スペインの学校で提供される「悲しみの教育バッグ」とは

つり橋の上に立って振り返り、何かを見ている、黒い服を着た金髪の少女

この記事は約 4 分で読むことができます。

皆さんこんにちは。Pinkです。IDEAS FOR GOODというサイトのニュースで、気になる記事を見つけました。今回はそのことについて書きたいと思います。

『死とどう向き合う?思春期の子ども向け「悲しみの教育バッグ」がスペインの学校で提供』

以上になります。

「死」と向き合う

この記事を読んで、最近自分も考えていることだったので、とても考えさせられました。若いころは「」というものに対して怖いという感情しかなかったのですが、これまでに様々な人の「」を経験して、自分自身、歳を重ねたこともあると思います。

そうしていくうちに、怖いという感情が少しずつ変わって行きました。記事にもあるように、「」はいつか必ず訪れるものであるからです。もちろん、家族や友人や同僚といった、身内が亡くなってしまうのは、とても寂しく、つらい経験だと思います。

私自身、立て続けに中学の同級生が亡くなったときや、父親が亡くなったときなど、悲しい気持ちがあるのですが、あまりにも突然のことで、涙が出ることもなく、ただ呆然とするしかありませんでした。

しかし、「」と向き合いながらも、「」について話すことが、触れてはいけないようになっていることもあり、「」との向き合い方を前もって学ぶ機会はあまりないそうです。そのため、突然「」を前にして混乱してしまう人も多いのではないかとのことです。

喪服を着た男性の肩に頭を預け、寄り添う女性

参照元:(IDEAS FOR GOOD)死とどう向き合う?思春期の子ども向け「悲しみの教育バッグ」がスペインの学校で提供2025年1月21日

「悲しみの教育バッグ」

スペイン・バルセロナでは、今年から「悲しみの教育バック」という「」との向き合い方を考える教育キットが市内の学校へ提供されることになったそうです。この教材は14歳〜18歳の子どもたち向けに開発されていて、教育現場で使用されるされる予定だそうです。

悲しみの教育バッグ」は次の4つのテーマに焦点を当てた構成となっています。

「悲しみの教育バック」

①多岐にわたる視点からの「人生」

②宗教の多様性と死に関係する儀式

③死を悼み弔うこと

④日常生活とお墓

以上になります。

4つの中でも特に、③の内容が最も詳しく記載されていて、「」を経験し、理解することについてじっくり考えることができるとのことです。また、「」に関する文化的・宗教的な違いを認めながら調査し、異なる文化の理解も促しているそうです。

参照元:(IDEAS FOR GOOD)死とどう向き合う?思春期の子ども向け「悲しみの教育バッグ」がスペインの学校で提供2025年1月21日

机の上に置かれた、何冊もの教科書

最後に

バルセロナでは、「悲しみの教育バッグ」以外にも、「サステナブルな月経バッグ」「気候変動バッグ」など、様々なテーマの教育バッグが提供されているとのことです。

現代の教育だけでなく、たくさんのことを学ぶことができ、「」について話すことが、触れてはいけないことのようになっているのを、「悲しみの教育バッグ」を教材として使用されることは、素晴らしいことだと思います。

これからの教育に期待することができるのではないでしょうか。

参考元:(IDEAS FOR GOOD)死とどう向き合う?思春期の子ども向け「悲しみの教育バッグ」がスペインの学校で提供2025年1月21日

noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみてください!

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つり橋の上に立って振り返り、何かを見ている、黒い服を着た金髪の少女

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