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「人間は1日6万回考えていて、その8割がネガティブなことを考えている」というニュースを見たのですが正直ピンと来ないですよね? それだけ考えてればどこかにネガティブはあるだろうし、何より悪い事だとは考えにくいです。
しかし生まれつきの障害だったり、病気でそのネガティブに拍車が掛かり精神を病んでしまい、うつ病などが発症してしまうケースもあると考えました。ネガティブは一回考え込んでしまうとなかなか抜け出せず、とても辛いです。
私もネガティブな方ですが、毎日精神的に疲弊しているかと言われれば、そうではありません。というより「ネガティブのまま1日を終わらせない」ようにしています。
それは毎日「小さな目標を達成する」ということです。
私の小さな目標は筋トレです。3週間目に突入し今もやっています。筋トレといってもムキムキになるためのものではなく、ストレッチという感覚で自分はやっています。なのでキツイには変わりないけど、決してムリはしないという低いハードルを目標にこなしています。笑われるぐらい低くて浅い目標ですが、それなりに充実感があり少しずつこなせるようになってきて、自信のようなものが自然とついてきました。
ということで今回は「小さな目標」を立てる意味やその効果などを紹介していきます。
1.個人が目標を持つ必要性とは
そもそもなぜ人間は目標を持ったり、立てたりするのでしょうか? それは達成感を得るためです。達成感を得ると自信が付きそれを繰り返すことによって、挫折や失敗をしても、また立ち上がるための力がつきます。
しかし仕事で目標を立てるのと個人で目標を持つということは、全く別で仕事だと会社の利益になってしまい、個人の成功や幸福に繋がりにくいです。
目標設定がないことへの危険性
目標を持てないということは「達成できない」と失敗や挫折を恐れているということだったり、費やした時間や労力の「損失の恐れ」でもあります。目標を持った、やったことへの失敗や挫折はありますが、一生懸命やったことへの充実感を大事にすることが、良い経験となって成長させてくれるはずです。
目標を持てないということは成長を止めてしまうということです。なので目標を持つことは個人として必須ですが、目標は大きければ大きいほど続かず失敗や挫折感に拍車をかけてしまいます。そこで「小さな目標」が生きてくるのです。
2.小さな目標の狙いは結果がすぐに分かる
自分の子ども時代を思い返してみてください。3歳ぐらいの子どもに母親が「机の上の鉛筆を取ってきて」と言って、取って来てくれた時に子どもを褒めると喜んだり、嬉しくなったりします。このようにちょっとしたことでも、子どもはやる気が出て自信がつきます。
大人でも似たようなもので、どんな小さな計画でもその通りに実行すれば自信がついて、次も同じように成功するだろうと思えます。こういった体験があればあるほど、やる気が持続します。ですがこういう時、長期的な大きい目標を持ちがちなのです。
例えば健康のため1ヶ月間ウォーキングしようと思った時に、当たり前ですが1ヶ月経たないと計画がうまくこなせたか分かりませんし、できなかった時に情けない感情や落ち込んだりしてしまいます。
なのでその時は「今日は5キロ歩く」や「3日間続けてみる」などすぐに達成できるように日単位で考えてみましょう。
人間は「できない」と思い込んでしまうと、行動する気が起きなくなってしまうので「できない」という、思い込みを直すためには小さな目標を立てて達成することで「できる」という自信を付けるのが、1番イイ方法です。
結果が早くわかることが重要
小さな目標を立てることへのもう1つの利点としては、結果が早く知れるということです。長期的だとやり方自体が間違っていた場合に、修正や方向転換に「やる気」が削がれてやり直すのが億劫になり、辞めてしまいます。しかし小さい目標だと、その方法が間違っていたり見逃しや誤解などすぐに修正、方向転換できて小回りが効きます。
毎日試してその日の結果を見て、問題を毎日修正する癖をつけましょう。そうすれば修正と達成を繰り返し、みるみる自信がつきます。
まとめ・小さい目標とは努力、大きい目標は夢
そもそも最初から一つの失敗もなく、進んでいくことなんて珍しく、そうそうないと思います。成功をしている人も必ず失敗しています。しかし失敗した時の心の疲弊みたいなのは、毎日の修正で軽くなるのではないかと調べていて感じました。失敗に慣れることへの小さな目標でもあるように思えます。
確かに日々生活に追われて余裕がないと出来ないことかもしれません。しかし10分間でもいいのでその小さい目標と向き合うことで、自然とこなして「今日も達成した」と満足感を得られます。
逆に私は達成しないとモヤモヤするようになってきました。寝付きも良くなった気がして、仕事だけじゃ得られない達成感を得て1日を終われる、今じゃ自分には欠かせないノルマとなっています。個人差があるものだと思いますが、自分に合った自分だけの「小さな目標」を立てるのはいかがでしょうか?
参考元・リクナビNEXTジャーナル 習慣マネジメント相談所 関西創作交流会 iDEAR
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