若者への「エナジードリンク」販売禁止を検討のデンマークについて

片隅に1本置かれたエナジードリンク

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皆さんこんにちは。Pinkです。実は今まで、「エナジードリンク」といえば「オロナミンC」くらいしか飲んだことがないのですが、最近よくコンビニで見かける、パッケージに惹かれた「エナジードリンク」を買おうと思いながら、まだ飲めていない私です。

しかし今現在、日本だけでなく、外国でも「エナジードリンク」に含まれる大量の「カフェイン」と「中毒性」が問題となっています。そのことを考えると、私は、1本飲んだからといって影響があるわけではないと思うのですが、「中毒性」に不安があります。

今回は、IDEAS FOR GOODというサイトのニュースに掲載されていた記事の中から、若者への「エナジードリンク」販売禁止を検討しているという、デンマークについて書きたいと思います。

若者への「エナジードリンク」販売禁止を検討

デンマークでは、18歳未満の未成年者への「エナジードリンク」販売を禁止することが検討されているとのことです。

そのように主張しているのは、子どもの肥満防止や身体的・精神的健康問題の解決に取り組む団体や、デンマーク消費者評議会などの消費者団体だそうです。

エナジードリンク」を飲んでいる子どもは、不安やストレス、自殺願望が強いなどの関係が研究で指摘されており、「カフェイン」と「砂糖」の摂りすぎが睡眠を妨げ、神経系を刺激する原因の一つであるとのことです。

日本でも、数々の身体症状を訴える子どもたちがいることから、「エナジードリンク」による「カフェイン」の過剰摂取が中毒を引き起こし、その先にある薬物依存の始まりになる可能性があるとする研究もあるそうです。

実際に、カフェイン中毒により、5年間に110人が救急搬送され3人が亡くなっているとのことです。亡くなっている人もいることに驚きと悲しみを覚えます。

色々な種類のエナジードリンク

日本におけるエナジードリンク市場

このような現状の中においても、日本におけるこの先5年間の「エナジードリンク」市場は、より一層拡大が予測されているとのことです。理由としては次のことが挙げられるのでは挙げられるのではないでしょうか。

  1.  社会問題となっている「過労死」
  2.  労働環境の厳しさ
  3.  社会の圧力
  4.  学校でのプレッシャー

参照:デンマーク、若者へのエナジードリンク販売禁止を検討。行き過ぎた効率主義に一石を投じるか | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD

上記の理由を読んで、以前会社で働いていた時に、営業の若い男性社員が常に同じ「エナジードリンク」を飲んでいたのを思い出しました。

あまりにも頻繁に飲んでいたので、心配した他の社員が「あまり飲みすぎないようにした方がいいと思うよ。」と言ったところ、「大丈夫ですよ!これ飲むと元気が出るし。」と言って、飲むのを辞めることはありませんでした。

今にして思えば、仕事の「ストレス」や「プレッシャー」を軽くするための、彼なりの対策だったのではないかと思います。

エナジードリンクを手に持っている人

最後に

デンマークでは、販売規制の意見がある中で、規制まで行うのは個人の自由の侵害で、「過保護な政策」だと批判の声もあり、賛否両論を引き起こしているとのことです。

参考サイト:デンマーク、若者へのエナジードリンク販売禁止を検討。行き過ぎた効率主義に一石を投じるか | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD

確かにそれまで普通に飲んでいたものが、年齢制限があるものに変わると、不満も出ると思いますが、健康のことを考えると、年齢制限を設けた方がいいのではないかとも思います。様々な意見がある中、どのような結果になるのかデンマークの今後に注目したいと思います。

関連記事に、ライターのメンバーさんが「エナジードリンク」について書いた記事を挙げています。とても分かりやすいので、併せて読んで頂けると幸いです。

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