「就労継続支援A型事業所」で働くことについてあらためて考えてみました

水面に光りが差し、そばに置かれた緑色のカップと、開いたままの1冊の本

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皆さんこんにちは。Pinkです。

私は今、就労継続支援A型事業所「TANOSHIKA CREATVE 東町」でライティング業務をしているのですが、早いもので4年目に入りました。

2年前の8月から「note」も書くようになり、この3年の間に「一般就労」への考え方などが変わってきたことに気付いたので、あらためて考えてみることにしました。

note」で初めて書いた記事「A型事業所で働くことの安心感と葛藤」を先に読んでもらえたら嬉しいです。

安心して働ける場所を見つけた私は今

ライティング業務の他にも、生産活動や、広報紙の制作、外部インタビューなど様々な業務にチャレンジすることができています。

しかし、「うつ病」と診断を受けている私には、「適応障害」も持っていることで、先に書いた様々な業務に対しての「不安」がなくなることはありません。

また、ライティング業務の人数も増えたことで、新しく入ったメンバーさんの記事を読むと、いきいきと書かれている様子が目に浮かび、羨ましくもあり焦りを感じます。

最初は私もそうだったのですが、段々新しい記事の題材に困ることが多くなり、試行錯誤しながら記事を書いている状況だからです。

私は「一般就労」でも同じだと思うのですが、3〜4年目というのは、業務にも慣れてきて、任される業務も増えて、後輩の指導をしたりと大変な時期だと思います。

もしかすると、今後を左右する大切な時期でもあり、自分の中でどうしたいのか、考える時期でもあるのではないでしょうか。

テーブルの上に置いてあるノートパソコンで、作業をしている女性

就労継続支援A型事業所で働いていることへの「葛藤」

最近、中学時代の同級生に会うことがあり、近況報告をすることになりました。私はその時、「就労継続支援A型事業所」で働いていることを、未だに恥ずかしいと思っていることがわかりました。

私の他に女性3人だったのですが、皆それぞれ働いていて、子どもさんも成人したり、ずっと頑張っていて、独身で子どもがいない私にとって、羨ましくもありました。

そしてこの瞬間、私の中では皆が「一般就労」しているのに、自分だけが違う。「うつ病」という「障害」を持っている自分を情けなく感じました。

また、今まで何十年も皆と同じように「一般就労」をしてきたのに、なぜ今は違うのかという気持が大きくなりました。皆は私が「一般就労」をしていると思っています。

日頃から、人と比べたり、差別的なことをしないようにしていた自分が、「一般就労」と「就労継続支援A型事業所」を比べていることに気付き、ハッとしました。

就労継続支援A型事業所」で働くことを、自分は「一般就労」できない人間で、恥ずかしいと思っている自分はこのままでいいのかと考えました。

このまま皆に「一般就労」していると思われたままでは、嘘をついていることと同じではないのか。大切な同級生に自分のことを隠したままでいいのかと思い、話そうと決めました。

ただ、これは私の考えであり、「就労継続支援A型事業所」で働いていて、「障害」を持っている人が、友人に自分のことを話さないといけないということではないとも思っています。

そして、後日その中の一人と会った時に、思い切って「うつ病」のことや、「障害者年金」を受給しながら「就労継続支援A型事業所」で働いていることを話しました。

すると、「Pinkちゃんがしっかりしていないとか思わないし、ライティング業務とか私はできないから逆にすごいと思うよ」と言ってくれました。

もしかしたら、違う反応をされることもあったかもしれません。
でもその時、自分が勝手に恥ずかしいと決めつけていたんだと思いました。

カフェで向かい合わせになり、話をしている2人の女性

話せてほっとしたのと同時に、未だに恥ずかしいと思っている自分は、今一緒に事業所で仕事をしている皆に対して失礼なのではないかと思い、今後は恥ずかしいとか思うことをやめました。

これから先私が目指すこと

就労継続支援A型事業所」とは、最終的に「一般就労」を目指す場所です。「TANOSHIKA CREATVE 東町」に入った頃は、私も「一般就労」を目指していました。

しかし、ライティング業務をして4年目に入った今では、定年までこの場所で働きたいという気持ちが大きくなりました。「障害者年金」に対しての「不安」はあります。

私は「精神障害者保健福祉手帳」3級で、2年に一度更新手続きがあり、受給停止の可能性もあるからです。
もしそうなった場合、「TANOSHIKA CREATVE 東町」の給与だけでは生活が厳しくなるため、そのことを考えると「不安」になります。

それでも、私は今の安定して働くことができるこの場所から出たくない気持ちが大きくなりました。

もっと記事を書きたい、生産活動や、広報紙の制作、外部インタビューなどを頑張りたいと思ったからです。

一般就労」を目指す場所にいる私が、今のような考えでいいのかどうかは、正直わからないのですが、無理はしないようにしたいと思ったことと、最終的に決めるのは自分だと思っています。

リラックスして寝ている茶トラ猫

最後に

今回記事を書く中で思ったことは、この3年の間に自分の中で、様々な気持ちの「変化」があったのだと思いました。

一般就労」について、同じように悩んでいる人がいるとしたら、私は、無理はしないようにして欲しいと伝えたいと思います。 

皆それぞれ、抱えている問題や、悩み、状況など様々だと思います。
私見ですが、自分にあった、これならできると思う「対処法」を見つけることができればいいのではないでしょうか。

日々を平穏無事に過ごせることを願っています。

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