ノ
ほとんどの病院でそうではないかと思いますが、床にラインが引いてあって色分けしているのです。青いラインを辿ればココ…赤いラインはココ…オレンジはココ…紫は…というように事細かに分かれてました。
前や上を向けなくても、下のラインだったら見えるので、このライン上を歩けばボランティア室に辿り着く…このライン上の先にはコンビニがある、売店がある…と、ほとんど把握していたので、問題なく目的地へ辿り着くことが出来ました(*^-^*)
まぁ、大変でしたけどね(;^_^A
でもでも、普段は病室で大人しくしていましたよ………本当ですよヾ(;・∀・)ノシ💦
そして、せめてもの救いだったのが、私の場合、剝離した箇所が奥の方ではなく左寄りだったので、かろうじて右を向く事だけは許された事です。それだけでもずいぶん違うものです。
2週間のうつ伏せ生活は本当に辛かったです。肩は痛くなるは首はこわばって痛くなるは…「あぁ疲れた~」って大の字にゴロンっていうのが出来ないわけですから((+_+))
もう、2週間、体中に重りがのしかかってる感じでした。
だからこそ…仰向けが解禁されて、久方ぶりに仰向けにゴロンってなった時の開放感は…体が羽のように軽く感じ、 まるで地上の呪縛から解き放たれた鳥が大空を舞っているかのような この上ない安堵感なのでした(*´ω`*)♪
終わりに…
以上…網膜剥離の入院、そして手術の体験談でした。
すごく長くなってしまったので三部構成にさせていただきました(;^_^A
今回の記事でお話した手術の時は本当に大変でした。あの手術を経験してからは、手術台が簡易ベッド式の時は必ず首の下にぐるぐる巻きにしたタオルを敷いてもらうようにお願いしてます(;^_^A
前々回(パート1)でもお話しましたが、網膜剥離はこの3回だけではなく 4 回 目 もあるのです。
そう…この4回目の網膜剥離が、私の右目から光が消えたきっかけになった出来事でした。要するに手術すればすぐに治ると、甘く見ていたのです…手術に慣れ過ぎてしまったのかもしれませんね(-_-;)
このお話は、またの機会にしたいと思いますヽ(・ω・)
…ということで、今回の網膜剥離(パート1~パート3)のお話はこれでおしまいですm(__)m
ここまで読んでくださった皆様、最後までお付き合いしてくださりありがとうございました(*^-^*)
また気が向いた時にでも覗きに来てもらえると嬉しいです(・ω・)/。
くまくまパパでした(^(エ)^)ノ♪
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