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こんにちは、金次郎です。
学生時代にしていたアルバイトは、授業が終わってからの短時間勤務でしたので、特に休日と言うのは意識していませんでした。
ですが、新卒で入社した会社で8時間労働プラス毎日残業と言う生活を続けていると、週後半は「早く土日になれ~」なんて思いながら仕事していました。
私が新入社員として就職した80年代半ばは、既に週休2日制が定着していました。
その私が過去に勤務していた会社が、今回の新型肺炎の流行をきっかけに「在宅勤務を基本とするので、会社には出てこなくて良い」となり、更に土日に含めて月曜日も休日にして週休3日制にしてしまいました。
しかしなんと、みずほフィナンシャルグループ(以下:みずほFG)が週休4日制を打ち出し、他の銀行や銀行以外の会社も「みずほにならえ」とばかりに、会社の休日を増やす方向で動き出しています。
週休2日制っていつから?
日本の労働者が完全週休2日になったのは、1992年5月1日に国家公務員が週2日休む事にした事により全職種で完了しました。
2002年からは、小中高の各学校も週休2日になりました。
民間企業で最初に週休2日制を取り入れたのは、松下電器産業(現:パナソニック)の創業者である松下幸之助さんの号令のもと1965年に始まり、その他の大手企業も追随して1980年代には、ほとんどの企業で取り入れられました。
しかし1947年に制定された労働基準法は、現在も「使用者は、労働者に対して、毎週少くとも一回の休日を与えなければならない」と書かれたままです。
これは、完全週休2日制が法的には義務では無いからです。
法的には、月に1回週休2日にすれば良いと言うのが今も適用されています。
私が今まで勤めた職場では
新卒で入社したソフトウェア開発会社は、完全週休2日制でしたが、納期が決まっているソフトウェアの開発と言う仕事の特性から、製品の完成までは土日も休み無く勤務と言う月が多々ありました。
その分、製品の完成後は本来は休みである土日に出勤させてしまった代わりにと言う事で「代休」と言うお休みが有給休暇とは別に取得できていました。
その後に勤めた若者の就職支援の施設やハローワークは、どちらもキチンと休みが取れない会社は「問題あり」と自らが言っている公的組織でしたから、ちゃんと完全週休2日が守られていました。
週休4日制を打ち出した、みずほFGでは
今回、大手金融機関のみずほFGが、選択制とは言えど週休3日や4日を、今年12月から導入しその分社員の給料を減らすと言う会社方針は、新型肺炎の影響で職を失ったり働いている人も在宅勤務がメインになり各種手当が付かなくなって給料の手取り額が減り、それに伴い預貯金額も減ると言う事で銀行自身もダメージを受けており、人件費削減の為にはなりふり構っていられないのでしょう。
銀行以外の日本の各企業も、当初は非正規雇用者やパート&アルバイト等を中心に解雇していましたが、会社やお店を維持して行くだけの仕事やお客が来ず、倒産や廃業に追い込まれしまい、経営者自身も失業者になってしまったと言う方も多いでしょう。
ですからみずほFGに限らず他の銀行も、預貯金や企業等への融資が減ってしまい経営は苦しいはずです。
今回のみずほFGをかわきりに、休日を増やそうと言う会社が金融機関に限らず、この先どんどん増えて行くと思います。
上に書いた様に、私が勤めていた会社も週休3日制にしましたしね。
終わりに
今、私が勤務している障害者作業所の作業員の最終目的は一般企業への就職です。
それで私は、駅やコンビニなどに置いている無料の求人情報誌を取って来たり、インターネットハローワークを見ています。
しかし現状ハローワークの障害者求人を見ても、今勤務している様な障害者作業所以外の一般企業の障害者求人がほとんど無い状態ですし、求人情報誌も昔に比べて凄く薄っぺらになり、私の障害の状態や体調を考えて「ここなら働けるかな?」と思う様な求人も見当たりません。
もちろんそれなりに売上げを伸ばしている会社も存在し、人手が足りない会社もありますけど、上記の様に人件費を減らして何とか生き延びようとしている会社の方が圧倒的に多いです。
ですから「新たに人を雇おうか?」と言う余裕のある会社が少ないのが現在の日本の実情でしょう。
参考元
・週休3~4日の大企業が出てきた! ホワイトカラーはどうなる?
(ITmediaビジネスオンライン) https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2010/19/news054.html
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