TANOSHIKA CREATIVE 諏訪野町の支援員小村さんへ広報誌のインタビューをしました!

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就労継続支援A型事業所TANOSHIKAの広報誌『TANOSHIKA TIMES』制作の中で、TANOSHIKA CREATIVE 諏訪野町の支援員小村さんに、AKARIのライターが取材しました!

小村さんは今、サビ管になるために事業所の中で経験を積まれているところです。

今回は、その辺りも含めて、支援員として働く中で感じていることをお聞きしました。

ぜひ最後までお付き合い下さい!

眼鏡の女性が左手にファイルを持ち右手を挙げている

支援員の小村さん

今回お話を聞いたライターは、(Pink)(どんはれ)(翼祈)(島川)です。

小村さんの回答は太字で書いております。

支援員として

(Pink)TANOSHIKAの支援員になった経緯を簡単でいいので教えて頂けますか?

前職の頃から社長と関りがあったのもありますが、社長の熱い想いに惚れ、TANOSHIKAの支援員になりました。今まで福祉の仕事に携わる中でB型事業所で働いていた経験が長く、A型事業所へのステップアップに携わったこともあります。

A型事業所を利用されている方が今後どのような人生を送っていくのか、A型事業所のことをもっと知りたいという気持ちが大きかったからです。

(島川)福祉業界に興味を持たれたきっかけは何でしょうか?

私の祖母が、「視覚障害」「聴覚障害」を持っている方に、料理を教えるお仕事をしていて、そこで色々興味を持ったのがきっかけです。高校時代に施設のボランティアに行ったり、特別支援学校のイベントや文化祭に行ったり、参加したり、関わるようになって、こういう仕事をしたいなと思ったのがきっかけです。

(島川)この業界に入ってみて、最初のイメージとの違いや、気づきはありましたか?

最初は、障害を持ったお子さんの入所施設で働いていたので、自分の想いを言葉にできない方が多く、そこをどうくみ取るかとか、どうやったら分かってあげられるのかなど、試行錯誤しながら常に考えていました。その中でも、笑顔や成長されている姿を見ると、嬉しいし、やりがいを感じます。

(翼祈)その施設にはどんな障害を持った方がいましたか?医療的ケア児や、小児がんの子もいるような施設でしたか?

色々な方がいましたね。障害者入所施設だったので、そこから特別支援学校に一緒に行ったりしていました。

(どんはれ)障害の種類的な、こういう障害の方を担当してきたとか、傾向があったりするんですか?発達障害的なものなのか。身体障害者的なものなのか。そういったのは関係ないのでしょうか?

傾向としては身体障害者はない、発達障害・知的障害他ですね。身体障害者の方は、学生時代のアルバイトとかでは、移動、ガイドヘルパーみたいな感じで、ヘルパーの仕事とかでは携わったことがあります。仕事でいうと、知的障害・精神障害・発達障害が多いかなと思います。

(どんはれ)身体的なケアをするお仕事ではなかったということでしょうか?介護的な仕事ではなくて、相談支援員的な仕事でしょうか?

最初の方は入浴介助とかしていました。夜勤とかも経験したこともありますし、食事の介助も必要な方がいらっしゃったのでしたりとかしていました。

(翼祈)小村さんは、TANOSHIKA以外にも福祉の仕事をされていたと先程言われましたが、福祉の仕事というのは、いくつかまわれたという話でしたが、利用者さんのお仕事で、はどういった職業、職種が多かったのでしょうか?

B型事業所にいたときは、下請け作業とかが多かったです。お菓子の箱作りとか、自動車部品の一部の組み立てとか、内職的なところです。前職はパソコン系で、CREATIVEと変わらない感じのデザイン系になります。

(Pink)メンバーさんに接する際に、一番大切にされているのはなんでしょうか?

相手の顔を見て話をしたり、話を聞くことです。相手の表情や声のトーンなど細かな変化に気づくことが大切だと思っているので、様子を見ることも意識しています。顔を見すぎる傾向があるため、圧を感じさせてしまっているかもしれません。目を逸らすタイミングが分からないため、特訓中です。

眼鏡の笑顔の女性

(どんはれ)支援員を長年続けてきて、難しいと感じたことはありますか?それをどのように乗り越えましたか?

人と人とが関わるお仕事なので、難しさは感じますが、それ以上のやりがいを感じているから、この仕事を続けているのかなと思います。

どう乗り越えてきたかについては、メンバーさんと話をしていて楽しいと思うし、メンバーさんの笑顔を見て仕事を頑張ろうというところにもつながってくると思います。あとは支援員さんとのチームワークですね。たくさん助けてもらって、乗り越えてきました。

自分1人では絶対解決できないことも、みんなサポートしあいながらしてきたから乗り越えてきたんじゃないかなと感じています。みなさんに感謝です。

(どんはれ)お仕事をされていく中で、印象に残ったメンバーさんはいますか?

挨拶が苦手なメンバーさんがいらっしゃったのですが、段階を踏んで最終的にできるようになったことが印象に残っています。

こちらから挨拶を継続して行って、それが出来たら次は名前を呼んで相手から挨拶が戻ってくるのを待つ。それをずっと継続するうちに、自ら挨拶をされるようになってきて、仕事でも「お疲れ様でした」「ありがとうございました」という挨拶も増えてきました。

時間はかかるかもしれないけど、細かなステップを踏み、継続することで変わってくるんだな、その方にあったステップアップの仕方があるんだなと改めて感じました。

(どんはれ)ご家庭とお仕事の両立は大変だと思いますが、心がけていることはありますか?

心がけていることは、オンオフの切り替えです。オンオフの切り替えは苦手です…笑休む時は思いっきり休む、仕事する時は思いっきり仕事をすること。自分の体を休めるためにも、子どもとの時間を作るためにも必要なことだなと思います。

(Pink)支援員の仕事を辞めたいと思ったことはありますか?もしそうだとした場合、ここまで続けて来られたのはなぜでしょうか?

仕事を辞めたいと思ったことはあったと思います。どういう理由だったかは、思い出せませんが、上手くいかないことがあった時、私この仕事に向いてるのかなとか感じた事はあります。

メンバーさんとのやり取りの中で、自分の想いがメンバーさんに上手く伝わらなかったとか、メンバーさんの想いをくみ取れなかったとかというので、もっとこうしたらよかっのかなとか、いいろいろ一人でため込むタイプなので考えてしまうということもあります。

仕事を続けて来れたのは、メンバーさんの笑顔とかに癒されて、嬉しい、頑張ろうと思いますし、メンバーさんの変化、よい方向に変化している姿とか見ても、関われてよかったとか、そういうところでやりがいや、楽しさを感じてるからだと思います。メンバーさん、支援員さんにいつも支えられています。感謝です。

サビ管候補として働いてみて

(翼祈)どうして小村さんは、将来サビ管になろうと思ったのですか?

自分自身、新たなステップとして挑戦してみたかったからです。メンバーさんの想いや目標に、どうやったらたどり着くんだろう。もっと携わりたい、仕事の楽しみも伝えていきたいと感じたからです。

(翼祈)現在サビ管候補として、どんなお仕事をしていますか?

見学、体験、面接の対応、担当者会議等の参加、給料計算など様々な業務を行っています。

パソコンの前で電話をする女性

(翼祈)2024年から今村さんと一緒に面談や見学者の対応などに同席されていますが、今村さんから学んだことなどはどんなことがありますか?

今村さんは話しやすい雰囲気作りと相手の気持ちに寄り添い、自然な会話から相手の情報を聞き出すことが上手だなといつも思います。相手の状況に応じて、必要な情報を分かりやすくお伝えしており、話す間の取り方や伝え方も勉強させていただいてます。

(翼祈)サビ管候補として仕事をして、印象に残った出来事などございますか?

サビ管としてまだ仕事をしたことがないため、印象に残ったことはありませんが、今は必死に業務を覚えています。

(翼祈)数ヵ月前から面談などに同席する様になって、心境が変わったりとかしますか?

担当者会議などに入らせていただいて、メンバーさんの関係機関の方とのつながりを大切にし、連携を図りながら支援をしていきたいという気持ちが強くなりました。

(翼祈)利用者の方に接する時、何を意識して、面談などをしていますか?

相手の思いを聞き、気持ちを受け止めることや、話し方、相手に伝わる伝え方を意識しています。自分自身、相手に伝えることが苦手なので、どうやったら伝わるのか工夫しながらやっているところです。人と話す時に自分の気持ちを受け止めてくれると嬉しいし、安心して相談できると感じるからです。

(翼祈)サビ管候補として仕事をする上で、難しいなと感じることはありますか?

状況を把握して、判断して動くことです。判断するのに時間がかかるところがあるため、今後の課題だなと思います。

(どんはれ)支援員とサビ管では、何か視点が変わるのですか?

視点は変わりますね。支援員はメンバーさんの支援に結構関わることが多いから、そこに趣を置いて仕事をするというところではあるんですけど、サビ管は全体、事業所全体を管理するということになるので、一部分ではなくて、全体を見てどう動くかということに関わってくると思います。

(どんはれ)それはリーダーシップ的なものを取らないといけないということでしょうか?

そうですね。メンバーさんだけでなく、支援員同士の調整だったり、育成だったりというところも関わってきます。

(翼祈)小村さんは何にでも興味を持って、温かいリアクションで、人の話を聞いて下さる姿がいつも利用者として嬉しいなと感じてホッとします。普段の生活から、その様な優しさを身に付けて来たのですか?

そう言っていただけて、嬉しいです。優しさなのか…興味がある、知りたいという気持ちはあります。みなさんとお話しすることが好きです。色々な情報が聞けて私も楽しいですし、お話をしてくださると嬉しいです。

将来に向けて

(翼祈)小村さんが、将来TANOSHIKAのサビ管として働いていく中で、ずっと心の中で持っていたい信念はありますか?

楽しむ心を持つ。業務で大変になるかもしれないけど、その中でも楽しみを持って仕事が出来たら幸せだなと思っています。

(翼祈)将来サビ管になった時に、こういう風になりたいなど、目標にしている人やイメージしている姿などはございますか?

メンバーさんの視点に立つというのは、常に自分の中での目標です。メンバーさん視点で考えたりとか、メンバーさんがどう考えているというところは、メンバーさんとお話をして、しっかりそこは把握しながら支援につなげていけたらなと思っています。

私自身、完璧を求めようとするところがあるため、完璧を求めすぎない。上手くいかないことがあっても、次どうすれば良いかを考え実行する。仕事をする中で楽しみを見つける。自分の中での目標でもあるし、メンバーさんにも伝えていきたい。

(どんはれ)サビ管になったら、責任が重くなるとは思いますが、プレッシャーを感じますか?どのようなことに気を付けてサビ官としてTANOSHIKAを運営しようと思いますか?

プレッシャーは、感じまくりです笑

メンバーさん、支援員含め、みなさんが働きやすい職場にしたいです。

仕事をしていく中で色々と大変なことはありますが、その中でも楽しみを見つけて、仕事の楽しさも感じられるような職場にしたいです。そのためにも、自分も楽しんで仕事をしていきたいと思います。

笑顔の眼鏡の女性

小村さんご協力ありがとうございました!

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