令和6年能登半島地震の思わぬ被害〜#障害者を消さない、SNSを通して繋がる新たな取り組みとは〜

能登半島大地震

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どうも、ゆたです。

新年も明け、皆様どうお過ごしでしょうか?

仕事や学校が始まり、そろそろ、疲れが溜まってきた頃かと思います。

風邪に気をつけて、日々を乗り越えて貰えれば幸いです。

さて、話は変わりますが、年明け直ぐの1月1日。多くの人がとあるニュースに釘付けになりました。

それが石川県で起こった『令和6年能登半島地震』です。

__令和6年1月1日16時10分頃、最大震度7を記録する大地震です。

石川県内では、三万戸以上が停電、そればかりか、家は倒壊、その影響で火災にまで発展しました。

これだけでも恐ろしいほどの被害ですが、それ以外にも航空網は乱れて運転見合わせが相次ぎ、通信障害や避難所の物資不足など、多くの爪痕が残りました。

現在把握しているだけでも死者84名、安否不明者179名にも上ります。犠牲になられた方々にはお悔やみ申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申しあげます。

ヘラルボニー ♯障害者を消さない

知的障害者

阪神・淡路大震災。東日本大震災。令和6年能登半島地震。

日本は今までも幾度となく地震の猛威にさらされてきました。

その度、話題に上がるのは避難所の問題です。場所が足りない、物資が足りない、そんなニュースが今後も取り上げられると思います。

そんな中、私はとある取り組みを知りました。

それが株式会社ヘラルボニーの、『#障害者を消さない』という取り組みです。

避難所では多くの方が身を寄せ合って生活しています。

その中には勿論、障害者の方もいらっしゃいます。

2011年の東北大震災では、重度の知的障害を持っている大人や子供200人余りが、避難先を転々としている現状が報道されました。

障害のある人の中には、突然の環境の変化に、対応できず、パニックを起こしてしまう方もいます。

ですが、残念なことに、これらの特性については一般的とは言えず、災害などの非常時における配慮は十分ではなく、このような状況を知る機会はなかなかありません。

そこで、『#障害者を消さない』なのです。

これは障がいのある人が被災地・避難所で本当に必要とする情報を当事者だけではなく、多くの人に知ってもらえるよう、SNSを通して、発信していく活動です。

SNSで#障害者を消さないをタグつけして投稿すると、そこから多くの人が情報を見ることができます。そしてその声は、何が本当に困っているのか、何が必要なのか、そういった点でもかなり生の声に近い情報だと言えます。

参考:ヘラルボニー、障害のある人のための災害情報を届ける活動「#障害者を消さない」を始動

ヘラルボニー公式Twitterでの投稿

実際に多くの情報が発信されています。

それ以外にも。

株式会社ヘラルボニーでは他にも特別サイトがあります。

参考:#障害者を消さない|ヘラルボニー

ここでは、障害がある方の災害情報がまとめてあり、例えば、知的障害者、自閉症の人、外国人などの日本語がわからない・話せない人たちに向けて絵記号を指差してコミュニケーションを取るための「災害用コミュニケーションボード」や障害者の特徴と対応方法を周りに伝えるための「防災カード」などが紹介されています。

それ以外でも、「特定のヘラルボニーの商品を購入した金額の中から寄付をする活動」など、様々な活動がありますので、是非、上記のURLから飛んで確認してみてください。

これからの日本。

今後も日本ではいくつもの大地震を経験することになると思います。

その度に障害者の居場所がない避難所があり続けることは、やはり良くないと私は思います。

この取り組みがもっと多くの人に伝われば、これから訪れるであろう災厄にも、適切な対処が取れると思います。

まずはSNSなどで情報を知り、拡散していくことから始めてみませんか?

以上、ゆたでした。

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2 件のコメント

  • 記事を読ませていただきました。確かに障がい者への配慮ができないのは辛いことです。
    避難所での生活に不安を感じている人にも大事なことかもしれません。これからも記事を楽しみにしています。

    • コメントありがとうございます。地震の被害は連日ニュースで報道されていますが、本当に大変なのは避難所での生活のように思います。私も、障害を持っているので、こういった取り組みがあるというだけでも、心が軽くなります。できるだけ多くの方のストレスが軽減されるよう、私も微力ながら情報を発信していこうかなと思います。もし、また、気になる記事がありましたら、一読してもらえると、嬉しいです。

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