運転外来で、緑内障など眼の疾患を持つ当事者が運転を行う上でのサポートを担う! 

運転外来

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

皆さんは視界がクリアで運転できていますか?眼の疾患は色々あり、歳を重ねると緑内障や白内障なども発症しやすく、運転することに不安を抱かれる場合もあるのではないでしょうか?

そんな中、日本には3県しかないそうですが、眼の疾患を持つ当事者が訪れて、運転の不安を解消する【運転外来】というものがあるそうです。

実際にどんな外来なのでしょうか?

今回は兵庫県にある【運転外来】を例に、この外来が持つ意味を発信したいと思います。

【運転外来】ってどんな外来?兵庫県のケースを例に挙げます。

動画・引用:運転外来 西葛西・井上眼科病院

兵庫県の神戸・ポートアイランドにある神戸市立神戸アイセンター病院には、【運転外来】という外来が存在します。余り聞き慣れない言葉かもしれませんが、眼科医の世界では2019年に東京で日本初となる設置がされて、まだ日本では3ヵ所しかない外来となります。外来を受診できる人の対象は、網膜色素変性症や緑内障など色んな疾患で視覚障害を持ち、運転に不安を思っている患者さんです。

神戸アイセンター病院の入口には、白い壁に運転風景のVR映像が投影されるエリアがあります。2021年に開設された【運転外来】ではアクセルやハンドル、ブレーキの模擬装置も設置され、さながら自動車教習所の様な空間が広がっています。

このシミュレーターを使用しながら「運転」して頂き、信号機や一時停止線、飛び出しなどに対応可能かどうかを検査します。

VR映像として用意されたシーンは直進のみの対応のため、操作するのは足元のブレーキとアクセルのみです。「ハンドル操作は必要ないですが、身体の位置をブレない様にするためにハンドルを握って頂いています」と、同神戸市立神戸アイセンター病院の研究員として勤務する男性Aさんは話します。ハンドル上部には機器もついていて、運転中の視線の動きを細部に渡り記録に残します。

コースを完走した後は、リプレイ映像を観ながら運転を振り返っています。

その中でよく交わされる会話がありました。

医師「対向車線から青い車がこちらの車線に来ています。あの青い車を観ている瞬間、赤信号は見えてますか?」

患者「青い車を観ていると赤信号は見えません。先生は赤信号が見えるんですか?」

医師や一緒に受診した患者のその家族が「見える」と回答すると、当事者は驚き、初めて「自分の見え方は周りとこんなにも違うんだ」と気付きます。

なぜこの様な現象が起こるのでしょうか?同神戸市立神戸アイセンター病院の医師の男性Bさんによりますと、人間の脳には「フィリングイン」と言われている機能を持ち、例え視野の一部が欠けていた場合でも周りの景観から情報を補完させ、一続きの様に映してしまいます。

なので、視覚に障害を抱えていても『自分にはちゃんと見えているんだ』と無意識に思い込んでしまいます。また、視覚に障害があると断言されていても、実感として認識しない人も中にはいます」と、同神戸市立神戸アイセンター病院の医師の男性Bさんは警鐘を鳴らしています。

参考:<生老病支>目の疾患で運転が心配な人に…神戸の病院に「運転外来」 視野の障害チェック 神戸新聞NEXT(2023年)

【運転外来】の創始者は、ロービジョンや緑内障を専門とする東京都にある西葛西・井上眼科病院の国松志保医師でした。「【運転外来】は、運転を継続するためでも、運転させないためのものでもありません。初めに自分の現在の見え方を理解して頂くための外来となります」と述べます。

国松医師は【運転外来】の設置したきっかけの1つでは、国松医師自身が2008年に栃木県で実施した緑内障患者の実態調査を挙げています。

実態調査では事故を起こした重症の緑内障を抱える患者さんのほとんどが、自覚症状がないことで、ハンドルを握り続けていた経緯が明らかになりました。そのことを受けて国松医師は、「実際には見えていない」状況を患者さん自身に体験して欲しいと【運転外来】を発案しました。

企業の賛同も獲得できたことで、視覚に障害を抱える人向けのドライビングシミュレーターの開発を推し進めました。研究を積み重ねて、2019年、西葛西・井上眼科病院の入り口に【運転外来】の看板を掲げました。連携して研究に励んできた神戸市立神戸アイセンター病院、新潟大医歯学総合病院にも同様のドライビングシミュレーターを整備し、現在は3ヵ所で臨床研究を継続して行っています。これから先は診療マニュアルを作成し、日本各地への普及を目標とします。

国松医師は「『免許更新の検査も合格して、私は見えているから安心』だと思っていても、自分の視覚障害に気付けないまま事故が発生してしまう恐れもあります。目の疾患の大半は早期に治療を開始することで進行を遅らせることが可能なので、怯えずに眼科を受診して頂きたいと思っています」と発信しています。

運転免許は今も持っていません。

私は20代の頃、精神科のデイケアに行っていた時、家族会の卒業生の講演会で、「40代でやっぱり必要だと思って、免許取りました」の話に、「いつか私も!」と思っていました。

それから数年が経ち、無理だなと思っています。私は発達障害の症状で、東西南北が分からず、地図も読めません。東西南北が分からないので、ものの位置は右左、上下の認識しかありません。

人に道を聞かれたことは1回しかありませんが、「あの建物が目印です」などしか言えず、具体的な道路名も言えませんでした。

父の運転で外に行く時、見慣れた景色以外の道を行くと、いつも「ここどこ⁉︎」と、現在地も分かりません。

TANOSHIKAに入社した際に、家から最寄り駅までの地図を書く時に、人生初の地図を自分の力だけで書いて、あの時はまだ私はスマホではなかったので、地図アプリもなく、頭の中の記憶を辿って、建物名などの名前を埋めていきました。その時も道路名が分からず、母に聞いて書き加えました。

教習所にも行ったこともありませんが、私は母から、「多分筆記も実技試験のための講習も人一倍お金を出して受けないと、免許取れないと思う。まずどれも一発合格は無理かと」と常に言われています。

そもそも私は左耳が感音性難聴で聞こえないですし、遠く小さい音が右耳でさえ聞き取れないので、色んな意味で、免許を取ってはいけない人間だと思います。

私は人から「免許ないと乗るのも無理なんじゃない?」と言われるまで、自動運転の車なら免許なくても運転できるとさえ思っていた人間なので。

免許がないと、自分だけでは近場の移動ですら大変ですが、色々諦めざるを得ません。

今回紹介させて頂きました【運転外来】は、とても良いものだと思います。眼の疾患って、「あれ?何かちょっと見えにくいな」と思っても、「たまたまだろう」と思って、無自覚のまま症状が悪化するケースを多く知っています。

まだまだ【運転外来】を行っている病院が少ないことが残念ですが、この外来があることで必ずしも運転全部を諦めなくても良いかもしれませんし、もっと広がって欲しい外来だなと感じました。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。