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こんにちは、翼祈(たすき)です。
コロナ禍となり、ゴールド免許の更新の講習もオンライン化する方向にどんどん向かっています。私は車の免許を持っていないので直接は関係ないですが、母から聞いたこの新たな仕組みの導入への率直な意見、又便利さと不便さを踏まえて考えます。
令和4年度からゴールド免許、オンライン講習に切り替え 見えて来た背景とは
警察庁は2021年12月9日、優良運転者の免許更新講習のオンライン実施を2022年2月1日から試行すると明らかにしました。北海道、千葉、京都、山口の4道府県が対象。新しい免許証の受け取りには家の近くの免許センターなどを訪れる必要があり、どこまで利便性向上につなげられるかは問題は山積です。2024年度末に計画する全国オンライン講習実施に向け改善点を探し出します。
行政のデジタル化を進める政府が2020年末に改定した、「デジタル・ガバメント実行計画」に盛り込まれた政府の改革となります。
オンライン受講の試行は、5年以上継続して免許を持ち、無事故無違反などの条件を満たす「ゴールド免許」を所持する70歳未満の優良運転者が対象。2022年2月1日以降に誕生日を迎える人が該当します。
2020年は全国で約938万人が優良運転者講習を受け、免許更新時に講習を受けた人の総数(高齢者講習や認知機能検査はのぞく)の約6割を占めました。4道府県での試行は2022年3月31日まで。この2022年2月上旬から最大約7万人のドライバーの受講が見込まれます。
受講の際、本人認証にはマイナンバーカードを使う。受講するドライバーは各道府県警察のホームページから専用サイトにアクセスし、マイナカードに記録されている署名用電子証明書の暗証番号(6~16文字の英数字)を入力。スマートフォンなどでマイナンバーカードを読み取り、ORコードの認証を受けます。マイナンバーカード自体はオンライン講習には使われません。
講習の動画をスマホやパソコンなど、時間を問わず好きな場所で視聴できることが大きな良いところとなります。講習の動画は早送りはできない仕様とするが、再視聴や一時停止も出来るだといいます。動画は3つの章に分かれており、各章ごとにドライバーが自分の顔写真を講習会に送信します。自動の顔認証は行わず、警察職員が事後的に目視でドライバーの免許証の顔写真と照合し、ドライバー当人による受講を確認する仕組みとします。
しかし、オンラインで講習を受けても、視力検査や新免許証の写真撮影、交付のため免許センターなどを訪れる必要が発生するのは現段階の手続きと全く変化ありません。新しい免許証が完成するまで従来通り一定の待機時間は発生すると考えられ、どこまで利便性の向上につながるかは不安性の面もあります。
試行に参加する京都府警はドライバーが来た時にかかる時間を短かくするため、時間帯によってオンライン講座ドライバー向けの専用窓口を設置する仕組みといいます。警察庁はドライバーへのアンケートなどを通じ課題を洗い出し、必要な運用改善に生かします。
警察庁は4道府県を選んだ理由について「オンライン講習を実施するうえでの地域間の均等、都道府県ごとの優良運転者講習のドライバーの人数といった点を考慮した」としています。
警察庁は22年度も北海道、千葉、京都、山口4道府県で試行を続ける仕組みで予算要求しており、21~22年度にシステムの構築や保守運用などで約6億円を投じる計画です。
同庁は企業や組織が専用のクラウド環境を構築する「プライベートクラウド」を整備し、24年度末までに各都道府県警の「運転者管理システム」を移行して集約する方針。将来的には警察手続きのオンライン申請など他のシステムもプライベート向けに統合し、システムを一本化することで警察業務の流動化を目指します。
ゴールド免許のメリット
免許更新でお得になる
ゴールド免許を取得していれば、免許更新でお得になります。更新のための費用・時間が節約でき、場所にも融通が利くのです。
さらに、有効期間も長いため、かなりコスパが良くなります。
グリーン免許やブルー免許と比較しても違いは歴然です↓
ゴールド免許 ブルー免許 グリーン免許 更新費用 3,000円 3,300円 3,850円 講習時間 30分 1時間 2時間 有効期間 5年 3年 3年 更新場所は、基本的に運転免許試験所と運転免許更新センターの2カ所です。ただし、ゴールド免許を取得している方のみ、全国の警察署でも免許を更新することができます。
自動車保険の保険料が割引される
ゴールド免許を取得していれば、自動車保険の保険料が割引されます。保険会社からすると、ゴールド免許を取得しているドライバーはリスクが低いため、保険料を安くできるのです。
具体例を出すと、ソニー損保であれば12%の割引、損保ジャパンであれば12~15%の割引が行なわれています。
このように保険会社ごとに違いはありますが、任意保険の自動車保険は、おおよそ5~20%の割引が行なわれています。
SDカードを取得できる
ゴールド免許でいると、SDカードを取得することができます。SDカードは、Safe Driverカードの略で、安全運転をするドライバーであることを証明するカードです。
このSDカードを所持していると飲食店やガソリンスタンド、旅行など様々な場面で割引を受けることができます。
引用:上池自動車学校
車の講習※母の話より
交通事故のVTRを流す
交通安全の講習DVDを観て説明
視力検査
写真撮影
ゴールド免許で良かった事※母の意見
頻繁に講習に行かなくて良い
自動車保険加入時に割引がある
講習のオンライン化をどう思うか※母の意見
オンラインが出来ない、自分では出来ないかもしれない
講習に行くのは面倒だが、警察で全ての必要な事をしてくれるので、呼ばれただけで免許証を発行して貰え、5年間講習を免除されるから、全て自分でするとなると出来るか心配
母の言い分は凄く分かる
もの凄いネットに長けた方もいますが、基本的に母の年齢になると、そういうのを接して来なかった世代なので、何でもオンライン化は難しいと思います。
両親もスマホにした時、根本的な操作や入れたいアプリに関しては私が調べたり、手伝ったりして、両親も今は普通にスマホが使えてます。
コロナワクチンの時も、私が両親の分も予約したりと、親世代だけで何でもやるのは凄く難しいです。オンライン化は便利ですけど、不便さもありますね。
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警察庁、ゴールド免許更新 講習をオンライン化 2024年度以降に本格導入 マイナンバーカードと連携 日刊自動車新聞(2021年)
noteでも書いています。よければ読んでください。
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