神奈川県の医療法人「つばさ会」の医師が、食物アレルギーだとすぐ分かるリストバンドを開発! 

食物アレルギー リストバンド

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

皆さん、食物アレルギーって怖いイメージですよね?急にそれまで食べられていたものが食べられなくなり、それからは気を付けて生活をしなくてはならず、凄く大変だと思います。

そんな食物アレルギーが誰の目からもハッキリ分かる、リストバンドが開発されました。

食物アレルギーを抱えているお子さんが「誤食」してしまう事故が後を絶ちません。保育園や幼稚園、学校など、親元から離れた場所ではどうすれば予防できるのかー?自身も娘さんの誤食に悩んだ、医療法人つばさ会の理事長で内科医の女性が辿り着いた解決方法は、ある“アイテム”でした。

それは、食物アレルギーがあることが一目で理解できる様に、アレルギー名を記したリストバンドです。

リストバンドには、代表的なアレルギーである、牛乳▽卵▽小麦▽ナッツの4つを見やすく記しました。他の食物アレルギーも書き込みができる様に、無表記のリストバンドも開発しました。

お子さんが身に着けやすい様に素材はゴム製で、成長に合わせ、手首回りの長さは14~17cmの4サイズを用意しました。青と赤の2カラーで、開発者の医療法人つばさ会の理事長で内科医の女性は、「見やすさ重視」にしたといいます。

今回はこの食物アレルギー対策のリストバンドができた経緯についてお伝えします。

食物アレルギー対策のリストバンドが生まれた経緯

画像引用・参考:子どもたちを誤食によるアレルギー症状から守りたい READY FOR

「常に心配は尽きませんでした」。

神奈川県横浜市にある医療法人つばさ会の理事長で内科医の女性は、そう当時を振り返りました。

女性は5人の子どものお母さんで、長女が卵アレルギーを抱えています。卵を使用していないパンをお取り寄せしたり、家族用に卵料理をする時には調理器具を全て長女のために分けたりと、対策を徹底していたつもりでいました。

ですが長女が幼稚園に通園する様になると、友達同士で交換したおやつの時間のクッキーや、給食のパンを誤食してしまう時がありました。長女は唇がパンパンに腫れ上がるなどのアレルギー反応を引き起こし、その都度小児科へと駆け込みました。

近所の公園で知り合ったママ友が、長女にもおやつをくれた時もありましたが、その渡されたおやつには卵が使われていました。急いでママ友に返し、長女の食物アレルギーのことを説明しましたが、あまりママ友はよく分かっていない様子だったといいます。

「その当時、周囲でも食物アレルギーへの理解はあまりありませんでした」と女性は述べます。

5人の子ども達は皆成人し、8人の孫に恵まれました。その孫の2人はナッツ類の食物アレルギーがあって、食物アレルギーの症状を緩和させる自己注射を常に持たせています。

家族と過ごしている家で食物アレルギーを発症したらすぐ対応可能ですが、もし親元を離れていた時にアレルギー反応が出たら…。女性は2人の孫に長女を子育てした時の姿が重なりました。

「ナッツ類を食べて食物アレルギーを発症するケースが増えていますよ」と、同僚の医師から報告が届いたことも、女性の食物アレルギーが書かれたリストバンドの開発に背中を押されました。

3年に1度公表される、食物アレルギーに関連する消費者庁の実態調査の結果からも、そのナッツ類の食物アレルギーの傾向が顕著に裏付けられました。ナッツなど木の実類による食物アレルギーの発症例は、2015年度調査では8位でしたが、2018年度には4位に。2021年度は小麦を上回り、3位になりました。

女性は自身の仕事が落ち着いた2022年秋ごろ、長年アイデアを温めていた、ある“アイテム”の製作に向けてスタートしました。

それは食物アレルギーが書かれたリストバンドでした。

医療法人つばさ会は2023年春、神奈川県内にある保育園や幼稚園などに無料でリストバンドを配布しました。給食やおやつの時間以外にも、災害が発生した時や遠足の時など、外出用としても大活躍をしているといいます。簡単に伸び縮みしやすく、すぐ洗浄できる素材で作られていて保育士からは高い評判を集めています。

「リストバンドは常に身に着けていることができるので、毎日の給食以外に、遠足の時でも保育士が園児の食物アレルギーにすぐ気が付くことが可能になりました」と、とある認可保育園の40代の園長は、リストバンドにこんな期待を込めています。

女性は「警告(アラート)を出せない小さな子ども達のためにも、食物アレルギーに詳しく知らない大人でもハッと分かって、理解を深める契機になれば」と説明します。

参考:アレルギーの子ども、保育園で誤食どう防ぐ?女性医師が考えた解決策 毎日新聞(2023年)

厚生労働省がとりまとめた「保育所における食物アレルギー対応ガイドライン」の中で、原材料を見落としたことや違う人用の配膳のミスをしたことなどのヒューマンエラーが誤食の原因の1つになっていると危惧されています。食器の色を食物アレルギーの子ども達用のものとは変えるなど、誤食を予防できる工夫を行う様に要請しています。

リストバンドのお問い合わせは、医療法人つばさ会が所属する横浜メディカルグループ(045-435-0331)まで。

私の知っている食物アレルギーの話。

ある俳優さんは、カニとエビに軽度の食物アレルギーを持っていて、「体調が悪い時は食べることは避けて」と医師から言われているといい、「今日は体調が良くて、元気だし大丈夫だと思って」と、前に中華料理店でエビマヨや上海ガニなどを大量に食べたと言いました。

すると「途中から顔が腫れ上がって来て、喉がかゆい、じんましんも出て呼吸もしづらくなって。段々気持ち悪くなってしまいました」と重度の症状を引き起こしてしまったといいます。

「薬局でじんましんの薬だけ買って、薬を飲んだら暫くしたら症状が落ち着きました」と大事には至らなかったとテレビで話されていました。

また別の方ですが、重度の甲殻アレルギーを子どもの頃に発症して、大好きだったおばあちゃんのエビフライが食べられなくなりました。

甲殻アレルギーなので食事には気を付けていますが、ある日ロケ弁に入っていて、たまたま知らずに食べてしまった時、噛んだ瞬間「懐かしい感触」と思ったと同時に、「あ、エビだ!」と思って、慌てて吐き出しました。

その方は前出の俳優さんと同じ、カニとエビが食べられず、「食物アレルギーがなければ、ずっと今でも食べたい位、大好きな食べ物だった」とも言われていました。

私は一般人なので、ロケ弁を食べる機会はまずありません。ですが、SNSなどでロケ弁の写真を見かけると、一般的なお弁当同様に、何が入っているか、細かく書かれていることの方が少なく感じます。

ロケ弁なのでスタッフの方は、「この方はこの食物アレルギーがあります」と仕出しのお店に伝えてあっても、伝え漏れや他の人で食物アレルギーのない人用などに、混じってある場合があると思います。

お弁当って何が入っていないか書いていない時、食物アレルギーを持つ人は1回は最低必ず目視で観て、「これなら大丈夫だ」と思って買うと思います。

それ位、特に重度の食物アレルギーの人にとっては、食べることは命懸けで毎回大変です。

そのことにおいても、このリストバンドは、とても素晴らしいアイテムだと思います。まだ全部の食物アレルギーの表記はありませんが、今後食物アレルギーの表記の種類を増やして欲しいなと思います。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。