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お疲れ様です。蒼生(あおい)です。
今回は一年程受給していた生活保護のお話をしたいと思います。
生活保護を受けるまで
私は家から逃げ出すために生活保護を受給していました。申請には猛反対を受けましたが、その時の私はこの家にいたら死んでしまうという思いから、市役所に行き相談をしました。
確か、その時は福祉課から3人でてきて、話し合いをしてくれました。
生活保護を受けるのにも住所がいるから、初期費用がなくて融通のきくグループホームに連絡して、保護申請を行うと良いという結果になりました。
私はその場で電話をして、後日グループホームの部屋を見学をしました。
賃貸マンションの一室で、(セパレートタイプというそうです)部屋もきれいで、不満もなく家から逃げたいという思いから即決します。
クレジットカード分割払いの壁
ひとつ壁がありました。クレジットカードで3万円の支払いがありました。購入したのは私じゃないんですけどね(笑)
その3万円を用意するために一眼レフのカメラを売りました。購入時11万がほぼ使用していなくても3万か、きれいにしていたはずなのになーと思いながら、それで支払いができるならと。
翌日クレジット会社に振込をして、生活保護申請にいきました。
相談と面談
基本的に生活保護を受けるには1回の相談と1回の面談を受けないといけないと聞いたことがあります(本当にそうなのかはわかりませんが)私はその手順で受給しました。
生活保護を受けるには、様々な条件があります。
・世帯収入が〇〇円以下。(市区町村や受ける人数で金額が違うため割愛いたします)
・3親等が援助ができない。
・生活費用半額以上の財産を持っていない 等
働いていても受給はできます。ただし、毎月の収入が最低生活費より下の場合です。
資産を持っていると受給ができない可能性が高いです。
最低生活費の半額以下であれば受給資格はあります。
参照:お金ステーション「生活保護の条件|申請の方法や金額がいくらもらえるのか初心者向けに解説」
他のメンバーが生活保護について書いているものがありますのでぜひお読みください。
はい!生活保護受けてます。
生活保護。〜2023年度から受給額が減少する世帯が出て来る可能性も。横須賀市の取り組みなど〜
話は戻りまして、
保険にひとつはいっていたのですが、少額だったのでそのまま継続して良いとのことでした。ただ給付金がきたらちゃんと渡すことと、話がありました。
質問をいくつかされて、申請しました。2週間程で結果がでて受給資格を得ます。
私は障害者だったため、保護費を少しだけ多くもらうことができました。障害者加算も障害基礎年金2級相当だったためです。年金申請を一緒にしたのですが、年金申請中は加算した金額でもらえていました。等級で金額は変わるそうです。
申請が通ると、市役所の方が部屋を見学しにきました。もともと部屋についていた家電とベッド以外は特になにもなかったので、生活保護での注意点などをきき、ふと私は疑問に思った「お金は貯めていいの?」
この質問に対しての答えはYESでした。ぜひ貯めてくださいと言われました。
抱え込む程はだめですが、少額であれば良いようです。
今ならなにかあった時に自分で対処できるように、かなと思います。
貯めた財源ですが、入居したのはグループホームなので、日中活動が必要になります。
住居を提供してくれた所が運営している就労継続支援B型に通いました。
働いても自分のお金として持ってていい1万5千円を稼ぎ、数万円程度ですが少し貯めました。
東京にいきました
祖母が危篤でこれで会うのは最後になるだろうということで。
ちゃんとケースワーカーさんに相談の上でいきました。
話し合いが少しあったようですが、許可がでました。
やりくりする中からなら良いとのことでした。
貯めていた数万円が役に立った時です。
そして、少しの間をおいて祖母は亡くなりました。葬式にでるためにまた東京にいきました。
葬式は最低限の生活として含まれているため、東京での生活中の補助はないけれど、交通費は領収書をちゃんと渡して、全額補助していただきました。
金銭面的にはすっげえつらかったけれど、最後のお別れができてよかったなと思います。
ほどなくして怪我をしました。入院です。
足の甲の骨を3本折りました(笑)
入院は二か月くらいです。退院するまでにご婦人たちとも仲良くなり一緒に食事にいくこともありました。
保険の給付金は市に納めたのですが、今度は私、引っ越しをしまして、家電を含めた初期費用を支払うために使用しました。
一年で色々やりすぎ😂
引っ越してほどなくしてから、働きはじめました。
その時は別のA型事業所へと。生活保護をはずれ、給料と年金で暮らして行きます。
こんな感じの流れで生活保護を受給し、生活保護を止めるまでにいたりました。
生活保護を受けると、生活はギリギリですが安定します。
生活ができない恐怖はなくなりました。
上でも話したように、ちょっとした外食ならできます。頻度は高くないですが……😢
ケースワーカーさんに素直に話してたら悪いようにはされませんでした。
むしろ親身になって話を聞いてくれました。
実家との交流は頻度は低いですがあります。仲良くできているとは思います。まあ。複雑な所はたくさんありますが……。
頑張ってよかったなと思います。お話していない部分もあるので小さな小話はまだまだありますが今回はこの辺りで失礼します。また次の記事でお会いしましょう。蒼生でした😊
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