2027年末で蛍光灯の生産は全て終了!全家庭がLEDへ。身近に迫る「2027年問題」。

蛍光灯が光る廊下

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

2024年が終わり、2025年が始まりましたが、今次に「2027年問題」というものが、私たちの生活に身近に迫っていることをご存知でしょうか?

「2027年問題」とは、蛍光灯に関することです。

「蛍光灯ってどんな問題?」と思われた方も多いかと思いますが、2023年に開催された、水銀の環境汚染や健康被害を阻止するための国際会議で水銀を含む蛍光灯の輸出入や製造を2027年末で禁止することが決定し、日本のメーカーでも対応を迫られてきました。

これを受けて、日本で動いたのが、Panasonicでした。

約70年間に渡り生産を続け、日本の家庭を支えてきた蛍光灯に関して、Panasonicは2027年末までに全生産を終了させると決定しました。

これからPanasonicは、省エネ性能の高いLED照明の製造・生産を加速させる運びとなります。

参考:パナソニック 蛍光灯2027年末までに生産終了へ LED生産を加速 NHK NEWS WEB(2024年8月16日公開)

2024年12月24日、政府は、全ての一般照明用蛍光灯の輸出入と製造を2027年末で禁止する政令改正を閣議決定し、蛍光灯の種類に応じて段階的に禁止され、水銀が含まれるボタン電池も対象で、政令は2026年1月から順次施行されます。

環境省によりますと、電球形蛍光灯は2027年1月から、直管蛍光灯は2028年1月から輸出入・製造が禁止となります。2028年以降も在庫品の販売や製品の継続利用はできますが、国はLED照明への計画的な切り替えを発信しています。

国内大手メーカーでは、東芝ライテックとPanasonicが2027年9月末までに蛍光灯の生産を終了すると明らかにしました。2027年12月までにホタルクスも終了の予定だといいます。

参考:蛍光灯、28年1月までに製造禁止 水銀規制改正を閣議決定 日本経済新聞(2024年12月24日公開)

約70年間生産されてきた蛍光灯なので、多くの住宅で今なお使われていますが、実はこの「2027年問題」は、余り知られていないというデータもあります。

今回は、実際にどの位の人が蛍光灯の「2027年問題」に関して知っている?などのデータを紹介しながら、この問題を取り上げたいと思います。

後2年強に迫る中、どれ位の人が蛍光灯の「2027年問題」を知っている?

蛍光灯に対するアンケート結果を表すグラフ 蛍光灯に対するアンケート結果を表すグラフ

蛍光灯からLED照明に替えない理由を聞いたところ、「替えるのが面倒だから」が最も多く25.9%という結果に。

「特に理由はない」と回答した人も25.2%とほぼ同率となり合わせると半数以上。LED照明へ替えない理由も特になく、なんとなく替えていないという人が一定数いることが判明しました。

画像・引用:「蛍光灯の製造・輸出入が終了」することを知らない人が約8割。LED照明に変えない理由は「取り替えが面倒」や「特に理由はない」が約半数。 パナソニック株式会社 PR TIMES(2024年10月21日公開)

かなり大きな問題

家に住んでいて、恐らく「自宅に電気がない」という家庭はないと思います。もしかしたらデスクライトがあったりとかで1ヵ所ない部屋があっても、多くの部屋には天井に蛍光灯が付いていると思います。

私の家もデスクライトや、寝室にちょっとしたルームライトが置いてあっても、ほとんどが天井の蛍光灯です。

家を建てる時に、両親がかなりこだわって、天井の照明機器を選んだことで、被せているカバーが凝ったデザインだったり、電気を消すと星座が浮かび上がるものを選びました。

あの当時は確かにオシャレでした。勿論「2027年問題」の概念なんてない時代。蛍光灯だって、ずっと使い続け、当たり前にこれからもあるものだと思っていたはずです。

それがこの「2027年問題」で、多くの人に影響があるにも関わらず、余り知られていない。

私の家では電力が安くなると言われていながら、LEDは高くて手が出せず、今ある照明機器に合わなくなった蛍光灯は、リユースショップなどに行って、簡易的に照明機器だけ付け替えてきました。

それが蛍光灯自体が生産されなくなる以上、リユースショップで買うこともできなくなって、まず蛍光灯を使わないとのルールに従わないといけないと思います。

「いつかはLEDに変えたいね」と家族の中で言っていたことが、後数年で、全部の照明機器をLEDに変えないといけない。全部変えるには、かなりの金額がかかると思います。

想像もしなかったことって、本当に感覚的にあっという間に、その年が来ますから。「2024年問題」もまだまだ先だと思っていたのに、すぐに来て、もう2024年も終わったという。

この記事では出てきませんが、LEDは寿命が10年程度と言われているらしく、多くの人が慣れ親しんだ、蛍光灯の様に11〜20年、いや半永久的に使用できると回答している。

それが、10年程度。金額が高い上に、そんなに寿命がないことにもショックを受けました。

かといって、蛍光灯が無くなって、LEDだけになれば、この先はずっとLEDのことを意識しないといけない。

金額が高いから買えませんとは、言えなくなる時代が迫っているとなると、かなり焦っています。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。