結婚生活 〜北風と太陽〜

久留米

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こんにちは。Mrs.Rでございます。 

 

神か仏か人前か。

結婚式までこぎつけたカップルが永遠の愛とやらを誓い。

これから死がふたりを別かつまで続く果てしないバトルを、

がんばれよ〜と諦観の眼差しで見守る披露宴。

結婚行進曲が軍隊行進曲に聞こえるのは私だけではあるまい。

病める時も健やかなる時も、罵り合いになっても気が狂っても愛してる。

んなワケねーのである。

 

結婚生活とは山あり谷あり、海あり砂漠があり宇宙がある。

このささやかな家庭を、守り抜くことがどれだけ至難の技か、

夫婦の間に勝ち負けはない。これは男と女の鉄則なのだ。

 

側から見ればどうでもいい。

どうでもいいことで壮絶なバトルが開催されるのが、

人間の個性のよくわからない所である。

だが、彼、彼女はそれに人生を捧げていると言ってよい。

その相容れない価値観が存在し、いかに受け入れ、咀嚼し、中和する作業を、

日常的に行う。

時に心が折れそうになるのを、地球規模でイメージを展開して、

あぁ〜私の悩みなんて、ちっさいわ〜 太陽がまぶしぃ〜 青空がきれ〜い

そう、あの空に恋とかしながら。

 

彼と大喧嘩してしまった。

アルアルですね?

ここで、やられたらやり返ス!目には目歯には歯と、ハンムラビ法典、

いわゆる北風政策をとって、冷戦状態に縺れ込んでも何一ついいことはないのである。

ここは世界に名だたる日本女性、大和撫子の真骨頂、

太陽政策をお薦めしたい。お隣の国もウチらを真似たに違いない。

頑なになった、九州男児のハートをそっと温かく包み込む。

夕飯には彼の好きな料理を並べ、笑顔で何事もなかったのように、

「お帰りなさい、疲れたでしょ、食事?お風呂が先でもいいよ、待ってるから一緒に食べよ」(会心の一撃・笑顔)

これでノックアウトしましょう。

心を広くもって、私はグレートマザー。大地母神。(クルっクルっ・自己暗示)

太陽政策。お薦めですよ。

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久留米

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